REVIEW

アクアマン/失われた王国【レビュー】

  • follow us in feedly
  • RSS
映画『アクアマン/失われた王国』ジェイソン・モモア

REVIEW

“アクアマン“シリーズ第2弾となる本作では、複数の因縁が絡み合います。まず、1作目でアクアマンに父を殺されたブラックマンタ(ヤーヤ・アブドゥル=マティーン二世)が登場し、キーマンとなります。1作目ではメインストリームではなかった部分のキャラクターなので、忘れている方も多いと思いますが、本作の中でちらっと振り返りがあるのですぐに思い出すと思います。そして、もう1つの因縁は兄弟です。パトリック・ウィルソンが演じる異父兄弟のオームが再び登場します。どんな展開になるのかはお楽しみに。
また、大きな変化はアクアマンに息子がいる点です。冒頭ではとっても可愛い赤ちゃん、アーサーJr.とパパになったアクアマンの姿が観られます。そして、もちろんアクションシーンも見どころとなっています。本作では、地上戦がメインで、アクアマン、オーム共に地上戦ならではのマッチョな戦いぶりがたっぷりありますよ。お調子者のアクアマンとある人物の掛け合いはコミカルで、アクションシーンの緊張感とのメリハリも効いています。ラストにはもちろん海中での見せ場もあり、ぜひ大きなスクリーンで観ていただきたいです。

デート向き映画判定

映画『アクアマン/失われた王国』ジェイソン・モモア/パトリック・ウィルソン

アクション超大作でエンタテインメント性が抜群なので、どんなカップルでも観やすいですよね。シリーズ2作目ということで、1作目を観ておいたほうが一層楽しめるので、2人で一緒に復習しておくのも良いでしょう。オタク、マニアのレベルでDC好き、アメコミ好きな方は、相手のテンションに合わせながら、本作を楽しむための情報提供をすると喜ばれるかもしれません。

キッズ&ティーン向き映画判定

映画『アクアマン/失われた王国』ヤーヤ・アブドゥル=マティーン二世

アドベンチャー、ファンタジー要素もたっぷりあって、迫力のあるクリーチャーも登場し、124分もあっという間でしょう。本作はきょうだいが大きなテーマになっているので、きょうだいがいる人は一緒に観るのも良いですね。普段、自分から見たきょうだい、きょうだいから見た自分について改めて語り合うことはないかもしれませんが、本作を観た後に語ってみると、意外な視点を共有できるのではないでしょうか。

映画『アクアマン/失われた王国』ジェイソン・モモア

『アクアマン/失われた王国』
2024年1月12日より全国公開
ワーナー・ブラザース映画
公式サイト

ムビチケ購入はこちら

©2023 Warner Bros.Ent.All Rights Reserved. TM&©DC

TEXT by Myson


関連作

『ジャスティス・リーグ』
REVIEW/デート向き映画判定/キッズ&ティーン向き映画判定 エズラ・ミラー、レイ・フィッシャー来日リポート マッチョの山に思いを馳せて VOL.6 いろいろな“バットマン”の世界を観てみよう
Amazonでブルーレイを購入する Amazonプライムビデオで観る U-NEXTで観る Huluで観る

『アクアマン』
REVIEW/デート向き映画判定/キッズ&ティーン向き映画判定 怖い?笑える?映画好き女子的サメ映画の魅力特集
Amazonでブルーレイを購入する Amazonプライムビデオで観る U-NEXTで観る Huluで観る

本ページには一部アフィリエイト広告のリンクが含まれます。
情報は2024年1月時点のものです。最新の販売状況や配信状況は各社サイトにてご確認ください。

関連記事
  • follow us in feedly
  • RSS

新着記事

【東京コミコン2025】オープニング:イライジャ・ウッド、カール・アーバン、リー・トンプソン、トム・ウィルソン、クローディア・ウエルズ、ダニエル・ローガン、ジョン・バーンサル、クリスティーナ・リッチ、イヴァナ・リンチ、ノーマン・リーダス、ショーン・パトリック・フラナリー、ジャック・クエイド、マッツ・ミケルセン、浅野忠信、ピルウ・アスベック、セバスチャン・スタン、ジム・リー、C.B.セブルスキー、フランク・ミラー、クリストファー・ロイド、中丸雄一(MC)、伊織もえ(PR大使)、山本耕史(アンバサダー) 『バック・トゥ・ザ・フューチャー』一行や人気アメコミ出演者達が勢揃い!【東京コミコン2025】オープニングセレモニー

年末恒例行事となった東京コミコンのオープニングセレモニーを取材してきました。今年は過去最高といえるのではないかという数のスター達が来日してくれました。

映画『ズートピア2』 ズートピア2【レビュー】

さまざまな動物達が人間と同じように暮らすズートピアを舞台にした本シリーズは…

映画『エディントンへようこそ』ホアキン・フェニックス/ペドロ・パスカル エディントンへようこそ【レビュー】

アリ・アスター監督とホアキン・フェニックスの2度目のタッグが実現した本作は、メディアの情報に翻弄される人々の様子を…

映画『愚か者の身分』林裕太 林裕太【ギャラリー/出演作一覧】

2000年11月2日生まれ。東京都出身。

映画『ペンギン・レッスン』スティーヴ・クーガン ペンギン・レッスン【レビュー】

『ペンギン・レッスン』というタイトルが醸し出す世界観、スティーヴ・クーガンやジョナサン・プライスといった名優がメインキャストに名を連ねていることからして…

映画『WIND BREAKER/ウィンドブレイカー』水上恒司/木戸大聖/八木莉可子/綱啓永/JUNON(BE:FIRST)/中沢元紀/曽田陵介/萩原護/髙橋里恩/山下幸輝/濱尾ノリタカ/上杉柊平 WIND BREAKER/ウィンドブレイカー【レビュー】

にいさとる作の同名漫画を原作とする本作は、不良グループが街を守るというユニークな設定…

映画『ナイトフラワー』北川景子 北川景子【ギャラリー/出演作一覧】

1986年8月22日生まれ。兵庫県出身。

映画『君の顔では泣けない』芳根京子/髙橋海人 映画レビュー&ドラマレビュー総合アクセスランキング【2025年11月】

映画レビュー&ドラマレビュー【2025年11月】のアクセスランキングを発表!

映画『佐藤さんと佐藤さん』岸井ゆきの/宮沢氷魚 映画に隠された恋愛哲学とヒント集80:おしどり夫婦こそ油断禁物!夫婦関係の壊れ方

どんなに仲が良く、相性の良さそうな2人でも、夫婦関係が壊れていく理由がわかる3作品を取り上げます。

映画『マルドロール/腐敗』アントニー・バジョン マルドロール/腐敗【レビュー】

国民を守るためにあるはずの組織が腐敗し機能不全となった様を描いた本作は、ベルギーで起き、1996年に発覚したマルク・デュトルー事件を基に…

本サイト内の広告について

本サイトにはアフィリエイト広告バナーやリンクが含まれます。

おすすめ記事

映画学ゼミ2025年12月募集用 人間特有の感情や認知の探求【映画学ゼミ第3回】参加者募集!

今回は、N「湧き起こる感情はあなたの性格とどう関連しているのか」、S「わかりやすい映画、わかりにくい映画に対する快・不快」をテーマに実施します。

映画『悪党に粛清を』来日舞台挨拶、マッツ・ミケルセン 映画好きが選んだマッツ・ミケルセン人気作品ランキング

“北欧の至宝”として日本でも人気を誇るマッツ・ミケルセン。今回は、マッツ・ミケルセン出演作品(ドラマを除く)を対象に、正式部員の皆さんに投票していただきました。上位にはどんな作品がランクインしたのでしょうか?

映画『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』ウェス・アンダーソン監督 映画好きが選んだウェス・アンダーソン監督人気作品ランキング

今回は、ウェス・アンダーソン監督作品を対象に、正式部員の皆さんに投票していただきました。人気作品が多くあるなか、上位にランクインしたのは?

学び・メンタルヘルス

  1. 映画学ゼミ2025年12月募集用
  2. 映画『エクスペリメント』エイドリアン・ブロディ
  3. 映画学ゼミ2025年11月募集用

REVIEW

  1. 映画『ズートピア2』
  2. 映画『エディントンへようこそ』ホアキン・フェニックス/ペドロ・パスカル
  3. 映画『ペンギン・レッスン』スティーヴ・クーガン
  4. 映画『WIND BREAKER/ウィンドブレイカー』水上恒司/木戸大聖/八木莉可子/綱啓永/JUNON(BE:FIRST)/中沢元紀/曽田陵介/萩原護/髙橋里恩/山下幸輝/濱尾ノリタカ/上杉柊平
  5. 映画『君の顔では泣けない』芳根京子/髙橋海人

PRESENT

  1. 映画『楓』福士蒼汰/福原遥
  2. 映画『楓』旅からはじまるトラベルポーチ
  3. 映画『Fox Hunt フォックス・ハント』トニー・レオン
PAGE TOP