REVIEW

マインクラフト/ザ・ムービー【レビュー】

  • follow us in feedly
  • RSS
映画『マインクラフト/ザ・ムービー』ジェイソン・モモア/エマ・マイヤーズ/ダニエル・ブルックス/セバスチャン・ハンセン

REVIEW

「2009年に誕生し、2011年に正式発売されて以来、瞬く間に世界を席巻」している大人気ゲーム“マインクラフト”(通称:マイクラ)がこの度映画化されました。マイクラは「ワールドと呼ばれる3Dブロックで構成されたバーチャル空間の中で、3Dブロックを集めながら自分の好きなように動き、自分の好きなようにものづくりや冒険が楽しめる」北欧生まれのゲームで、2023年には世界売上本数が3億本を突破しました。さらにアパレル、おもちゃと、ゲーム以外にも広く展開され、「クリエイティブ力や創作意欲をふんだんに刺激する」とされる教育版マインクラフトもあるようです(映画公式資料)。

映画『マインクラフト/ザ・ムービー』
映画『マインクラフト/ザ・ムービー』

マイクラのユーザーは、いつも遊んでいるゲームの世界に入り込んだ感覚になるので、一層テンションが上がりそうですね。もし、ユーザーでなくとも、本作を観るとゲームの世界のルールはすぐに理解できるのでご安心を。私も本作でこのゲームを初めて知った一人で、鑑賞後に背景を知り、教育版もある点には合点がいきました。ストーリーの中にも、創造性が要となるシーンがふんだんにあるんですよね。

映画『マインクラフト/ザ・ムービー』
映画『マインクラフト/ザ・ムービー』

ワールドの中にいる生物や物体はすべてもふもふした四角いフォルムで、それを観ているだけでも不思議と癒されます。突如ブロックが出現したり、物体の形態が瞬時に変わったり、ゲーム独特の描写もゲーム感覚をリアルに再現しています。

映画『マインクラフト/ザ・ムービー』ジェイソン・モモア/ジャック・ブラック/セバスチャン・ハンセン

一方、映画好きとしては、ジェイソン・モモアがこれまでの作品とは一風異なるキャラクターを演じている点が新鮮です。また、ジャック・ブラックが歌唱力をやたらと発揮するシーンが挟み込まれている点も良いアクセントになっています。本作は映画だけでも楽しめるのはもちろんのこと、観るとゲームもやってみたくなります。

デート向き映画判定

映画『マインクラフト/ザ・ムービー』ジェイソン・モモア/ジャック・ブラック/ダニエル・ブルックス

気軽に楽しく観られるので、初デートも含めデートで観るのも良いでしょう。映画を観てマイクラに興味を持ったら、一緒にゲームをしてみると盛り上がれそうです。とても可愛い世界観なので、グッズなども販売していたら、お揃いで買って身につけるのも良いですね。

キッズ&ティーン向き映画判定

映画『マインクラフト/ザ・ムービー』セバスチャン・ハンセン

私が観た回の試写会には子ども達が何名か来場していて、鑑賞後に拍手が起こっていました。ゲームのユーザーだったのかは不明ですが、皆さん本作を楽しまれたように見えました。本作では、発明家としての才能を持つ少年ヘンリーが大活躍するので、皆さんは特に彼の目線で楽しめそうです。自分ならどんなものを作るのか想像しながら観てもおもしろいでしょう。

映画『マインクラフト/ザ・ムービー』

『マインクラフト/ザ・ムービー』
2025年4月25日より全国公開
ワーナー・ブラザース映画
公式サイト

ムビチケ購入はこちら
映画館での鑑賞にU-NEXTポイントが使えます!無料トライアル期間に使えるポイントも

© 2025 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.
IMAX® is a registered trademark of IMAX Corporation.
Dolby Cinema is a registered trademark of Dolby Laboratories

TEXT by Myson

本ページには一部アフィリエイト広告のリンクが含まれます。
情報は2025年4月時点のものです。最新の販売状況や配信状況は各社サイトにてご確認ください。

関連記事
  • follow us in feedly
  • RSS

新着記事

映画『君がトクベツ』畑芽育/大橋和也 心理学から観る映画55:推し活がもたらす幸福感『君がトクベツ』

今や「推し活」「推し」という言葉はすっかり浸透しました。なぜ、人が推し活にハマるのかといえば、きっと幸福感があるからでしょう。そこで、今回は推し活が与える幸福感について、『君がトクベツ』のストーリーをもとに考えます。

映画『メガロポリス』アダム・ドライバー/ナタリー・エマニュエル メガロポリス【レビュー】

“ゴッドファーザー”シリーズ、『地獄の黙示録』など、映画史を語る上で欠かせない巨匠フランシス・フォード・コッポラ監督が、私財を投じて製作した本作は、40年もの構想を経て完成…

特製『平成狸合戦ぽんぽこ』ふんわりキーホルダー正吉 高畑勲展 特製『平成狸合戦ぽんぽこ』ふんわりキーホルダー正吉 1名様 プレゼント

映画『ツイスターズ』オリジナルハンディファン 2名様プレゼント

映画『F1®/エフワン』ブラッド・ピット/ダムソン・イドリス 映画『F1®/エフワン』【レビュー】

“地上版〈トップガン〉”という宣伝文句を謳っている本作は、『トップガン マーヴェリック』と同じく、ジョセフ・コシンスキーが監督を務め、ジェリー・ブラッカイマーが製作を…

映画『#真相をお話しします』桜井ユキ 桜井ユキ【ギャラリー/出演作一覧】

1987年2月10日生まれ。福岡県出身。

映画『秘顔-ひがん-』チョ・ヨジョン/パク・ジヒョン 秘顔-ひがん-【レビュー】

タイトルを見ただけでいろいろな想像が掻き立てられるので…

映画『28年後...』アーロン・テイラー=ジョンソン/レイフ・ファインズ/ジョディ・カマー 28年後…【レビュー】

ダニー・ボイル監督×アレックス・ガーランド(脚本)の最強タッグで制作されてきた“28”シリーズは、2002年『28日後…』、2007年『28週後…』と続き、本作で3作目…

映画『バック・イン・アクション』キャメロン・ディアス キャメロン・ディアス【ギャラリー/出演作一覧】

1972年8月30日生まれ。アメリカ出身。

海外ドラマ『アンダー・ザ・ヘブン 信仰の真実』アンドリュー・ガーフィールド アンダー・ザ・ヘブン 信仰の真実【レビュー】

本シリーズは、ジャーナリストのジョン・クラカワーが、アメリカのユタ州にあるソルトレイクシティ郊外の平和な街で1984年に実際に起きた殺人事件を基に書いたノンフィクション小説「信仰が人を殺すとき」を原作として…

映画でSEL:告知1回目 自分を好きになるための【映画でSEL(社会性と情動の学習)】第1回ワークショップ女性限定無料ご招待!

長らく温めてきた【映画でSEL(社会性と情動の学習)】のワークショップをいよいよスタートします! 「自分を好きになる」をテーマに、毎回さまざまな映画から、内容を引用しながら進めていきます。

本サイト内の広告について

本サイトにはアフィリエイト広告バナーやリンクが含まれます。

おすすめ記事

映画『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』トム・クルーズ 映画好きが選んだトム・クルーズ人気作品ランキング

毎度さまざまな挑戦を続け、人気を博すハリウッドの大スター、トム・クルーズ。今回は、トム・クルーズ出演作品(日本劇場未公開作品を除く)を対象に、正式部員の皆さんに投票していただきました。

映画『プラダを着た悪魔』アン・ハサウェイ/メリル・ストリープ 元気が出るガールズムービーランキング【洋画編】

正式部員の皆さんに“元気が出るガールズムービー【洋画編】”をテーマに、好きな作品を選んでいただきました。果たしてどんな結果になったのでしょうか?

映画『キングダム 大将軍の帰還』山﨑賢人/吉沢亮/橋本環奈/清野菜名/吉川晃司/小栗旬/大沢たかお 映画好きが選んだ2024邦画ベスト

正式部員の皆さんに2024年の邦画ベストを選んでいただきました。2024年の邦画ベストはどの作品になったのでしょうか?

学び・メンタルヘルス

  1. 映画『君がトクベツ』畑芽育/大橋和也
  2. 映画でSEL:告知1回目
  3. 映画『親友かよ』アンソニー・ブイサレートピシットポン・エークポンピシット

REVIEW

  1. 映画『メガロポリス』アダム・ドライバー/ナタリー・エマニュエル
  2. 映画『F1®/エフワン』ブラッド・ピット/ダムソン・イドリス
  3. 映画『秘顔-ひがん-』チョ・ヨジョン/パク・ジヒョン
  4. 映画『28年後...』アーロン・テイラー=ジョンソン/レイフ・ファインズ/ジョディ・カマー
  5. 海外ドラマ『アンダー・ザ・ヘブン 信仰の真実』アンドリュー・ガーフィールド

PRESENT

  1. 特製『平成狸合戦ぽんぽこ』ふんわりキーホルダー正吉
  2. トーキョー女子映画部ロゴ
    プレゼント

PAGE TOP