REVIEW

エージェント・オブ・シールド【レビュー】

  • follow us in feedly
  • RSS
海外ドラマ『エージェント・オブ・シールド シーズン5』クラーク・グレッグ/クロエ・ベネット/ミンナ・ウェン/イアン・デ・カステッカー/エリザベス・ヘンストリッジ/ヘンリー・シモンズ/ナタリア・コルドバ=バックリー/ジェフ・ワード

ファイナル・シーズン

海外ドラマ『エージェント・オブ・シールド ファイナル・シーズン』クラーク・グレッグ/クロエ・ベネット

本シリーズは回を増すごとに、スケールが大きくなっていきますが、今シーズンは時空を飛び回ります。これだけ聞くとありきたりな設定と思われそうですが、さすがにそれだけでは終わりません。ちゃんとカラクリがたくさん用意されていて、最後は思わぬ展開を見せてくれます。そしてやっぱり「コールソンがいないと始まらない」と思うファンの期待を裏切ることなく、今シーズンでも何らかの形でコールソンは登場しますが、これまでに増してユニークなキャラクターにバージョンアップしています。

海外ドラマ『エージェント・オブ・シールド ファイナル・シーズン』クラーク・グレッグ/クロエ・ベネット/ミンナ・ウェン/イアン・デ・カステッカー/ヘンリー・シモンズ

そして、時代をまたぐということで『エージェント・カーター』との絡みも出てきて、あるメインキャラクターが登場し、キーパーソンとして活躍します。『エージェント・カーター』はシーズン2までしかないので、まだ観ていないという方でもすぐ観終えられますよ。また、大活躍のキャラクターといえば、イノック。もういろいろ美味しすぎて、魅力が全開です。ほんといろいろな意味で癒されます。
ネタバレを避けてこれ以上は何も言いませんが、ファイナル・シーズンも一気に観てしまうおもしろさです。全キャラクターが魅力と力を出し切ったストーリーとなっているので、ぜひ彼等がどうなるのおか見届けてください。

海外ドラマ『エージェント・オブ・シールド ファイナル・シーズン』クラーク・グレッグ/クロエ・ベネット/ミンナ・ウェン/イアン・デ・カステッカー/エリザベス・ヘンストリッジ/ヘンリー・シモンズ

『エージェント・オブ・シールド ファイナル・シーズン』
2021年2月26日よりディズニープラスにて配信中
2021年6月2日ブルーレイ&DVDレンタル開始・発売
ウォルト・ディズニー・ジャパン
公式サイト

© 2021 MARVEL & ABC Studios

TEXT by Myson


シーズン6

海外ドラマ『エージェント・オブ・シールド シーズン6』クラーク・グレッグ/クロエ・ベネット

※ネタバレ注意

前シーズンで時空を超え、放浪したシールドのエージェント達は無事戻ってはきたものの、いろいろと大きな変化と試練を抱えている状態です。コールソンを失った後、1年が経ったシールドではマックが長官となり、デイジーとジェマはフィッツを取り戻すために再び宇宙を旅しています。新生シールドはまだチームとして立て直しているところで、チームワークも万全ではなく、主要メンバーがバラバラに任務をしていることで、それぞれの場所でいろいろな問題にぶつかりますが、なかなか皆の意見がまとまりません。そんな状況下で、地球に正体不明、目的不明の者達がやってくるから、さあ大変。さらにそのリーダーは、コールソンそっくりのサージという人物。外見はコールソンそのものでも中身は全く別人のサージですが、皆が戸惑うのも無理はなく、彼を巡って混乱が起きてしまいます。でも、サージが何者かというだけで終わらず、もっと厄介なキャラクターが登場したり、今シーズンも多くの点でスケールアップしています。今回登場する敵は相当手強くて、デイジーの強力なパワーを持っても倒すのが難しく、デイジー含め他のインヒューマンズも強力なパワー、特殊なパワーを持っているからこそそれを利用されることになったり、頭脳戦も盛り上がります。アクションシーンも豊富で、これまで以上に特に女性キャラクターが華麗に戦うシーンが観られますよ。

海外ドラマ『エージェント・オブ・シールド シーズン6』クロエ・ベネット

また時空が絡んできたり、脳内に入り込む技術が出てきたりで、いなくなったはずのキャラクター達が再び登場することもあって、もう何がどうなるかは何でもありになっています(笑)。それが功を奏するかどうかは、次シーズンに期待したいと思います。

海外ドラマ『エージェント・オブ・シールド シーズン6』クラーク・グレッグ/クロエ・ベネット/ミンナ・ウェン/イアン・デ・カステッカー/エリザベス・ヘンストリッジ/ヘンリー・シモンズ/ナタリア・コルドバ=バックリー/ジェフ・ワード/ダヴ・キャメロン

『エージェント・オブ・シールド シーズン6』
2020年4月22日ブルーレイ&DVDレンタル開始・発売/デジタル配信開始
ウォルト・ディズニー・ジャパン
公式サイト

© 2020 MARVEL & ABC Studios

TEXT by Myson


シーズン5

海外ドラマ『エージェント・オブ・シールド シーズン5』イアン・デ・カーステッカー/クラーク・グレッグ/クロエ・ベネット

今シーズンの舞台は時空を超えて、未来です。ひどく崩壊してしまった未来のどこかの惑星にワープしてしまったコールソン達は、人間が異星人に支配された世界で、帰る方法を探します。時空が2つ出てきたことで、誰かを救えば、エージェント達の過去や未来が変わってしまい、別の誰かを犠牲にしてしまうかも知れない状況で、意見が対立したり、指示を聞かずに勝手に行動する者も出たりと、エージェントの絆が揺らいでしまいます。そして、新たな敵も現れ、これが相当手強く、エージェント達は何度も危機にさらされますが、今回は強固だったはずのチームの信頼関係が大いに試されるストーリーになっています。また、メインキャラクターの数名が重大な問題に見舞われてしまい、メンバーそれぞれの優先順位も違ってくる点で、究極の選択がいくつも出てきます。新キャラクターについては、ダヴ・キャメロンが演じる新キャラクターも見た目とのギャップがあって、今シーズンのアクセント的な存在になっています。後半では別の新キャラクターのサプライズ情報が出てきたり、最終話まで気を抜けません。宇宙が舞台ということでスケールもさらに大きくなり、アクションも描写的に刺激のあるシーンがちらほら出てきます。今回はラストにすごく悲しい展開があり、他にも重要人物との別れが出てきたり、節目といっても良い内容になっています。この状況で次にどんな展開をみせるのか、続きを観ないわけにはいきません。

海外ドラマ『エージェント・オブ・シールド シーズン5』クラーク・グレッグ/クロエ・ベネット/ミンナ・ウェン/イアン・デ・カステッカー/エリザベス・ヘンストリッジ/ヘンリー・シモンズ/ナタリア・コルドバ=バックリー/ジェフ・ワード

『エージェント・オブ・シールド シーズン5』
2019年7月3日ブルーレイ&DVDレンタル開始・発売
ウォルト・ディズニー・ジャパン
公式サイト

© 2019 MARVEL & ABC Studios

TEXT by Myson

シーズン1〜4のREVIEWはこちら

関連記事
  • follow us in feedly
  • RSS

新着記事

【東京コミコン2025】オープニング:イライジャ・ウッド、カール・アーバン、リー・トンプソン、トム・ウィルソン、クローディア・ウエルズ、ダニエル・ローガン、ジョン・バーンサル、クリスティーナ・リッチ、イヴァナ・リンチ、ノーマン・リーダス、ショーン・パトリック・フラナリー、ジャック・クエイド、マッツ・ミケルセン、浅野忠信、ピルウ・アスベック、セバスチャン・スタン、ジム・リー、C.B.セブルスキー、フランク・ミラー、クリストファー・ロイド、中丸雄一(MC)、伊織もえ(PR大使)、山本耕史(アンバサダー) 『バック・トゥ・ザ・フューチャー』一行や人気アメコミ出演者達が勢揃い!【東京コミコン2025】オープニングセレモニー

年末恒例行事となった東京コミコンのオープニングセレモニーを取材してきました。今年は過去最高といえるのではないかという数のスター達が来日してくれました。

映画『ズートピア2』 ズートピア2【レビュー】

さまざまな動物達が人間と同じように暮らすズートピアを舞台にした本シリーズは…

映画『エディントンへようこそ』ホアキン・フェニックス/ペドロ・パスカル エディントンへようこそ【レビュー】

アリ・アスター監督とホアキン・フェニックスの2度目のタッグが実現した本作は、メディアの情報に翻弄される人々の様子を…

映画『愚か者の身分』林裕太 林裕太【ギャラリー/出演作一覧】

2000年11月2日生まれ。東京都出身。

映画『ペンギン・レッスン』スティーヴ・クーガン ペンギン・レッスン【レビュー】

『ペンギン・レッスン』というタイトルが醸し出す世界観、スティーヴ・クーガンやジョナサン・プライスといった名優がメインキャストに名を連ねていることからして…

映画『WIND BREAKER/ウィンドブレイカー』水上恒司/木戸大聖/八木莉可子/綱啓永/JUNON(BE:FIRST)/中沢元紀/曽田陵介/萩原護/髙橋里恩/山下幸輝/濱尾ノリタカ/上杉柊平 WIND BREAKER/ウィンドブレイカー【レビュー】

にいさとる作の同名漫画を原作とする本作は、不良グループが街を守るというユニークな設定…

映画『ナイトフラワー』北川景子 北川景子【ギャラリー/出演作一覧】

1986年8月22日生まれ。兵庫県出身。

映画『君の顔では泣けない』芳根京子/髙橋海人 映画レビュー&ドラマレビュー総合アクセスランキング【2025年11月】

映画レビュー&ドラマレビュー【2025年11月】のアクセスランキングを発表!

映画『佐藤さんと佐藤さん』岸井ゆきの/宮沢氷魚 映画に隠された恋愛哲学とヒント集80:おしどり夫婦こそ油断禁物!夫婦関係の壊れ方

どんなに仲が良く、相性の良さそうな2人でも、夫婦関係が壊れていく理由がわかる3作品を取り上げます。

映画『マルドロール/腐敗』アントニー・バジョン マルドロール/腐敗【レビュー】

国民を守るためにあるはずの組織が腐敗し機能不全となった様を描いた本作は、ベルギーで起き、1996年に発覚したマルク・デュトルー事件を基に…

本サイト内の広告について

本サイトにはアフィリエイト広告バナーやリンクが含まれます。

おすすめ記事

映画学ゼミ2025年12月募集用 人間特有の感情や認知の探求【映画学ゼミ第3回】参加者募集!

今回は、N「湧き起こる感情はあなたの性格とどう関連しているのか」、S「わかりやすい映画、わかりにくい映画に対する快・不快」をテーマに実施します。

映画『悪党に粛清を』来日舞台挨拶、マッツ・ミケルセン 映画好きが選んだマッツ・ミケルセン人気作品ランキング

“北欧の至宝”として日本でも人気を誇るマッツ・ミケルセン。今回は、マッツ・ミケルセン出演作品(ドラマを除く)を対象に、正式部員の皆さんに投票していただきました。上位にはどんな作品がランクインしたのでしょうか?

映画『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』ウェス・アンダーソン監督 映画好きが選んだウェス・アンダーソン監督人気作品ランキング

今回は、ウェス・アンダーソン監督作品を対象に、正式部員の皆さんに投票していただきました。人気作品が多くあるなか、上位にランクインしたのは?

学び・メンタルヘルス

  1. 映画学ゼミ2025年12月募集用
  2. 映画『エクスペリメント』エイドリアン・ブロディ
  3. 映画学ゼミ2025年11月募集用

REVIEW

  1. 映画『ズートピア2』
  2. 映画『エディントンへようこそ』ホアキン・フェニックス/ペドロ・パスカル
  3. 映画『ペンギン・レッスン』スティーヴ・クーガン
  4. 映画『WIND BREAKER/ウィンドブレイカー』水上恒司/木戸大聖/八木莉可子/綱啓永/JUNON(BE:FIRST)/中沢元紀/曽田陵介/萩原護/髙橋里恩/山下幸輝/濱尾ノリタカ/上杉柊平
  5. 映画『君の顔では泣けない』芳根京子/髙橋海人

PRESENT

  1. 映画『楓』福士蒼汰/福原遥
  2. 映画『楓』旅からはじまるトラベルポーチ
  3. 映画『Fox Hunt フォックス・ハント』トニー・レオン
PAGE TOP