REVIEW

プレデター:最凶頂上決戦【レビュー】

  • follow us in feedly
  • RSS
映画『プレデター:最凶頂上決戦』

REVIEW

アニメーションとはいえ、さすが“プレデター”シリーズとあって、描写が激しく見応えがあります。むしろ、これが実写だったらかなりグロくて、観るのを躊躇する方がいそうなところ、アニメーションであることによって観やすくなっています。

映画『プレデター:最凶頂上決戦』

物語の構成がユニークで、「盾」「剣」「弾」と章が分かれており、時代、国の違うキャラクターの3つのストーリーが描かれた後、メインストーリーに統合されていきます。

映画『プレデター:最凶頂上決戦』

メインキャラクターの特徴や強みも全く異なります。まず、最初に登場するヴァイキングの女性リーダーがものすごく強くて惚れぼれします。次に登場するのは武士、忍者です。“プレデター”シリーズに日本由来のストーリーが入っているとは感激です。そして、最後に登場するパイロットは武闘派ではない分、どういう戦いを繰り広げるのかが見どころとなっています。

映画『プレデター:最凶頂上決戦』

さまざまなタイプのプレデターが登場する点も魅力です。容姿のバリエーションがあるのはもちろん、さまざまな武器も登場します。そして、これまでの作品ではあまり描かれてこなかった、プレデター側の世界が描かれている点で新鮮です。
90分弱の短い尺の中に見どころがギュッと詰まっています。ラストは過去作のキャラクターに紐付くシーンも出てくるので、最後まで気を抜かずにご覧ください。

デート向き映画判定

映画『プレデター:最凶頂上決戦』

刺激の強いシーンに関しては実写よりは観やすいとはいえ、バイオレンスシーンが本当に苦手な方にとっては、アニメーションでも痛々しさを感じる可能性はあります。言い換えると、アニメーションである分、逆に激しい描写になっているとも思えるシーンがあります。デートで観るよりも、同じ“プレデター”ファン同士で観るほうが盛り上がれそうです。

キッズ&ティーン向き映画判定

映画『プレデター:最凶頂上決戦』

アニメーションとはいえ、激しい描写が多いので、大人の感覚ではせめて中学生くらいになってから観るほうが良いように思います。身のこなしで戦うシーンはもちろん、頭脳戦も見応えがあり、展開が早いのであっという間に観終わります。実写の“プレデター”シリーズを観る前の入門として観るのも良さそうです。

映画『プレデター:最凶頂上決戦』

『プレデター:最凶頂上決戦』
2025年6月6日よりディズニープラス スターにて独占配信開始
ディズニープラスで観る

© 2025 20th Century Studios

TEXT by Myson


関連作

『プレデター』
映画史を物語るクリーチャー映画特集
Amazonでブルーレイを購入する Amazonプライムビデオで観る

『プレデター2』
Amazonでブルーレイを購入する Amazonプライムビデオで観る

『プレデターズ』
Amazonでブルーレイを購入する Amazonプライムビデオで観る

『ザ・プレデター』
REVIEW/デート向き映画判定/キッズ&ティーン向き映画判定
Amazonでブルーレイを購入する Amazonプライムビデオで観る

『プレデター:ザ・プレイ』
REVIEW/デート向き映画判定/キッズ&ティーン向き映画判定
Amazonでブルーレイを購入する Amazonプライムビデオで観る

映画『プレデター:バッドランド』

『プレデター:バッドランド』
2025年11月7日より全国公開
ウォルト・ディズニー・ジャパン
公式サイト

©2025 20th Century Studios. All Rights Reserved.

本ページには一部アフィリエイト広告のリンクが含まれます。
情報は2025年6月時点のものです。最新の販売状況や配信状況は各社サイトにてご確認ください。

  • follow us in feedly
  • RSS

新着記事

映画『風のマジム』伊藤沙莉 風のマジム【レビュー】

REVIEWマジムって何だろうから始まり、すぐに主人公の名前とわかると、次に「じゃあ、風の…

映画『ベスト・キッド:レジェンズ』ベン・ウォン ベン・ウォン【ギャラリー/出演作一覧】

2000年1月1日生まれ。中国、上海出身。

映画『ベートーヴェン捏造』山田裕貴/古田新太 ベートーヴェン捏造【レビュー】

REVIEW「ベートーヴェンにまつわる実話なのに邦画なの!?」と思われる方は少なくないはず…

映画『宝島』部活:座談会/大友啓史監督 ファストムービー時代の真逆を行こうと覚悟を決めた!大友啓史監督と語ろう『宝島』部活リポート前編

『るろうに剣心』シリーズ、『レジェンド&バタフライ』などを手掛けた大友啓史監督が<沖縄がアメリカだった時代>を描いた映画『宝島』。今回、当部の部活史上初めて監督ご本人にご参加いただき、映画好きの皆さんと一緒に本作について語っていただきました。

映画『あなたが眠る間』チュ・ジャヒョン あなたが眠る間【レビュー】

REVIEWネタバレを避けてここには具体的に書かずに置くとして、本作のキャッチコピーから想…

映画『ホーリー・カウ』クレマン・ファヴォー 『ホーリー・カウ』一般試写会 10組20名様ご招待

映画『ホーリー・カウ』一般試写会 10組20名様ご招待

映画『遠い山なみの光』広瀬すず 遠い山なみの光【レビュー】

原作「遠い山なみの光」は、カズオ・イシグロの原点といわれる長編小説デビュー作であり、1982年に発表し王立文学協会賞を受賞…

映画『侵蝕』クォン・ユリ(少女時代)/キ・ソユ 侵蝕【レビュー】

逃げられない怖さっていろいろありますが、こういう現実でも実際にありそうな設定は…

映画『愛はステロイド』ケイティ・オブライアン ケイティ・オブライエン【ギャラリー/出演作一覧】

1989年2月12日生まれ。アメリカ、インディアナ州インディアナポリス出身。

映画『宝島』妻夫木聡 宝島【レビュー】

真藤順丈が直木賞を受賞した同名小説を、“るろうに剣心”シリーズや『レジェンド&バタフライ』を手掛けた大友啓史監督が映画化した本作では…

本サイト内の広告について

本サイトにはアフィリエイト広告バナーやリンクが含まれます。

おすすめ記事

映画『宝島』部活:座談会/大友啓史監督 ファストムービー時代の真逆を行こうと覚悟を決めた!大友啓史監督と語ろう『宝島』部活リポート前編

『るろうに剣心』シリーズ、『レジェンド&バタフライ』などを手掛けた大友啓史監督が<沖縄がアメリカだった時代>を描いた映画『宝島』。今回、当部の部活史上初めて監督ご本人にご参加いただき、映画好きの皆さんと一緒に本作について語っていただきました。

映画『宝島』妻夫木聡/広瀬すず/窪田正孝 沖縄がアメリカ統治下だったことについてどう思う?『宝島』アンケート特集

【大友啓史監督 × 妻夫木聡、広瀬すず、窪田正孝、永山瑛太】のタッグにより、混沌とした時代を自由を求めて全力で駆け抜けた若者達の姿を描く『宝島』が9月19日より劇場公開されます。この度トーキョー女子映画部では、『宝島』を応援すべく、正式部員の皆さんに同作にちなんだアンケートを実施しました。

映画『スーパーマン』デイビッド・コレンスウェット 映画好きが選んだDCコミックス映画ランキング

今回は正式部員の皆さんに好きなDCコミックス映画について投票していただきました。“スーパーマン”や“バットマン”など人気シリーズが多くあるなか、上位にはどんな作品がランクインしたのでしょう?

学び・メンタルヘルス

  1. 映画『ふつうの子ども』嶋田鉄太/瑠璃
  2. 映画『ネクスト・ゴール・ウィンズ』マイケル・ファスベンダー
  3. 映画『バーバラと心の巨人』マディソン・ウルフ

REVIEW

  1. 映画『風のマジム』伊藤沙莉
  2. 映画『ベートーヴェン捏造』山田裕貴/古田新太
  3. 映画『あなたが眠る間』チュ・ジャヒョン
  4. 映画『遠い山なみの光』広瀬すず
  5. 映画『侵蝕』クォン・ユリ(少女時代)/キ・ソユ

PRESENT

  1. 映画『ホーリー・カウ』クレマン・ファヴォー
  2. 映画『ぼくらの居場所』リアム・ディアス/エッセンス・フォックス/アンナ・クレア・ベイテル
  3. 映画『ミーツ・ザ・ワールド』杉咲花/南琴奈/板垣李光人
PAGE TOP