REVIEW
ジェシカ・チャステインとアン・ハサウェイ、2人のオスカー俳優が共演というだけで、観たくなる方は少なくないはず。そして、2人がクラシックな装いで写るキービジュアルも鑑賞意欲をそそります。なお、ジェシカ・チャステインとアン・ハサウェイは本作でプロデューサーも務めています。

本作はベルギーの作家バーバラ・アベルの小説「Derrière la Haine」を原作として映画化されたオリビエ・マッセ=ドゥパス監督『母親たち』(2018)のリメイク作品です。『母親たち』は、ベルギーのアカデミー賞といわれるマグリット賞で史上最多となる9部門を受賞しているので、既に内容の良さは保証されているといえるでしょう。本作では、ジェシカ・チャステインとアン・ハサウェイが主人公を演じる点で、一層期待も膨らみます。

物語の舞台は1960年代、アメリカの郊外に位置する住宅街です。セリーヌ(アン・ハサウェイ)とアリス(ジェシカ・チャステイン)は、隣り同士に住む親友です。2人とも一人息子がいて家族ぐるみの付き合いをしています。でも、ある日セリーヌの息子が事故で亡くなってしまい、2人の関係もギクシャクし始めます。

2人はさまざまな場面で、母として、親友としての立場で葛藤します。そして、次々と起こる不可解な出来事が、2人の信頼関係を揺るがしていきます。観ているこちらも、「もしかして」と「まさか」という考えが交互に浮かび、最後まで目が離せません。

セリーヌとアリスが身につけている1960年代の洋服やヘアメイクがとても可愛らしい一方で、スリリングなストーリーが展開し、一粒で2度美味しい内容となっています。演技力の高さを誇るジェシカ・チャステインとアン・ハサウェイの迫力ある競演も見どころです。女子あるあるが詰まった作品でもあるので、ぜひご覧ください。
デート向き映画判定

セリーヌとアリスは親友でありながら、複雑な事態に陥り、女の勘、母親の勘によって攻防を繰り広げます。こういう状況で、夫婦の役割、親としての役割はどう分担されるのか、客観的に観る機会ともなるでしょう。ただし、夫婦やカップルで観た場合、特に男性は何ともいえない気持ちになりそうです。なので、デートで観るよりは1人でじっくり観るか、友達と観ると良いのではないでしょうか。とはいえ、親友ともいえるママ友と観るのは一応やめておきましょう。
キッズ&ティーン向き映画判定

子どもの立場から観ると、どんな風にみえるのか想像がつきません(苦笑)。現実と切り離して観られない方にとっては、そこそこ怖いと思います。エンタテインメントと割り切って楽しむためには、中学生くらいになってから観るほうが良さそうです。

『隣人たち』
2026年7月24日より全国順次公開
ギャガ
公式サイト
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TEXT by Myson
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情報は2026年7月時点のものです。最新の販売状況や配信状況は各社サイトにてご確認ください。






























