REVIEW

キラー・ナマケモノ【レビュー】

  • follow us in feedly
  • RSS
映画『キラー・ナマケモノ』

REVIEW

女子大生の寮で、ナマケモノ(動物)が人を殺しまくるって、どういうことやねんと誰もが思うでしょう。何か捻りでもあるのかと思いきや、そのまんまです(笑)。密猟者に捕まってしまったナマケモノは、ひょんなことから女子大生の寮のマスコットとして飼われることになり、アルファと名付けられます。その女子寮では会長選を控えていて、アルファを寮につれてきた張本人のエミリーは、アルファ人気にあやかり、会長に選ばれる可能性を着実に伸ばしていきます。でも、その頃次々と寮生が姿を消し…というストーリーです。
ツッコミどころが満載なのでどこからツッコめば良いのかわからず観ているうちに、途中からもう好きにやってくれと思うほど自由奔放さが炸裂してくるので、だんだん笑いがこみ上げてきます。殺される恐怖の合間あいまに、女子同士のどうでも良いやり取りが挟まってくる点でも、良い意味でペースが崩されて、ハチャメチャ感が楽しめます。私はクライマックスの寮母さんとエミリーの会話のシーンが思いっきりコントになっていて、気に入りました(笑)。
若い女子×ホラーという王道の設定で“あるある”な展開がてんこ盛りな点でも、ホラー映画好きには特に楽しめると思います。ちなみに本作は『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』の製作チームによる作品という点で、作り手の振り幅の大きさも興味深いです。最後、力業でキレイにまとめようとしてくるあたりも大きく「なんでやねん!」とツッコんでください(笑)。

デート向き映画判定

映画『キラー・ナマケモノ』

カップルで観ても気まずくなるようなシーンはなく、殺人アニマルとはいえ愛嬌があるので、ホラーはどんなレベルでも絶対に無理という相手でなければ、だいたい許容範囲だと思います。ただ、このノリが好きかどうかは感想が分かれそうな気もするので、初デートでは避けたほうが良さそうです。ざっくり設定を伝えた上で相手も興味があれば一緒に観てもよいのではないでしょうか。

キッズ&ティーン向き映画判定

映画『キラー・ナマケモノ』

動物を人間の都合で飼うと痛い目に遭うということがよくわかるストーリーです。といいながら、真面目に観るよりも、ホラー・コメディとして楽しむタイプの作品となっています。ナマケモノのアルファが暴れまくりつつ、人を殺めるシーンは直接は映らないので、ホラー初心者には観やすいでしょう。映画にハマってきてホラーにも挑戦したいなと思っている方はトライしてみてください。

映画『キラー・ナマケモノ』

『キラー・ナマケモノ』
2024年4月26日より全国公開
アルバトロス・フィルム
公式サイト

ムビチケ購入はこちら

©2023 Slotherhouse™ All rights reserved

TEXT by Myson

本ページには一部アフィリエイト広告のリンクが含まれます。
情報は2024年4月時点のものです。最新の販売状況や配信状況は各社サイトにてご確認ください。

  • follow us in feedly
  • RSS

新着記事

映画『大富豪になるための正しい殺し方』グレン・パウエル 大富豪になるための正しい殺し方【レビュー】

REVIEWタイトルを見ただけで内容がイメージできて、期待通りにおもしろい!大富豪の家系に…

映画『あきらめません!』佐津川愛美 佐津川愛美【ギャラリー/出演作一覧】

1988年8月20日生まれ。静岡県出身。

映画『ちっぽけな僕の、おおきな世界』ジャクソン・イー ちっぽけな僕の、おおきな世界【レビュー】

中国で観客約3000万人を動員し、興行収入7億6500万元(約180億円)を突破した本作は、中国の複数の映画祭で受賞したほか、第37回東京国際映画祭で観客賞を受賞…

「第39回東京国際映画祭」クロージングセレモニー:受賞者 東京グランプリは『妹兄とマンホールの蓋』!第39回東京国際映画祭閉幕

2026年10月26日(月)より日比谷、有楽町、丸の内、銀座地区にて開幕した第39回東京国際映画祭が、11月4日(水)に閉幕を迎え、クロージングセレモニーと審査委員会見、受賞者記者会見がわれました。

映画『4アウト ─もう一度、プレイボール─』相葉雅紀 4アウト ─もう一度、プレイボール─【レビュー】

平山讓の「4アウト -ある障害者野球チームの挑戦」を原作とする本作は、東京で初めて結成された身体障害者野球チーム“東京ブルーサンダース”創設にまつわる実話を基に映画化されました…

映画『星の教室』桜田ひより 星の教室【レビュー】

『セーラー服と機関銃』『時をかける少女』『Wの悲劇』など数々の名作を生み出してきた角川春樹が総監督を務める作品です。原作は髙田郁の同名小説、監督は中川龍太郎が務めています…

映画『コットンテール』木村多江 木村多江【ギャラリー/出演作一覧】

1971年3月16日生まれ。東京都出身。

映画『ダビデ ~王になった少年~』 ダビデ ~王になった少年~【レビュー】

旧約聖書「サムエル記」に基づき作られた本作は、イスラエルの王となるダビデを主人公とした物語…

映画『mentor』磯村勇斗/末澤誠也/綾野剛 映画レビュー&ドラマレビュー総合アクセスランキング【2026年10月】

映画レビュー&ドラマレビュー【2026年10月】のアクセスランキングを発表!

映画『てんてん ずっと独身でいるつもり?』森香澄さんインタビュー 『てんてん ずっと独身でいるつもり?』森香澄さんインタビュー

今回は『てんてん ずっと独身でいるつもり?』で初主演を飾った森香澄さんにインタビューをさせていただきました。

【映画でSEL】にたどりつくまでの道

今のあなたに必要な非認知能力を伸ばす【映画でSEL】プログラムのご案内

本サイト内の広告について

本サイトにはアフィリエイト広告バナーやリンクが含まれます。

おすすめ記事

映画『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』トム・クルーズ/ブラッド・ピット あの名作をリメイクするとしたら、誰をキャスティングする?『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』

世界的な超トップスター、トム・クルーズとブラッド・ピットが共演した奇跡の作品『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』のパッケージリリースを機に、当部恒例企画「勝手にキャスティング企画!」を実施。

【映画学ゼミSeason2】「思考力を鍛える映画鑑賞—その仕組みの探求(2)言葉とイメージの関係」参加者募集! 【映画学ゼミSeason2】「思考力を鍛える映画鑑賞—その仕組みの探求(2)言葉とイメージの関係」参加者募集!

Season2では、比喩的思考、批判的思考、論理的思考を軸として、「思考力を鍛える映画鑑賞の仕組み」を探求するスタンスで一連の流れを意識して構成しています。 とはいえ、毎回冒頭で前回までの振り返りを簡単にしますので、好きな回だけ単発で参加いただいてもOKです。映画に関する雑談も含めて一緒に楽しみましょう!

映画『プラダを着た悪魔』アン・ハサウェイ 映画好きが選んだアン・ハサウェイ人気作品ランキング

今回は、アン・ハサウェイ出演作品(日本劇場未公開作品と直近の劇場公開作品を除く)を対象に、正式部員…

学び・メンタルヘルス

  1. 【映画学ゼミSeason2】「思考力を鍛える映画鑑賞—その仕組みの探求(2)言葉とイメージの関係」参加者募集!
  2. 【映画学ゼミSeason2 第1回】「思考力を鍛える映画鑑賞—その仕組みの探求①オリエンテーション」参加者募集!
  3. 【映画学ゼミ第10回】「メタ認知が働く映画鑑賞、そうでない映画鑑賞、何が違う?」参加者募集!

REVIEW

  1. 映画『大富豪になるための正しい殺し方』グレン・パウエル
  2. 映画『ちっぽけな僕の、おおきな世界』ジャクソン・イー
  3. 映画『4アウト ─もう一度、プレイボール─』相葉雅紀
  4. 映画『星の教室』桜田ひより
  5. 映画『ダビデ ~王になった少年~』

PRESENT

  1. 映画『ムクドリと人生とレモンパスタ』アルバ・ロルヴァケル/エリオ・ジェルマーノ
  2. トーキョー女子映画部ロゴ
    プレゼント

PAGE TOP