REVIEW

こんにちは、私のお母さん

  • follow us in feedly
  • RSS
映画『こんにちは、私のお母さん』ジア・リン/チャン・シャオフェイ

本作は、監督、脚本、主演を務めたジア・リンが自身の母との実話を基に描いた物語です。主人公は元気と明るさだけが取り柄で、母に苦労ばかりかけているジア・シャオリン(ジア・リン)。ジアはあることをきっかけに20年前の1981年にタイムスリップし、母の幸せのために運命を変えようと奔走します。ちょっとした小ネタが散りばめられていて笑えるシーンも多いのですが、全編を通して母親への温かい愛情が伝わってきて、鑑賞後も良い後味が残ります。
ジア・シャオリンを演じたジア・リンの等身大の演技も見事ですし、若かりし頃の母を演じたチャン・シャオフェイのチャーミングな所作も印象的です。また、彼女達を取り巻くキャラクター達も個性派揃いで、コメディとしてのおもしろさを際立たせる重要な役割を果たしています。個人的にはあるボートのシーンで爆笑したので、皆さんもぜひお気に入りのシーンを見つけてみてください。
もし過去にタイムスリップして若かりし頃の親に会うことになったら…と想像するだけでも楽しいですし、母娘の関係性を客観的に見つめることで、ご自身の親子関係を振り返るきっかけにもなるのではないでしょうか。ジアが母の幸せを願って一生懸命に行動する姿は思わず応援したくなりますし、現代と過去が少しずつ影響し合う展開も見応えがあるので、隅々まで注目してご覧ください。

デート向き映画判定
映画『こんにちは、私のお母さん』チャン・シャオフェイ

母と娘の物語が軸ですが、恋愛要素も少しだけあります。ネタバレになるので詳細は控えますが、本作では意中の相手を落とすための作戦シーンがいくつか登場します。作戦の行方は本編をご覧いただくとして、振り向かせたい相手のいる人なら真似をして実践してみるのもアリかもしれません。既に付き合っているカップルにとっても気兼ねなく楽しめる作品なので、デートにもピッタリだと思います。

キッズ&ティーン向き映画判定
映画『こんにちは、私のお母さん』ジア・リン/チャン・シャオフェイ

わかりやすいコメディ要素も満載で、且つ親子愛についても考えられる作品なので、皆さんにも観て欲しい1作です。現実では自分が生まれる前の親に会うことは叶いませんが、本作のジアを通して疑似体験して、自分ならどんな風に接するのか想像してみるのもおもしろいと思います。もし親との関係に悩んだ時は本作を観て考えるのもオススメです。

映画『こんにちは、私のお母さん』ジア・リン/チャン・シャオフェイ

『こんにちは、私のお母さん』
2022年1月7日より全国公開
Tiger Pictures Entertainment、ハーク
公式サイト

© 2021 BEIJING JINGXI CULTURE & TOURISM CO., LTD. All rights reserved.

TEXT by Shamy

関連記事
  • follow us in feedly
  • RSS

新着記事

映画『クジラに落ちた男』オースティン・エイブラムス クジラに落ちた男【レビュー】

クジラに落ちた男』というタイトルが示す通り、内容はイメージしやすい一方で、クジラの中に閉じ込められている状況でどんなストーリーが展開するのかは想像を超えています…

映画『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』トム・クルーズ/ブラッド・ピット あの名作をリメイクするとしたら、誰をキャスティングする?『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』

世界的な超トップスター、トム・クルーズとブラッド・ピットが共演した奇跡の作品『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』のパッケージリリースを機に、当部恒例企画「勝手にキャスティング企画!」を実施。

映画『ハイファイブ!』イ・ジェイン/パク・ジニョン ハイファイブ!【レビュー】

超能力者の臓器を移植された6人のキャラクターが、それぞれに特殊能力を授かります…

映画『ムクドリと人生とレモンパスタ』アルバ・ロルヴァケル/エリオ・ジェルマーノ 『ムクドリと人生とレモンパスタ』スペシャルトーク付き特別試写会 5組10名様ご招待

映画『ムクドリと人生とレモンパスタ』スペシャルトーク付き特別試写会 5組10名様ご招待

映画『URCHIN/アーチン』フランク・ディレイン URCHIN/アーチン【レビュー】

路上生活から抜け出そうともがく青年を主人公にした本作は、俳優として活躍するハリス・ディキンソンの長編初監督作です…

映画『バッド・ルーテナント:トウキョウ』小栗旬/リリー・ジェームズ バッド・ルーテナント:トウキョウ【レビュー】

三池崇史監督、小栗旬、リリー・ジェームズをはじめとして、キャスト、スタッフともに、日本とハリウッドが手を組んで作られた本作は、撮影前にNEONによる北米配給が決まりました…

映画『わたしの知らない子どもたち』小八重葵美/二階堂ふみ わたしの知らない子どもたち【レビュー】

戦後の厳しい時代を生き抜く子ども達の姿を描く本作は、広島に生まれた西川美和監督によって作られました…

映画『君の話』北村匠海/出口夏希 『君の話』キャスト&監督登壇!完成披露試写会20名様ご招待

『君の話』キャスト&監督登壇!完成披露試写会20名様ご招待

映画『さとこはいつも』石田ひかり 石田ひかり【ギャラリー/出演作一覧】

1972年5月25日生まれ。東京都出身。

映画『mentor』磯村勇斗/末澤誠也 mentor【レビュー】

メンターとは、指導者、師匠のような存在を指します。でも、𠮷田恵輔監督作となると、字義通りのメンターの話なのかどうか、というより、そのまま描くはずはない、と勘ぐってしまう方もいるでしょう(笑)…

【映画でSEL】にたどりつくまでの道

今のあなたに必要な非認知能力を伸ばす【映画でSEL】プログラムのご案内

本サイト内の広告について

本サイトにはアフィリエイト広告バナーやリンクが含まれます。

おすすめ記事

映画『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』トム・クルーズ/ブラッド・ピット あの名作をリメイクするとしたら、誰をキャスティングする?『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』

世界的な超トップスター、トム・クルーズとブラッド・ピットが共演した奇跡の作品『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』のパッケージリリースを機に、当部恒例企画「勝手にキャスティング企画!」を実施。

【映画学ゼミSeason2】「思考力を鍛える映画鑑賞—その仕組みの探求(2)言葉とイメージの関係」参加者募集! 【映画学ゼミSeason2】「思考力を鍛える映画鑑賞—その仕組みの探求(2)言葉とイメージの関係」参加者募集!

Season2では、比喩的思考、批判的思考、論理的思考を軸として、「思考力を鍛える映画鑑賞の仕組み」を探求するスタンスで一連の流れを意識して構成しています。 とはいえ、毎回冒頭で前回までの振り返りを簡単にしますので、好きな回だけ単発で参加いただいてもOKです。映画に関する雑談も含めて一緒に楽しみましょう!

映画『プラダを着た悪魔』アン・ハサウェイ 映画好きが選んだアン・ハサウェイ人気作品ランキング

今回は、アン・ハサウェイ出演作品(日本劇場未公開作品と直近の劇場公開作品を除く)を対象に、正式部員…

学び・メンタルヘルス

  1. 【映画学ゼミSeason2】「思考力を鍛える映画鑑賞—その仕組みの探求(2)言葉とイメージの関係」参加者募集!
  2. 【映画学ゼミSeason2 第1回】「思考力を鍛える映画鑑賞—その仕組みの探求①オリエンテーション」参加者募集!
  3. 【映画学ゼミ第10回】「メタ認知が働く映画鑑賞、そうでない映画鑑賞、何が違う?」参加者募集!

REVIEW

  1. 映画『クジラに落ちた男』オースティン・エイブラムス
  2. 映画『ハイファイブ!』イ・ジェイン/パク・ジニョン
  3. 映画『URCHIN/アーチン』フランク・ディレイン
  4. 映画『バッド・ルーテナント:トウキョウ』小栗旬/リリー・ジェームズ
  5. 映画『わたしの知らない子どもたち』小八重葵美/二階堂ふみ

PRESENT

  1. 映画『ムクドリと人生とレモンパスタ』アルバ・ロルヴァケル/エリオ・ジェルマーノ
  2. 映画『君の話』北村匠海/出口夏希
  3. 映画『進行曲 マーチングボーイズ』ムー・セン(牧森)
PAGE TOP