REVIEW

湯道【レビュー】

  • follow us in feedly
  • RSS
映画『湯道』

自宅のお風呂、銭湯、温泉、日本にはいろいろなお風呂がありますが、その存在意義を改めて振り返るストーリーです。お風呂を愛する人々と、お風呂を守ってきた人々が、それぞれの立場で思いを述べるのを観ていると、普段当たり前に思っているお風呂の存在の尊さを感じます。また本作では、消えゆく銭湯の存続が一つのテーマとなっていて、古いものがなくなっていく状況としては、どんな文化にも通じることとして観ることができます。時代遅れの一言で片付けられないけれど、とはいえ経営存続も難しい。思いだけでは続けられない難しい問題であることも痛感します。でも、そういった問題に少しでも目を向けることで守れる文化もあるのかもしれません。
豪華キャストの共演と、コミカルな演出も相まって温かい作品となっています。本作に登場する湯道は、本作の企画、脚本を手がけた小山薫堂氏が初代家元として2015年に立ち上げたそうで、そのお作法は優雅でユニークです。普段何も考えずにお風呂に浸かっていますが、湯道の作法で入ると、お風呂を堪能しているという感覚が増すかもしれませんね。また、本作を観ていると、瓶のコーヒー牛乳やフルーツ牛乳をグビグビっと飲みたくなります(笑)。お風呂文化が根付く日本に生まれて幸せだなと実感する本作で、心も温まってください。

デート向き映画判定
映画『湯道』生田斗真/濱田岳/橋本環奈

ホッコリする内容なので、デートで観るのも良いでしょう。本作を観たら、銭湯や温泉にも行きたくなるので、次のデートや旅行の約束をするきっかけにするのも良いですね。海外の方とお付き合いをされている方は、公衆のお風呂の入り方の予習として一緒に観ると参考になる部分もあるでしょう。

キッズ&ティーン向き映画判定
映画『湯道』生田斗真

今はだいぶ銭湯が少なくなっているので、近所にない地域もあるでしょう。でも、銭湯は家のお風呂とは違って、何だか楽しい場所です。それは温泉ともちょっと違います。ぜひ、キッズやティーンの皆さんも1度は銭湯を体験して欲しいです。その前に本作で銭湯ってどんなところか観てみてはどうでしょうか。

映画『湯道』生田斗真/濱田岳/橋本環奈、他

『湯道』
2023年2月23日より全国公開
東宝
公式サイト

©2023 映画「湯道」製作委員会

TEXT by Myson

関連記事
  • follow us in feedly
  • RSS

新着記事

映画『君の見る世界をなぞる』エロワ・ポユ/マクシム・スリヴィンスキー 君の見る世界をなぞる【レビュー】

一見恵まれた環境にいるエンゾは、自分のアイデンティティに悩まされ、居場所を見出せずにいます…

映画『ヒンド・ラジャブの声』 『ヒンド・ラジャブの声』トークイベント付き特別試写会10組20名様ご招待

『ヒンド・ラジャブの声』トークイベント付き特別試写会10組20名様ご招待

映画『ドラマなふたり』ゼンデイヤ/ロバート・パティンソン ドラマなふたり【レビュー】

その告白は一生添い遂げるつもりでいた相手の自信を簡単にくじく威力を持っています。本作はある種の“残酷”さが込められたラブストーリー…

映画『冴えないボクと映えるキミ』アビシャン・ジーヴィント/アナスワラ・ラージャン 『冴えないボクと映えるキミ』公開直前試食会 2組4名様プレゼント

映画『冴えないボクと映えるキミ』公開直前試食会 2組4名様プレゼント

映画『左利きの少女』ニーナ・イエ/マー・シーユエン 左利きの少女【レビュー】

ツォウ・シーチン 監督は、『テイクアウト』(2004)でショーン・ベイカーと共同で監督と脚本を務めて以降、プロデューサーとしてショーン・ベイカーを支えてきた人物です…

映画『Never After Dark/ネバーアフターダーク』穂志もえか 穂志もえか【ギャラリー/出演作一覧】

1995年8月23日生まれ。千葉県出身。

映画『キングダム 魂の決戦』山﨑賢人 映画レビュー&ドラマレビュー総合アクセスランキング【2026年7月】

映画レビュー&ドラマレビュー【2026年7月】のアクセスランキングを発表!

【映画学ゼミ第10回】「メタ認知が働く映画鑑賞、そうでない映画鑑賞、何が違う?」参加者募集! 【映画学ゼミ第10回】「メタ認知が働く映画鑑賞、そうでない映画鑑賞、何が違う?」参加者募集!

メタ認知は、自分で自分をわかるために必要な認知機能です。今回は、映画鑑賞においてメタ認知の働きによって、鑑賞後の印象が変わるはずという仮説のもと、メタ認知が働く映画鑑賞とそうでない映画鑑賞で何が異なるのかを一緒に考えます。本ゼミでは、映画鑑賞に絡めて日常にも役立つ心理学を取り上げています。

映画『四十九-SEEK』映画祭受賞、浅野寛介、シェイン・コスギ監督 日本映画界に希望をもたらす制作の仕組みを実現!『四十九-SEEK』浅野寛介さん(主演・プロデューサー)&シェイン・コスギ監督インタビュー

CGに頼らず生身の肉体で魅せる“本物のアクション”で、世界17ヵ国42の映画祭でセレクション入り、12ヵ国で82の賞を受賞した『四十九-SEEK』は、独自の“劇場公開前リクープ(投資回収)”エコシステムで作られました。今回は、このシステムについてのお話を中心に、主演でプロデューサーを兼務した浅野寛介さんと、監督・編集と海外交渉を担当したシェイン・コスギさんにお話をお伺いしました。

映画『あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。』福原遥/細田佳央太 あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。【レビュー】

大ヒットした『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』の続きを描いた本作では、元の時代に戻った加納百合(福原遥)がどう過ごしているかを描いています…

【映画でSEL】にたどりつくまでの道

今のあなたに必要な非認知能力を伸ばす【映画でSEL】プログラムのご案内

本サイト内の広告について

本サイトにはアフィリエイト広告バナーやリンクが含まれます。

おすすめ記事

【映画学ゼミ第10回】「メタ認知が働く映画鑑賞、そうでない映画鑑賞、何が違う?」参加者募集! 【映画学ゼミ第10回】「メタ認知が働く映画鑑賞、そうでない映画鑑賞、何が違う?」参加者募集!

メタ認知は、自分で自分をわかるために必要な認知機能です。今回は、映画鑑賞においてメタ認知の働きによって、鑑賞後の印象が変わるはずという仮説のもと、メタ認知が働く映画鑑賞とそうでない映画鑑賞で何が異なるのかを一緒に考えます。本ゼミでは、映画鑑賞に絡めて日常にも役立つ心理学を取り上げています。

映画『ボヘミアン・ラプソディ』ラミ・マレック 映画好きが選んだ実在アーティストの伝記映画ランキング

今回は実在アーティストの伝記映画について、正式部員の皆さんに投票してもらいました。さまざまな有名アーティストにまつわる作品がある中で上位にランクインしたのはどの作品でしょうか?

映画『ズートピア2』 映画好きが選んだ2025アニメ映画ベスト

今回は、2025年に劇場公開されたアニメ映画について、正式部員の皆さんによる投票結果ベスト30を発表!2025年のアニメ映画ベストに輝いたのは?

学び・メンタルヘルス

  1. 【映画学ゼミ第10回】「メタ認知が働く映画鑑賞、そうでない映画鑑賞、何が違う?」参加者募集!
  2. 映画『四月の余白』一ノ瀬ワタル/上阪隼人
  3. 【映画学ゼミ第9回】「作品との心理的距離感に影響を与え得る情動知能」参加者募集!

REVIEW

  1. 映画『君の見る世界をなぞる』エロワ・ポユ/マクシム・スリヴィンスキー
  2. 映画『ドラマなふたり』ゼンデイヤ/ロバート・パティンソン
  3. 映画『左利きの少女』ニーナ・イエ/マー・シーユエン
  4. 映画『キングダム 魂の決戦』山﨑賢人
  5. 映画『あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。』福原遥/細田佳央太

PRESENT

  1. 映画『ヒンド・ラジャブの声』
  2. 映画『冴えないボクと映えるキミ』アビシャン・ジーヴィント/アナスワラ・ラージャン
  3. 映画『猫たちと7000マイルの旅』ケイティ・マクヒュー
PAGE TOP