REVIEW

詩人の恋

  • follow us in feedly
  • RSS
映画『詩人の恋』ヤン・イクチュン

まずメインキャストがすごくイイ!主演のヤン・イクチュンはやっぱり期待を裏切りません。主人公の複雑な心情を見事に体現しています。そして、主人公の妻ガンスンを演じたチョン・ヘジンのコメディエンヌぶりには目を見張るものがあります。また、ただコミカルなだけじゃなく、後半の展開でリアルな女性像を演じている点でも引き込まれます。セユン役のチョン・ガラムも、一見ミステリアスなイケメンながら中身がグチャグチャになっている青年を好演。そんな彼らの演技と魅力が、この切なくて人間臭いドラマをリアルで愛おしいものにしています。
物語には、詩人という生き物が持つおもしろさと、人間の多面性、出会いがもたらす破滅と希望が映し出されていて、それぞれのキャラクターのどこかしらに自分に近いものを感じられると思います。観ている側も複雑な気持ちにさせられつつも、「人生1度くらい、とっちらかってもいいじゃない」という思いをもたらしてくれる優しい映画です。

デート向き映画判定
映画『詩人の恋』ヤン・イクチュン/チョン・ヘジン

人間関係、夫婦関係には、何が起こるかわからないというところで、荒療治的に考えて、マンネリカップルが観ると、何らかの刺激を得られるかもしれませんが、ラブラブカップルや今は順調にいっているカップルが観ると、微妙な空気になるかもしれません(笑)。仲の良い友達と観るか、1人でじっくり観るほうが浸れると思います。

キッズ&ティーン向き映画判定
映画『詩人の恋』ヤン・イクチュン/チョン・ガラム

PG-12なので大人と一緒に観ることになりますが、親子で観てどんな雰囲気になるのは読めません。親子愛も描かれている点ではアリですが、それ以外の部分については、子どもの理解を助ける際に大人がどう助言するかは、そのまま保護者の価値観をぶつけることになるからです。なので、大人の頭の中、心の中が整理されていないと、子どもの質問によってはあたふたするかもしれないですね(苦笑)。

映画『詩人の恋』ヤン・イクチュン

『詩人の恋』
2020年11月13日より全国順次公開
PG-12
エスパース・サロウ
公式サイト

©2017 CJ CGV Co., Ltd., JIN PICTURES, MIIN PICTURES All Rights Reserved

TEXT by Myson

関連記事
  • follow us in feedly
  • RSS

新着記事

映画『教皇選挙』レイフ・ファインズ/スタンリー・トゥッチ 映画好きが選んだ2025洋画ベスト

正式部員の皆さんに投票していただいた2025年洋画ベストの結果を発表!2025年の洋画ベストに輝いたのは!?

映画『災 劇場版』中島セナ 中島セナ【ギャラリー/出演作一覧】

2006年2月17日生まれ。東京都出身。

映画『超時空英雄伝エイリアノイド PART1』リュ・ジュンヨル/キム・ウビン/キム・テリ 超時空英雄伝エイリアノイド PART1【レビュー】

『10人の泥棒たち』『暗殺』のチェ・ドンフンが監督を務め、『パラサイト 半地下の家族』のCJ ENMが手掛ける本作は…

映画『クライム 101』クリス・ヘムズワース/マーク・ラファロ/バリー・コーガン/ハル・ベリー クライム 101【レビュー】

犯罪小説の巨匠、ドン・ウインズロウが書いた原作小説は、収録された短編集「クライム101」(「壊れた世界の者たちよ」から改題)が2020年10月に出版されると、映画化権を巡って…

映画『スペルマゲドン 精なる大冒険』 スペルマゲドン 精なる大冒険【レビュー】

思春期の少年のカラダの中で、“スペルマゲドン”の瞬間を待つ精子達の姿を描くという奇想天外なストーリーながら、大作系アニメーションの…

映画『レンタル・ファミリー』ブレンダン・フレイザー/ゴーマン シャノン 眞陽 レンタル・ファミリー【レビュー】

REVIEW『ザ・ホエール』で米アカデミー賞主演男優賞を受賞したブレンダン・フレイザーが主…

映画『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ』ジョシュ・ハッチャーソン ジョシュ・ハッチャーソン【ギャラリー/出演作一覧】

1992年10月12日生まれ。アメリカ出身。

映画『ブゴニア』エマ・ストーン ブゴニア【レビュー】

それぞれに強烈な世界観を持つ作品を作り出してきたヨルゴス・ランティモスとアリ・アスターがタッグを組んだ本作は…

映画『たしかにあった幻』ヴィッキー・クリープス たしかにあった幻【レビュー】

フランス、パリから神戸にやってきたコリー(ヴィッキー・クリープス)を主人公とした本作では、コリーの目線を通して日本人の死生観が…

映画『禍禍女』南沙良 禍禍女【レビュー】

南沙良、前田旺志郎、アオイヤマダ、髙石あかり、鈴木福といった若手実力派が名を連ね、ゆりやんレトリィバァが初監督を務めた本作は、監督自身が経験した実際の恋愛を基に作られた…

本サイト内の広告について

本サイトにはアフィリエイト広告バナーやリンクが含まれます。

おすすめ記事

映画『教皇選挙』レイフ・ファインズ/スタンリー・トゥッチ 映画好きが選んだ2025洋画ベスト

正式部員の皆さんに投票していただいた2025年洋画ベストの結果を発表!2025年の洋画ベストに輝いたのは!?

【映画学ゼミ第5回】「登場人物にみる人間の非合理性」参加者募集! 【映画学ゼミ第5回】「登場人物にみる人間の非合理性」参加者募集!

2025年10月から始めた映画学ゼミは、皆様のおかげで第4回(全8コマ)を実施できました。本当にありがとうございます! 2026年に入り、プチリニューアルし、第5回を実施します。

映画『ウィキッド ふたりの魔女』シンシア・エリヴォ/アリアナ・グランデ トーキョー女子映画部が選ぶ 2025年ベスト10&イイ俳優MVP

2025年も毎年恒例の企画として、トーキョー女子映画部の編集部マイソンとシャミが、個人的なベスト10と、イイ俳優MVPを選んでご紹介します。

学び・メンタルヘルス

  1. 【映画学ゼミ第5回】「登場人物にみる人間の非合理性」参加者募集!
  2. 映画『グッドワン』リリー・コリアス
  3. 人間として生きるおもしろさを知る【映画学ゼミ第4回】参加者募集

REVIEW

  1. 映画『超時空英雄伝エイリアノイド PART1』リュ・ジュンヨル/キム・ウビン/キム・テリ
  2. 映画『クライム 101』クリス・ヘムズワース/マーク・ラファロ/バリー・コーガン/ハル・ベリー
  3. 映画『スペルマゲドン 精なる大冒険』
  4. 映画『レンタル・ファミリー』ブレンダン・フレイザー/ゴーマン シャノン 眞陽
  5. 映画『ブゴニア』エマ・ストーン

PRESENT

  1. 映画『アウトローズ』ジェラルド・バトラー
  2. 映画『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』チャージングパッド
  3. トーキョー女子映画部ロゴ
    プレゼント

PAGE TOP