REVIEW
藤本タツキによる原作漫画「ルックバック」は、「2024年には劇場アニメ化され、第48回日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞を受賞。2026年7月現在、発行部数は100万部を突破して」おり、「本作は、藤本タツキ作品として初の実写映画化」となります(映画公式資料)。


小学4年生の藤野(七瀬ふうり)は学年新聞で連載している4コマ漫画で好評を得ていました。ところが、不登校の同級生、京本(岡田六花)の4コマ漫画が連載され始めると、京本の小学生離れした高い画力に圧倒されてしまいます。そこから、藤野はもっと絵が上手く描けるよう懸命に練習するものの、京本との差は縮まりません。そして、卒業を迎えた時、運命的な出来事が起こります。

ストーリーが素晴らしいことは原作漫画やアニメ版で既に証明されている通りです。実写版は上映時間が99分、アニメ版は58分なので、実写版では追加されているシーンがあるということになります。ただ、1度目の鑑賞ではひとまず没入して観て欲しいので、2度目以降のリピート鑑賞でアニメ版と実写版の比較を楽しんではいかがでしょうか。

実写版の魅力は何よりキャスティングです。子どもの頃の藤野と京本、大きくなってからの藤野(出口夏希)と京本(蒔田彩珠)の4人とも、キャラクターのイメージにピッタリです。実写では、漫画を上手く描くキャラクターを演じるにあたり、実際の手の動きなどをマスターしなければいけません。完成報告イベントでは、4人ともすごく熱心に練習を重ねていたと話していました。ぜひ手元にも注目して観てください。

本作を観ると、好きなことに夢中になれる幸福感、好きだからこその悔しさ、どの道を辿っても巡り合う運命を改めて実感し、胸がいっぱいになります。アニメ版と同じく、年月を経て何度でも観返したい1作です。
デート向き映画判定

デートでも安心して観られる作品です。自分が夢中になれることがあっても、聞かれなければ話す機会は意外にないかもしれません。本作を機に共有するのも良いですね。特に夢中になれることがなくても、子どもの頃の思い出や、仲の良い友達の話などをする機会にできそうなので、お互いをもっと知られるのではないでしょうか。
キッズ&ティーン向き映画判定

主人公達の小学生の頃から青年期までの出来事を描いているので、皆さんにとって身近な感覚で観られる要素が多いと思います。夢中になれることを見つけた2人の少女が、どんな道を辿るのか、どんなところで迷いが出てくるのかなど、進路を考える上でもビビッとくる展開が複数あります。友情物語としても胸に刺さるものがあります。1人で観るのも、仲の良い友達と観るのも、どちらもオススメです。

『ルックバック』
2026年9月11日より全国公開
K2 Pictures
公式サイト
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©藤本タツキ/集英社 ©2026 K2 Pictures・集英社
TEXT by Myson
関連作
『ルックバック』(アニメーション映画)
REVIEW/デート向き映画判定/キッズ&ティーン向き映画判定
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情報は2026年9月時点のものです。最新の販売状況や配信状況は各社サイトにてご確認ください。





























