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ブラック・ショーマン【レビュー】

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映画『ブラック・ショーマン』福山雅治/有村架純

REVIEW

累計発行部数1億冊を超えるベストセラー作家、東野圭吾による小説「ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人」が待望の映画化。福山雅治が演じる神尾武史は、かつてラスベガスで活躍した超一流のマジシャンです。だから、華麗なマジックが繰り広げられるシーンは、ライブをそのまま観ている感覚でワクワクします。一方、有村架純が演じる神尾真世は、近々結婚式を控えていながらどことなく不安げな様子が気になります。そんな2人が、ある事件を機に協力関係を築くことになります。

映画『ブラック・ショーマン』福山雅治

原作ファンの方はさておき、まだどんな内容か知らない方は極力前情報を入れずに観ることをオススメします。特に序盤は、神尾武史がマジシャンであること以外知らずに観たほうが、「なぜ、ここにいるの?」という疑問から始まり、「この人達の間にどんな関係があるの?」など、気になるポイントが多く出てきて、物語に引き込まれます。
伏線の回収を楽しめる点も本作の魅力です。何かが引っかかるポイントを記憶しながら観ていくと、早く真相に気づけて達成感が得られるでしょう。ネタバレをされる前に早めに観てください。

デート向き映画判定

映画『ブラック・ショーマン』福山雅治/有村架純

本筋ではないものの、婚約中のカップルにまつわる内容が出てきます。同じように婚約中のカップルは、自分達と照らし合わせて観てしまう部分もあるかもしれません。ただ、気まずいほどではないので、2人とも興味があればデートで観るのもアリでしょう。

キッズ&ティーン向き映画判定

映画『ブラック・ショーマン』有村架純

ある人物のクラスメイトとの関係も重要な要素として描かれているので、感情移入しながら観られる部分もあるでしょう。推理ものは頭の体操にもなるので、一石二鳥です。登場人物の表情や会話など細かいところにも注目しながら観てください。家族や友達と一緒に観に行くと、観賞後の答え合わせで会話が弾みそうです。

映画『ブラック・ショーマン』福山雅治/有村架純/成田凌/生田絵梨花/木村昴/森永悠希/秋山寛貴(ハナコ)/犬飼貴丈/岡崎紗絵/森崎ウィン/丸山智己/濱田マリ/伊藤淳史/生瀬勝久/仲村トオル

『ブラック・ショーマン』
2025年9月12日より全国公開
東宝
公式サイト

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©2025映画『ブラック・ショーマン』製作委員会

TEXT by Myson


関連作

「ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人」東野圭吾 著/光文社文庫刊
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