REVIEW
本作は、キアヌ・リーブス主演の“ジョン・ウィック”シリーズから派生する新たな復讐の物語となっています。幼い頃に父親を殺されたイヴ(アナ・デ・アルマス)は、ジョン・ウィック(キアヌ・リーブス)を生み出したロシア系犯罪組織ルスカ・ロマで、殺しのテクニックを磨き、父親の復讐に立ち上がります。本作は『ジョン・ウィック:パラベラム』とクロスオーバーした時系列で描かれており、「実はあの裏側でこんなことが…」と感じられる場面も登場しています。

辛い過去を抱えながらもイヴがルスカ・ロマで日々厳しい訓練を受け、日に日に強くなっていく姿を観ていると自然と応援したくなります。そして、彼女が殺し屋として現場に立ち、どんなに相手が強くても、瞬時に状況を判断して華麗に戦う姿はとてもカッコ良いです。また、銃や剣などの武器に加え、その場にある物を何でも使って戦うスタイルも印象に残ります。特に終盤では、火にまつわる武器を使いこなして戦うド派手なシーンもあるので注目です。

本作は激しいアクションシーンがとても多く、イヴ役を体当たりで演じたアナ・デ・アルマスの活躍に拍手を贈りたくなります。映画の公式資料によると、彼女は製作のチャド・スタエルスキのスタントスタジオ“87イレブン”で過酷なトレーニングを受けて、本作の撮影に臨んだそうです。他にも本作には、“ジョン・ウィック”シリーズでお馴染みの、アンジェリカ・ヒューストン、イアン・マクシェーン、キアヌ・リーブスが出演しており、新たにガブリエル・バーン、ノーマン・リーダスも出演しています。

“ジョン・ウィック”シリーズを観ている方にとっては新たな発見がたくさんあると思います。そして、シリーズを観ていない方でも物語には問題なく付いていけるので純粋に楽しんでご覧ください。もし本作を気に入ったらキアヌ・リーブス主演の“ジョン・ウィック”シリーズを観てみるのもオススメです。
デート向き映画判定

アクション好きのカップルならデートで観るのにピッタリの作品です。氷や雪の上でのアクションや、さらに火を使ったアクションまであらゆるアクションシーンを堪能できます。鑑賞後にお気に入りのアクションシーンについて話すと盛り上がりそうです。
キッズ&ティーン向き映画判定

R-15なので15歳になってからご覧ください。15歳以上のティーンは、アクション映画として楽しめるのではないでしょうか。幼少期に辛い経験をしたイヴが、修行の末に殺し屋としてどんな活躍を見せるのか注目です。また、謎な要素も多いので、想像力を働かせて自分なりに展開を推測しながら観ても楽しめると思います。

『バレリーナ:The World of John Wick』
2025年8月22日より全国公開
R-15+
キノフィルムズ
公式サイト
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TEXT by Shamy
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情報は2025年8月時点のものです。最新の販売状況や配信状況は各社サイトにてご確認ください。

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- イイ俳優セレクション/ガブリエル・バーン
- イイ俳優セレクション/キアヌ・リーブス
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