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決戦は日曜日【レビュー】

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映画『決戦は日曜日』窪田正孝/宮沢りえ

事なかれ主義の議員秘書と政界に無知な二世候補者による選挙のドタバタ劇が描かれた本作。監督は、『東京ウィンドオーケストラ』『ピンカートンに会いにいく』などを手掛けてきた坂下雄一郎が務めています。政治という難しいテーマが扱われながらも、クスッと笑えるシーンが満載なので、どんな人でも気楽に楽しめると思います。また、選挙の裏側で秘書達が奔走する様子や候補者とのやり取りがとてもリアルで、「こういうことが現実にもあり得そうだな」と感じるシーンも多くあります。
キャストは、主人公で議員秘書の谷村勉を窪田正孝、政界に無知な候補者の川島有美を宮沢りえが演じており、2人の息の合ったやり取りはとても見応えがあります。特に宮沢りえは滑稽な候補者役を思いきりよく演じていて、新たな魅力を発揮しています。その他にも赤楚衛二、内田慈、小市慢太郎、音尾琢真らが脇を固め、それぞれ個性豊かなキャラクターを好演しているので、ぜひお気に入りのキャラクターを探してみてください。
前半は有美の無茶苦茶な言動とそれを冷静に対処する秘書達の行動に笑えますが、だんだんと政治の闇に迫る展開も秀逸です。実際の政治の世界はどんな風なのかと想像を膨らませつつ、本作を楽しんでご覧ください。

デート向き映画判定
映画『決戦は日曜日』宮沢りえ

恋愛要素はありませんが、コメディ作品なのでデートで観ても良いと思います。もし政治と関わりのある方と観る場合は、現実との違いも聞いてみたいところですが、あくまでフィクションなので現実と混同しないように注意してください。また、谷村をはじめとした秘書達の対応能力の高さは、恋愛に置き換えても役立ちそうなスキルなので、参考にするのもアリかもしれません。

キッズ&ティーン向き映画判定
映画『決戦は日曜日』窪田正孝/赤楚衛二/内田慈

政界が舞台の物語ですが、難しい専門用語なども少ないので、皆さんも人間ドラマ、コメディとして楽しめるのではないでしょうか。大人のドロドロとしたやり取りには驚くと思いますが、そういった部分は反面教師として観て、決して真似しないようにしてくださいね。もし実際の政治の世界に興味を持ったら、自分なりに調べてみるのも良いと思います。

映画『決戦は日曜日』窪田正孝/宮沢りえ/赤楚衛二/内田慈/小市慢太郎/音尾琢真

『決戦は日曜日』
2022年1月7日より全国公開
クロックワークス
公式サイト

© 2021「決戦は日曜日」製作委員会

TEXT by Shamy

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1976年11月13日生まれ、山形県出身。

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