映画『バレリーナ:The World of John Wick』ジャパンプレミア:アナ・デ・アルマス、レン・ワイズマン監督、角田夏実(柔道家/パリ五輪金メダリスト)
大人気シリーズ“ジョン・ウィック”の世界観はそのままに、新たな主人公の物語が描かれる映画『バレリーナ:The World of John Wick』が、8月22日より全国公開となります。その公開を記念し、主演のアナ・デ・アルマスとレン・ワイズマン監督が来日し、ジャパンプレミアが開催されました。

アナ・デ・アルマス:
コンニチハ(日本語)!私達は日本の皆さんにも早く観ていただきたいとずっと思っていたのでワクワクしていますし、皆さんが“ジョン・ウィック”シリーズの大ファンであることも知っています。この作品を観て絶対にがっかりさせません。この映画を観ていただいたら本当に楽しいアトラクションに乗っているような気持ちになると思います。私はこの作品にすごく誇りを持っています。撮影現場は本当に楽しくて、10年前から知っているキアヌ・リーブスと改めて共演という形でこの作品に携われたので、特別な想いがあります。セットの中にババヤガ(=ジョン・ウィック)がいたわけですからね。本当に最高でした。ぜひ楽しんでください!
レン・ワイズマン監督:
コンニチハ(日本語)!今アナが言ったことはすべて私の言いたかったことです。私達は努力してこの映画に本当に良いエネルギーをすべて注ぎ込みました。皆さんに観ていただけることに、とてもワクワクしています。皆さんこの映画を観ながら、緊張したり、驚いたり、ちょっと怖くて手で目を覆ってみたり、大笑いしたりと、本当にいろいろな感情になって楽しんでください!

MC:
最初にこの映画のオファーをいただいた時の心境を教えてください。
アナ・デ・アルマス:
元々私自身“ジョン・ウィック”シリーズの大ファンだったので、すごくワクワクすると同時に、少し緊張感もありました。やはり“ジョン・ウィック”シリーズは、皆さんと共感したり、繋がることができる作品だったので、それと同じような作品を作らなければと思ったからです。でも、私が演じたイヴというキャラクターにすぐに惚れ込み、私にとってすごく特別な体験になりました。ストーリーテリングも作品作りも本当に楽しかったので、すごく誇りに思っています。
レン・ワイズマン監督:
僕にとって本当にスリルがあり、ワクワクするようなことでした。それと同時に皆様からの期待が大きいので、大きな挑戦でもありました。また、このシリーズにすごく尊敬をしている方がいっぱいいて、僕もその1人なんです。映画への尊敬、そしてトーンのユニークさ、非常に機転の利いたアクションがありますし、本当に何十年に一度といえるくらいレベルの高いアクションだと思います。アナも僕も少し病的なくらいチャレンジすることが大好きなんです。チャレンジがあるからこそ、自分達の創造性の燃料になるので、思いきり楽しんで作りました。作るのは本当に大変でしたが、この映画を作る旅路は本当にワクワクしたので、皆さんもぜひ楽しんでください。

MC:
本作の重要なキャラクターとしてジョン・ウィックが登場しています。キアヌ・リーブスさんとのお仕事はいかがでしたか?
アナ・デ・アルマス:
本当に楽しかったです。キアヌ自身が一緒にいて本当に楽しい方で、共演するパートナーとしても素晴らしかったです。とても心が広い方で、自分の考えを押し付けるのではなく、こちらのやりたいことをしっかりと見極める余地を作ってくださいました。また、彼にとってもジョン・ウィックのスーツを着ることは、きっと特別なことだったのではないかと思います。
レン・ワイズマン監督:
すごくエモーショナルなカムバックだったよね。
アナ・デ・アルマス:
本当にそうです!キアヌとの仕事はリハーサルから撮影まで、1秒1秒を本当に楽しみました。

レン・ワイズマン監督:
彼の中にはすごくおもしろいコンビネーションがあるんです。ものすごく集中して本当に過酷なトレーニングをすると同時に、子どもみたいに映画を作ることがとにかく大好きという気持ちの両方があるんです。人に対してものすごく寛大で気前の良い俳優で、自分のベストなものを人に与えたいと思っていて、でも自分にはすごく厳しいところがあるんです。なので一緒に仕事をしていてとても楽しかったです。彼は本当に特別で、もっとたくさん良いことを言いたいくらい素晴らしい人です。
その後、柔道女子48キロ級でパリ五輪金メダリストの柔道家、角田夏実がゲストとして登場し、花束を贈呈しました。
角田夏実:
皆さん、こんにちは。本日はこのような機会をいただけてとても嬉しく思います。私自身、本当にこのシリーズ大好きなんです。アクションで投げるシーンが出た時にはちょっと嬉しくなりますし、戦いを観ていて私自身も強くなれた気がします。劇中のアナさんのアクションのキレが本当に素晴らしかったのですが、あそこまで作り上げるのにどのくらいのトレーニングをされたのでしょうか?
アナ・デ・アルマス:
角田さんならきっとどのくらいトレーニングをしたら良いのか知っているのではないでしょうか(笑)。今回は撮影の3、4ヶ月前からトレーニングを始めました。本当に厳しいトレーニングをして、L.A.で準備をしていた時は、製作のチャド・スタエルスキの“87イレブン”のスタントチームとトレーニングをして、その後撮影でプラハに移ってからも継続してトレーニングをして撮影に臨みました。テイクの間にもアクションについて学び、オフの時もトレーニングをしていたので、本当に大変でした。

角田夏実:
すごいですね!監督は、女性のアクションを監督する上で、気をつけたことはありますか?
レン・ワイズマン監督:
すごく大事だったのは、アクションがリアルであるということです。この映画自体がかなり大仰なところがあるので、キャラクターをリアルに見せたかったし、ファイトシーンの痛みも生々しく感じさせたかったんです。僕はイヴというキャラクターをスーパーヒーローにはしたくありませんでした。カッコ良いだけで痛みがないというのは嫌だったので、イヴは痛みを感じているし、皆さんもご覧になってしっかりと痛みが伝わってくると思います。イヴは本当にカッコ良いのですが、時にはやられてしまうこともあるので、そこも楽しんで欲しいです。
さらに角田夏実からお二人の名前が入った柔道着がプレゼントされました。
MC:
アナさんは劇中赤い道着を着ていましたが、今柔道着を着てみていかがですか?
アナ・デ・アルマス:
本当に気に入っています。実際に現場で着ていたものよりも全然綺麗ですし、こっちのほうが良いです(笑)。赤い道着のシーンといえば、相手にすっかりやられてしまったシーンもあれば、男性を何人か倒したシーンもあります。
最後は映画のヒットを祈願して鏡開きをしました。

MC:
最後にこれから映画をご覧になる方へアナさんより一言メッセージをお願いします。
アナ・デ・アルマス:
ポップコーンを持っているのであれば、時は今来たと思ってください!本当に楽しんでご覧いただきたいですし、後から感想もぜひ聞かせて欲しいです。アリガトウ(日本語)!

アナ・デ・アルマスは、トーク中も時々会場内のファンに手を振り、とても微笑ましかったです。また、アナ・デ・アルマスと監督は、今回の日本滞在を楽しんでいたそうで、「日本の食事は危険なほど美味しい!」とコメントする場面もありました。お二人が太鼓判を押すアクション、そして“ジョン・ウィック”シリーズの新たな物語をぜひ劇場でお楽しみください!
『バレリーナ:The World of John Wick』ジャパンプレミア:
2025年8月7日取材 PHOTO&TEXT by Shamy

『バレリーナ:The World of John Wick』
2025年8月22日より全国公開
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情報は2025年8月時点のものです。最新の販売状況や配信状況は各社サイトにてご確認ください。
