REVIEW
西暦2200年の火星の首都ノクティスを舞台に描かれる本作のタイトルは、「20年以上にわたり宇宙で活動をつづけている実在の火星探査機〈マーズ・エクスプレス〉の名」がつけられています(映画公式サイト)。本作で描かれる2200年の世界は、近いようで遠い未来の姿でありつつ、AIやアンドロイドが身近になりつつある現在から観ても、かなり現実味を感じます。

私立探偵アリーヌとアンドロイドの相棒カルロスは、依頼を受けて、1人の女子大生の捜索を始めます。捜索を進めていくと、女子大生の周囲では不可解な事柄が次々と出てきます。そして、遂にアリーヌとカルロスは、予想だにしなかった大きな陰謀に辿り着きます。
これから迎えるであろう未来を、グンと先読みしたストーリーはとても見応えがあります。そして、人間の身勝手さを描いている点もシュールで、フランス映画らしい辛辣さとアイロニックなユーモアも感じます。

クールなタッチの画が醸し出す独特な世界観、日本のアニメーションとは違う洋画特有の世界観が際立っていて、異世界に一層没入できるように感じます。
また、レア・ドリュッケール、マチュー・アマルリックが声優を務めているフランス語の字幕版も魅力的ながら、日本語吹き替え版は良い意味でアニメ感が増して感じます。字幕版と日本語吹き替え版を両方観て、比較してもおもしろそうですよ。
デート向き映画判定

ロマンチックなムードになるような要素がほぼないからこそ、どんな関係の2人でも一緒に観て気まずくなることはなさそうです。AIやアンドロイドなどの最先端テクノロジーをどう捉えているかは、昨今のホットな話題なので、会話のネタにもしやすそうです。
キッズ&ティーン向き映画判定

さまざまな容姿のアンドロイドが登場するし、性能がとても高いアンドロイドも登場するので、近未来の姿にワクワクさせられるでしょう。一方で、こんなにも大量のアンドロイドが、人間の生活に浸透したらどうなってしまうのだろうという想像もできると思います。これから、私達人間がアンドロイドやAIなどのテクノロジーとどう向き合っていくのかを考えるきっかけにもなりそうです。

『マーズ・エクスプレス』
2026年1月30日より全国公開
ハーク、トムス・エンタテインメント
公式サイト
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© Everybody on Deck – Je Suis Bien Content – EV.L prod – Plume Finance – France 3 Cinéma – Shine Conseils – Gebeka Films – Amopix
TEXT by Myson
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情報は2026年1月時点のものです。最新の販売状況や配信状況は各社サイトにてご確認ください。

- イイ俳優セレクション/マチュー・アマルリック(声の出演)
- イイ俳優セレクション/レア・ドリュッケール(声の出演)


























