REVIEW

バイプレイヤーズ~もしも100人の名脇役が映画を作ったら~【レビュー】

  • follow us in feedly
  • RSS
映画『バイプレイヤーズ~もしも100人の名脇役が映画を作ったら~』田口トモロヲ/松重豊/光石研/遠藤憲一

2017年、テレビ東京系列で放送され話題になったドラマ『バイプレイヤーズ~もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら~』がスケールアップし、2021年には、100人を超える名脇役が共演するドラマ新シリーズと映画化が実現しました。バイプレイヤーズ=名脇役と題していますが、主役級の俳優が一斉に登場しており、何とも贅沢な作品になっています。物語は、“バイプレウッド”という撮影所を舞台に繰り広げられますが、外資系大手配信業者の話題が出てきたり、社会情勢的にもホットな内容が盛り込まれていて、劇場公開の時期も含めて製作的な戦略の背景などにも想像を膨らませる楽しさがあります。
物語はフィクションでありながら、俳優達が実名で出ているので、俳優同士の人間関係などにもリアリティが増す分、ユーモアが効いています。松居大悟監督が得意とするゆるさも魅力となっています。そして、時代の変化のなかで俳優達がそれぞれの思いを胸に仕事に向きあう姿にも映画愛を感じて、共感できます。ドラマ版を観ていなくてもついていける内容なので、とりあえず劇場版だけ観てみるのもアリですよ。

デート向き映画判定
映画『バイプレイヤーズ~もしも100人の名脇役が映画を作ったら~』遠藤憲一

世代を超えて人気俳優がわんさか登場するので、老若男女楽しめるでしょう。ラブストーリーの要素はないので、逆に観やすく、初デートでもOKです。優しさが漂うコメディなので、デートの雰囲気も和むと思います。好きな俳優の話からその俳優の出演作の話に広げたり、鑑賞後の会話のネタも豊富に見つけられそうです。

キッズ&ティーン向き映画判定
映画『バイプレイヤーズ~もしも100人の名脇役が映画を作ったら~』濱田岳/柄本時生/菜々緒/高杉真宙/芳根京子

物語そのものもシンプルで楽しめるし、物語の鍵を握るワンちゃんもかわいいので、小学生でも楽しめると思います。撮影の裏側も覗くことができるので、「そうやって撮影してるんだ!」という発見もあります。なので、中学生、高校生、大学生で、映画研究会に入っている人にもオススメです。

映画『バイプレイヤーズ~もしも100人の名脇役が映画を作ったら~』田口トモロヲ/松重豊/光石研/遠藤憲一/濱田岳/柄本時生/菜々緒/高杉真宙/芳根京子/有村架純/天海祐希/役所広司

『バイプレイヤーズ~もしも100人の名脇役が映画を作ったら~』
2021年4月9日より全国公開
東宝映像事業部
公式サイト

©2021「映画 バイプレイヤーズ」製作委員会

TEXT by Myson

関連記事
  • follow us in feedly
  • RSS

新着記事

映画『キングダム 魂の決戦』山﨑賢人/吉沢亮/橋本環奈/志尊淳/神尾楓珠/山田裕貴/坂口憲二/豊川悦司/斎藤工/玉木宏/佐藤浩市/小栗旬 キングダム 魂の決戦【レビュー】

本作でシリーズ5作目となりますが、勢いは止まりません…

映画『急に具合が悪くなる。』ヴィルジニー・エフィラ/岡本多緒 岡本多緒【ギャラリー/出演作一覧】

1985年5月22日生まれ。千葉県出身。

映画『サヨナラの引力』ク・ギョファン/ムン・ガヨン 映画に隠された恋愛哲学とヒント集81:恋愛は長く続けば幸せなのか

今回は、『オブセッション 災愛』と『サヨナラの引力』を例に、恋愛関係は長く続いたほうが幸せなのかを考えます。

映画『チルド』染谷将太 チルド【レビュー】

私達の生活に溶け込んでいるコンビニエンスストアは、角度を変えると、“特別な場所”なのかもしれません。その意味が本作を観ると…

映画『ヌーヴェルヴァーグ』ギヨーム・マルベック/ゾーイ・ドゥイッチ ヌーヴェルヴァーグ【レビュー】

“ヌーヴェルヴァーグ”(日本語に訳すと「新しい波」)とは、「1950年代後半のフランスで台頭した新世代の監督たちが、既存のルールに縛られず…

映画『オブセッション 災愛』マイケル・ジョンストン/インディ・ナヴァレッテ オブセッション 災愛【レビュー】

これはやばい(笑)。いろいろな意味で怖過ぎて、笑っちゃうおもしろさです。監督を務めたのは、1999年生まれの若き新鋭カリー・バーカー…

映画『リライト』篠原篤 篠原篤【ギャラリー/出演作一覧】

1983年2月1日生まれ。福岡県出身。

映画『大統領のケーキ』バニーン・アハマド・ナーイフ 大統領のケーキ【レビュー】

本作は、フセイン政権下のイラクが国連安保理により経済制裁を受けていた1990年代を舞台に描かれています。当時フセインは、国民が困窮しているにもかかわらず…

映画『サヨナラの引力』ク・ギョファン/ムン・ガヨン サヨナラの引力【レビュー】

本作は、超大ヒットした『私の頭の中の消しゴム』(2004)が持つ韓国での観客動員数記録を塗り替え、260万人を突破する記録的大ヒットを飛ばしました…

映画『スーパーガール』ミリー・オールコック ミリー・オールコック【ギャラリー/出演作一覧】

2000年4月11日生まれ。オーストラリア出身。

【映画でSEL】にたどりつくまでの道

今のあなたに必要な非認知能力を伸ばす【映画でSEL】プログラムのご案内

本サイト内の広告について

本サイトにはアフィリエイト広告バナーやリンクが含まれます。

おすすめ記事

【映画学ゼミ第9回】「作品との心理的距離感に影響を与え得る情動知能」参加者募集! 【映画学ゼミ第9回】「作品との心理的距離感に影響を与え得る情動知能」参加者募集!

今回は、私の研究で扱っている情動知能を取り上げます。非認知能力という言葉を聞いたことがあるでしょうか…

映画『ボヘミアン・ラプソディ』ラミ・マレック 映画好きが選んだ実在アーティストの伝記映画ランキング

今回は実在アーティストの伝記映画について、正式部員の皆さんに投票してもらいました。さまざまな有名アーティストにまつわる作品がある中で上位にランクインしたのはどの作品でしょうか?

映画『ズートピア2』 映画好きが選んだ2025アニメ映画ベスト

今回は、2025年に劇場公開されたアニメ映画について、正式部員の皆さんによる投票結果ベスト30を発表!2025年のアニメ映画ベストに輝いたのは?

学び・メンタルヘルス

  1. 映画『四月の余白』一ノ瀬ワタル/上阪隼人
  2. 【映画学ゼミ第9回】「作品との心理的距離感に影響を与え得る情動知能」参加者募集!
  3. 映画『炎上』森七菜/髙橋芽以

REVIEW

  1. 映画『キングダム 魂の決戦』山﨑賢人/吉沢亮/橋本環奈/志尊淳/神尾楓珠/山田裕貴/坂口憲二/豊川悦司/斎藤工/玉木宏/佐藤浩市/小栗旬
  2. 映画『チルド』染谷将太
  3. 映画『ヌーヴェルヴァーグ』ギヨーム・マルベック/ゾーイ・ドゥイッチ
  4. 映画『オブセッション 災愛』マイケル・ジョンストン/インディ・ナヴァレッテ
  5. 映画『大統領のケーキ』バニーン・アハマド・ナーイフ

PRESENT

  1. 映画『急に具合が悪くなる。』ヴィルジニー・エフィラ/岡本多緒
  2. 映画『トイ・ストーリー5』Tシャツ
  3. 映画『だぁれかさんとアソぼ?』鎮西寿々歌(FRUITS ZIPPER)
PAGE TOP