REVIEW

ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋

  • follow us in feedly
  • RSS
映画『ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋』シャーリーズ・セロン/セス・ローゲン

シャーリーズ・セロンがめちゃめちゃ美しくてカッコイイ!今回のキャラクター、シャーロットは、国務長官で次期大統領候補で、頭がキレて冷静に駆け引きするタイプに見えるので冷たい女性かと思いきや、実はとても人間味があって、チャーミングな女性というギャップがすごく魅力的で、これはシャーリーズだからこそ映える役柄だと思います。そんなシャーロットの本来の姿を引き出していくのが、セス・ローゲン演じるフレッド。彼と彼女との距離は、世間一般的に見るとすごく遠い、でも2人の心はとても近いというのが、このラブストーリーの見どころになっていて、その壁をどう切り崩していくのか、いけないのかが見どころになっています。社会進出する女性を応援しつつ、男性にも新しいスタンスを提案するストーリーとなっている点が新鮮であり、女性は特に共感できるでしょう。本作は世間一般のイメージを覆す設定がいろいろとあるのが印象的ですが、アレクサンダー・スカルスガルドの役柄も終盤である意味“輝く”のでお楽しみに。あと、シャーロットはすごく忙しい人物なのですが、隙間を見つけてはいろいろなワークアウトをします。彼女を演じるシャーリーズもきっと日常でこうやっているんだろうなと想像させられるほど、シーンから板についている感が伝わってきます。この姿を観ていると、ワークアウトをする時間がないなんて、さぼる理由が言えない気持ちになりますので、シェイプアップに気合いを入れるきっかけに観るのも良さそうです。

デート向き映画判定
映画『ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋』シャーリーズ・セロン/セス・ローゲン

女性にとっては共感ポイントがたくさんある作品なのですが、男性に新たなスタンスを求めるストーリーになっている点で、男性の反応は賛否両論出そうです。ただ、とても現代的な設定ではあるので、意外に賛同してくれる男性がいそうな気もします。仕事をバリバリ続けたいけど、結婚もしたいと考えている女性にとっては、男性がどれくらい歩み寄ってくれるかを確認したいところなので、試しに敢えて一緒に観て反応を探ってみてはどうでしょうか?

キッズ&ティーン向き映画判定
映画『ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋』シャーリーズ・セロン

PG-12なので、12歳未満の人は大人の人と一緒なら観られますが、大人側からするとどう説明すれば良いだろうかと思う内容が含まれます(笑)。素敵なラブストーリーと言える半面、大人ネタも含まれる分、親子で一緒に観るタイプの映画ではないので、せめて中学生以上になってから観るくらいで良いのではないでしょうか。

映画『ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋』シャーリーズ・セロン/セス・ローゲン

『ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋』
2020年1月3日より全国公開
PG-12
ポニーキャニオン
公式サイト

TEXT by Myson

© 2019 Flarsky Productions, LLC. All Rights Reserved.

関連記事
  • follow us in feedly
  • RSS

新着記事

映画『キル・ビル Vol.2』ユマ・サーマン 俳優ファミリー特集Vol.2

親子、兄弟姉妹、親戚揃って活躍する俳優達をご紹介するシリーズ第2弾をお届けします。

映画『TOKYOタクシー』オリジナルパラパラメモ 『TOKYOタクシー』オリジナルパラパラメモ 3名様プレゼント

映画『TOKYOタクシー』オリジナルパラパラメモ 3名様プレゼント

映画『てっぺんの向こうにあなたがいる』吉永小百合 てっぺんの向こうにあなたがいる【レビュー】

女性初、エベレスト登頂に成功した、登山家の田部井淳子氏による著書「人生、山あり“時々”谷あり」を原案として映画化された本作は、実話を基にしたフィクション…

ポッドキャスト:トーキョー女子映画部チャンネルアイキャッチ202509 ポッドキャスト【トーキョー女子映画部チャンネル】お悩み相談「映画アカウントで自分らしい距離感やペースをどう整えていけばいい?」

正式部員さんからいただいたSNSについてのお悩み相談におこたえしました。後半は…

映画『トロン:アレス』グレタ・リー グレタ・リー【ギャラリー/出演作一覧】

1983年3月7日生まれ。アメリカ生まれ。

映画『盤上の向日葵』坂口健太郎/渡辺謙 盤上の向日葵【レビュー】

“孤狼の血”シリーズの原作者としても知られるベストセラー作家、柚月裕子の同名小説を映画化した本作は…

映画学ゼミ2025年11月募集用 AI時代における人間らしさの探求【映画学ゼミ第2回】参加者募集!

ネット化が進み、AIが普及しつつある現代社会で、人間らしさを実感できる映画鑑賞と人間にまつわる神秘を一緒に探求しませんか?

映画『女性の休日』 女性の休日【レビュー】

ちょうど今から50年前の今日、1975年10月24日に…

映画『爆弾』山田裕貴/佐藤二朗 爆弾【レビュー】

呉勝浩による同名ベストセラー小説を原作として映画化された本作は、知らぬ間に…

海外ドラマ『エイリアン:アース』海外ドラマ『エイリアン:アース』 シドニー・チャンドラー【ギャラリー/出演作一覧】

1996年2月13日生まれ。アメリカ出身。

本サイト内の広告について

本サイトにはアフィリエイト広告バナーやリンクが含まれます。

おすすめ記事

映画学ゼミ2025年11月募集用 AI時代における人間らしさの探求【映画学ゼミ第2回】参加者募集!

ネット化が進み、AIが普及しつつある現代社会で、人間らしさを実感できる映画鑑賞と人間にまつわる神秘を一緒に探求しませんか?

映画『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』ウェス・アンダーソン監督 映画好きが選んだウェス・アンダーソン監督人気作品ランキング

今回は、ウェス・アンダーソン監督作品を対象に、正式部員の皆さんに投票していただきました。人気作品が多くあるなか、上位にランクインしたのは?

AXA生命保険お金のセミナー20251106ver3 11月6日開催:トーキョー女子映画部マイソンと学ぶ【明るい未来のための将来設計とお金の基本講座】(スイーツとお飲み物付)女性限定ご招待!

本セミナーでは、「NISA・iDeCoなどの資産形成」「子どもの教育資金」「将来受け取る年金」「住宅購入・住宅ローン」「保険」など、将来に役立つお金の知識や情報、仕組みやルールについて、ファイナンシャルプランナーの先生が初めての方でもわかりやすく優しく教えてくれます。

学び・メンタルヘルス

  1. 映画学ゼミ2025年11月募集用
  2. 映画『おーい、応為』長澤まさみ
  3. AXA生命保険お金のセミナー20251106ver3

REVIEW

  1. 映画『てっぺんの向こうにあなたがいる』吉永小百合
  2. 映画『盤上の向日葵』坂口健太郎/渡辺謙
  3. 映画『女性の休日』
  4. 映画『爆弾』山田裕貴/佐藤二朗
  5. 映画『ハード・トゥルース 母の日に願うこと』マリアンヌ・ジャン=バプティスト/ミシェル・オースティン

PRESENT

  1. 映画『TOKYOタクシー』オリジナルパラパラメモ
  2. トーキョー女子映画部ロゴ
    プレゼント

PAGE TOP