REVIEW

WIND BREAKER/ウィンドブレイカー【レビュー】

  • follow us in feedly
  • RSS
映画『WIND BREAKER/ウィンドブレイカー』水上恒司/木戸大聖/八木莉可子/綱啓永/JUNON(BE:FIRST)/中沢元紀/曽田陵介/萩原護/髙橋里恩/山下幸輝/濱尾ノリタカ/上杉柊平

REVIEW

にいさとる作の同名漫画を原作とする本作は、不良グループが街を守るというユニークな設定の物語です。この街には、不良が集まる風鈴高校があります。桜遥(水上恒司)は、この風鈴高校でてっぺんをとろうと街の外からやってきます。でも、トップに立つ梅宮(上杉柊平)は、桜の喧嘩をかわず、仲間に入れようとします。そんななか、同じ地域に縄張りを持つ獅子頭連が、風鈴高校を支配下に置こうと企んでいました。

映画『WIND BREAKER/ウィンドブレイカー』水上恒司
映画『WIND BREAKER/ウィンドブレイカー』木戸大聖

冒頭の説明を読むと、喧嘩シーンは少ないように予想されるものの、ふんだんに乱闘シーンはあります。桜が主人公でありつつ、群像劇なので、さまざまなキャラクターが登場し、戦い方も異なるので、アクションのパターンもバリエーションがあります。誰が1番かを競わない設定ではあるものの、結局誰が1番強そうかと考えながら観るおもしろさはあります。

映画『WIND BREAKER/ウィンドブレイカー』山下幸輝/濱尾ノリタカ
映画『WIND BREAKER/ウィンドブレイカー』山下幸輝/濱尾ノリタカ

桜のビジュアルも、良い意味で漫画由来のオリジナリティがあります。他のキャラクターも、制服やチームのユニフォームはありながら、個性あふれるいでたちをしています。さまざまなポイントでお気に入りを見つけて楽しんでください。

デート向き映画判定

映画『WIND BREAKER/ウィンドブレイカー』水上恒司/木戸大聖/八木莉可子/綱啓永/JUNON(BE:FIRST)/中沢元紀

ラブストーリーの要素はなく、男性同士の強い絆を描いたブロマンスなので、気まずくなるシーンはなく、どんなカップルでも観やすいでしょう。ただし、喧嘩のシーンが多いので、好みは分かれそうです。誘う前にヤンキー映画が好きか聞いてみると良さそうです。

キッズ&ティーン向き映画判定

映画『WIND BREAKER/ウィンドブレイカー』水上恒司/濱尾ノリタカ

本作を観ると不良の定義って何なのかという疑問が湧いてくるかもしれません。不良にも種類や程度の違いがあると考えると、校則に違反する服装や髪型をしている程度から、犯罪もしくは犯罪に近い非行を行う状況まで幅広く含まれるでしょう。本作のキャラクター達を不良として一括りにしたとして、性格そのものは良し悪しがあると考えられます。何だか、真面目に分析してしまいましたが(苦笑)、とにかく若さゆえに一度はワルぶりたいと皆さんが思った場合に、人に迷惑をかけない方法が本作から見つかると良いですね。

映画『WIND BREAKER/ウィンドブレイカー』水上恒司/木戸大聖/八木莉可子/綱啓永/JUNON(BE:FIRST)/中沢元紀/曽田陵介/萩原護/髙橋里恩/山下幸輝/濱尾ノリタカ/上杉柊平

『WIND BREAKER/ウィンドブレイカー』
2025年12月5日より全国公開
ワーナー・ブラザース映画
公式サイト

ムビチケ購入はこちら
映画館での鑑賞にU-NEXTポイントが使えます!無料トライアル期間に使えるポイントも

© にいさとる/講談社 © 2025「WIND BREAKER」製作委員会

TEXT by Myson


関連作

「WIND BREAKER/ウィンドブレイカー」にいさとる 著/講談社
Amazonで書籍を購入する

本ページには一部アフィリエイト広告のリンクが含まれます。
情報は2025年12月時点のものです。最新の販売状況や配信状況は各社サイトにてご確認ください。

関連記事
  • follow us in feedly
  • RSS

新着記事

映画『WIND BREAKER/ウィンドブレイカー』水上恒司/木戸大聖/八木莉可子/綱啓永/JUNON(BE:FIRST)/中沢元紀/曽田陵介/萩原護/髙橋里恩/山下幸輝/濱尾ノリタカ/上杉柊平 WIND BREAKER/ウィンドブレイカー【レビュー】

にいさとる作の同名漫画を原作とする本作は、不良グループが街を守るというユニークな設定…

映画『ナイトフラワー』北川景子 北川景子【ギャラリー/出演作一覧】

1986年8月22日生まれ。兵庫県出身。

映画『君の顔では泣けない』芳根京子/髙橋海人 映画レビュー&ドラマレビュー総合アクセスランキング【2025年11月】

映画レビュー&ドラマレビュー【2025年11月】のアクセスランキングを発表!

映画『佐藤さんと佐藤さん』岸井ゆきの/宮沢氷魚 映画に隠された恋愛哲学とヒント集80:おしどり夫婦こそ油断禁物!夫婦関係の壊れ方

どんなに仲が良く、相性の良さそうな2人でも、夫婦関係が壊れていく理由がわかる3作品を取り上げます。

映画『マルドロール/腐敗』アントニー・バジョン マルドロール/腐敗【レビュー】

国民を守るためにあるはずの組織が腐敗し機能不全となった様を描いた本作は、ベルギーで起き、1996年に発覚したマルク・デュトルー事件を基に…

映画『消滅世界』蒔田彩珠 消滅世界【レビュー】

ジェンダー、セックスのどちらにおいてもこれまでの常識を覆す価値観が浸透した世界を描いた本作は、村田沙耶香著の同名小説を原作として…

映画『ナイトフラワー』森田望智 森田望智【ギャラリー/出演作一覧】

1996年9月13日生まれ。神奈川県出身。

映画『佐藤さんと佐藤さん』岸井ゆきの/宮沢氷魚 佐藤さんと佐藤さん【レビュー】

同じ佐藤という苗字のサチ(岸井ゆきの)とタモツ(宮沢氷魚)は、セリフにも出てくるように「結婚しても離婚しても佐藤」です…

映画『楓』福士蒼汰/福原遥 『楓』カバーアーティスト、十明による“楓”生歌唱付き&サプライズゲスト登壇!特別試写会 9組18名様プレゼント

映画『楓』カバーアーティスト、十明による“楓”生歌唱付き&サプライズゲスト登壇!特別試写会 9組18名様プレゼント

映画『兄を持ち運べるサイズに』柴咲コウ/オダギリジョー/満島ひかり/青山姫乃/味元耀大 兄を持ち運べるサイズに【レビュー】

原作は、村井理子が書いたノンフィクションエッセイ「兄の終い」…

本サイト内の広告について

本サイトにはアフィリエイト広告バナーやリンクが含まれます。

おすすめ記事

映画学ゼミ2025年12月募集用 人間特有の感情や認知の探求【映画学ゼミ第3回】参加者募集!

今回は、N「湧き起こる感情はあなたの性格とどう関連しているのか」、S「わかりやすい映画、わかりにくい映画に対する快・不快」をテーマに実施します。

映画『悪党に粛清を』来日舞台挨拶、マッツ・ミケルセン 映画好きが選んだマッツ・ミケルセン人気作品ランキング

“北欧の至宝”として日本でも人気を誇るマッツ・ミケルセン。今回は、マッツ・ミケルセン出演作品(ドラマを除く)を対象に、正式部員の皆さんに投票していただきました。上位にはどんな作品がランクインしたのでしょうか?

映画『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』ウェス・アンダーソン監督 映画好きが選んだウェス・アンダーソン監督人気作品ランキング

今回は、ウェス・アンダーソン監督作品を対象に、正式部員の皆さんに投票していただきました。人気作品が多くあるなか、上位にランクインしたのは?

学び・メンタルヘルス

  1. 映画学ゼミ2025年12月募集用
  2. 映画『エクスペリメント』エイドリアン・ブロディ
  3. 映画学ゼミ2025年11月募集用

REVIEW

  1. 映画『WIND BREAKER/ウィンドブレイカー』水上恒司/木戸大聖/八木莉可子/綱啓永/JUNON(BE:FIRST)/中沢元紀/曽田陵介/萩原護/髙橋里恩/山下幸輝/濱尾ノリタカ/上杉柊平
  2. 映画『君の顔では泣けない』芳根京子/髙橋海人
  3. 映画『マルドロール/腐敗』アントニー・バジョン
  4. 映画『消滅世界』蒔田彩珠
  5. 映画『佐藤さんと佐藤さん』岸井ゆきの/宮沢氷魚

PRESENT

  1. 映画『楓』福士蒼汰/福原遥
  2. 映画『楓』旅からはじまるトラベルポーチ
  3. 映画『Fox Hunt フォックス・ハント』トニー・レオン
PAGE TOP