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キラー・ナマケモノ【レビュー】

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映画『キラー・ナマケモノ』

REVIEW

女子大生の寮で、ナマケモノ(動物)が人を殺しまくるって、どういうことやねんと誰もが思うでしょう。何か捻りでもあるのかと思いきや、そのまんまです(笑)。密猟者に捕まってしまったナマケモノは、ひょんなことから女子大生の寮のマスコットとして飼われることになり、アルファと名付けられます。その女子寮では会長選を控えていて、アルファを寮につれてきた張本人のエミリーは、アルファ人気にあやかり、会長に選ばれる可能性を着実に伸ばしていきます。でも、その頃次々と寮生が姿を消し…というストーリーです。
ツッコミどころが満載なのでどこからツッコめば良いのかわからず観ているうちに、途中からもう好きにやってくれと思うほど自由奔放さが炸裂してくるので、だんだん笑いがこみ上げてきます。殺される恐怖の合間あいまに、女子同士のどうでも良いやり取りが挟まってくる点でも、良い意味でペースが崩されて、ハチャメチャ感が楽しめます。私はクライマックスの寮母さんとエミリーの会話のシーンが思いっきりコントになっていて、気に入りました(笑)。
若い女子×ホラーという王道の設定で“あるある”な展開がてんこ盛りな点でも、ホラー映画好きには特に楽しめると思います。ちなみに本作は『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』の製作チームによる作品という点で、作り手の振り幅の大きさも興味深いです。最後、力業でキレイにまとめようとしてくるあたりも大きく「なんでやねん!」とツッコんでください(笑)。

デート向き映画判定

映画『キラー・ナマケモノ』

カップルで観ても気まずくなるようなシーンはなく、殺人アニマルとはいえ愛嬌があるので、ホラーはどんなレベルでも絶対に無理という相手でなければ、だいたい許容範囲だと思います。ただ、このノリが好きかどうかは感想が分かれそうな気もするので、初デートでは避けたほうが良さそうです。ざっくり設定を伝えた上で相手も興味があれば一緒に観てもよいのではないでしょうか。

キッズ&ティーン向き映画判定

映画『キラー・ナマケモノ』

動物を人間の都合で飼うと痛い目に遭うということがよくわかるストーリーです。といいながら、真面目に観るよりも、ホラー・コメディとして楽しむタイプの作品となっています。ナマケモノのアルファが暴れまくりつつ、人を殺めるシーンは直接は映らないので、ホラー初心者には観やすいでしょう。映画にハマってきてホラーにも挑戦したいなと思っている方はトライしてみてください。

映画『キラー・ナマケモノ』

『キラー・ナマケモノ』
2024年4月26日より全国公開
アルバトロス・フィルム
公式サイト

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TEXT by Myson

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