REVIEW

秘顔-ひがん-【レビュー】

  • follow us in feedly
  • RSS
映画『秘顔-ひがん-』チョ・ヨジョン/パク・ジヒョン

REVIEW

タイトルを見ただけでいろいろな想像が掻き立てられるので、それぞれのキャラクターに知られざる一面があるのだろうと、推理しながら観る方が多いでしょう。だから、最初から前のめりで、真相を先読みしてやろうと目を凝らして観るものの、思わぬ角度から1発目のサプライズが投下されます。

映画『秘顔-ひがん-』ソン・スンホン

そして、その転換点からキャラクターに対する見方が変わってきたかと思えば、また異なる一面が見えてきて、人間同士が腹の探り合いをする様子にどんどん引き込まれていきます。映画としては良い意味で、人間の闇が生々しく描かれていて、怖いモノ見たさで、ストーリーに釘付けになります。

映画『秘顔-ひがん-』パク・ジヒョン

また、人の幸せとは何かについて、皮肉がたっぷり効いています。つまり、「現代社会における幸福像の実態って、こういうことですよね?」と突きつける内容になっています。だから、結末で誰が“本当に自分が望む”幸せを手に入れたかといえば、私達が見慣れている幸福像に当てはまらない人物かもしれません。
ソン・スンホン、チョ・ヨジョン、パク・ジヒョンの演技も見ものです。いろんな意味で怖い本作を観て、価値観が変わる人もいたりして…と思います。

デート向き映画判定

映画『秘顔-ひがん-』ソン・スンホン

本作はカップルで観ると、とても気まずいというか、もしかしたら自分の中に秘めている本心が引き出されるかもしれません。今のパートナーに対する気持ちに自信がない方は、相手に対する本当の気持ち、恋愛に何を求めているか、ひいては人生観を見つめ直すきっかけに1人でじっくり観てください。

キッズ&ティーン向き映画判定

映画『秘顔-ひがん-』チョ・ヨジョン

世の中でもてはやされるキラキラ人生のウラ面を見られる作品です。恋愛に対する幻想も打ち砕かれる部分があるでしょう。とはいえ、客観的に冷静に恋愛関係を考えるきっかけになる部分があると思います。18歳になったら観てみてください。

映画『秘顔-ひがん-』ソン・スンホン/チョ・ヨジョン/パク・ジヒョン

『秘顔-ひがん-』
2025年6月20日より全国公開
R-18+
シンカ、ショウゲート
公式サイト

ムビチケ購入はこちら
映画館での鑑賞にU-NEXTポイントが使えます!無料トライアル期間に使えるポイントも

© 2024 [STUDIO&NEW, SOLAIRE PARTNERS LLC]. All Rights Reserved.

TEXT by Myson

本ページには一部アフィリエイト広告のリンクが含まれます。
情報は2025年6月時点のものです。最新の販売状況や配信状況は各社サイトにてご確認ください。

  • follow us in feedly
  • RSS

新着記事

映画『男ともだち』原作者:千早茜先生インタビュー 『男ともだち』原作者:千早茜さんインタビュー

直木賞作家、千早茜のロングセラー小説を、主演に松岡茉優、共演に成田凌を迎えて映画化した『男ともだち』。今回は原作者の千早茜先生にインタビューをさせていただきました。

映画『ヴェリティ/真実』アン・ハサウェイ ヴェリティ/真実【レビュー】

本作の原作者でありプロデューサーも務めるコリーン・フーヴァーは、2023年にTIME誌で「世界で最も影響力のある100人」に選ばれた人物…

映画『見上げてごらん』森田剛 見上げてごらん【レビュー】

夢を追いかける主人公が夢を叶えたり、夢に破れたりするストーリーはこれまで複数映画化されてきました。でも、本作は…

映画『ワンオペレーション』クリスチャン・スレーター クリスチャン・スレーター【ギャラリー/出演作一覧】

1969年8月18日生まれ。アメリカ、ニューヨーク州出身。

映画『RYUJI 竜二』柳楽優弥/萩原利久/JUNON(BE:FIRST) RYUJI 竜二【レビュー】

1983年、俳優の金子正次自らが考案し初主演を飾った『竜二』は、映画史に残る1作となりました…

映画『バイオハザード』ザック・クレッガー監督版:オースティン・エイブラムス ポッドキャスト【トーキョー女子映画部チャンネル】あの映画がおもしろいと思う本当の理由『DIGGER/ディガー』『バイオハザード』『わたしの知らない子どもたち』など

今回もなるべくネタバレせずにお話していますが、何も知らずに観たい方は映画をご覧になってからお聞きく…

映画『クレイフェイス』トム・リス・ハリス クレイフェイス【レビュー】

DCコミックスのヴィランを主人公とした、強烈な描写による本気のホラーです…

映画『ザ・ハウスメAIド 』ミーガン・フォックス ザ・ハウスメAIド <服従>【レビュー】

性能の高いフィジカルAIが続々と誕生している昨今、本作のストーリーは一層現実性を帯びてみえます…

映画『BOSS/ボス』チョ・ウジン/チョン・ギョンホ/パク・ジファン BOSS/ボス【レビュー】

ボスの座を争う話は数あれど、本作はどうしたらボスにならずに済むかというストーリーで…

映画『進行曲 マーチングボーイズ』ムー・セン(牧森) 進行曲 マーチングボーイズ【レビュー】

台湾屈指の進学校でマーチングバンド部に所属する男子高校生を主人公とした本作は、実話に基づいています…

【映画でSEL】にたどりつくまでの道

今のあなたに必要な非認知能力を伸ばす【映画でSEL】プログラムのご案内

本サイト内の広告について

本サイトにはアフィリエイト広告バナーやリンクが含まれます。

おすすめ記事

映画『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』トム・クルーズ/ブラッド・ピット あの名作をリメイクするとしたら、誰をキャスティングする?『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』

世界的な超トップスター、トム・クルーズとブラッド・ピットが共演した奇跡の作品『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』のパッケージリリースを機に、当部恒例企画「勝手にキャスティング企画!」を実施。

【映画学ゼミSeason2】「思考力を鍛える映画鑑賞—その仕組みの探求(2)言葉とイメージの関係」参加者募集! 【映画学ゼミSeason2】「思考力を鍛える映画鑑賞—その仕組みの探求(2)言葉とイメージの関係」参加者募集!

Season2では、比喩的思考、批判的思考、論理的思考を軸として、「思考力を鍛える映画鑑賞の仕組み」を探求するスタンスで一連の流れを意識して構成しています。 とはいえ、毎回冒頭で前回までの振り返りを簡単にしますので、好きな回だけ単発で参加いただいてもOKです。映画に関する雑談も含めて一緒に楽しみましょう!

映画『プラダを着た悪魔』アン・ハサウェイ 映画好きが選んだアン・ハサウェイ人気作品ランキング

今回は、アン・ハサウェイ出演作品(日本劇場未公開作品と直近の劇場公開作品を除く)を対象に、正式部員…

学び・メンタルヘルス

  1. 【映画学ゼミSeason2】「思考力を鍛える映画鑑賞—その仕組みの探求(2)言葉とイメージの関係」参加者募集!
  2. 【映画学ゼミSeason2 第1回】「思考力を鍛える映画鑑賞—その仕組みの探求①オリエンテーション」参加者募集!
  3. 【映画学ゼミ第10回】「メタ認知が働く映画鑑賞、そうでない映画鑑賞、何が違う?」参加者募集!

REVIEW

  1. 映画『ヴェリティ/真実』アン・ハサウェイ
  2. 映画『見上げてごらん』森田剛
  3. 映画『RYUJI 竜二』柳楽優弥/萩原利久/JUNON(BE:FIRST)
  4. 映画『クレイフェイス』トム・リス・ハリス
  5. 映画『ザ・ハウスメAIド 』ミーガン・フォックス

PRESENT

  1. 映画『55 FIFTY FIVE/番号で呼ばれた少年』リズワーン・シェイク
  2. 映画『ムクドリと人生とレモンパスタ』アルバ・ロルヴァケル/エリオ・ジェルマーノ
  3. 映画『君の話』北村匠海/出口夏希
PAGE TOP