REVIEW

アントマン&ワスプ:クアントマニア【レビュー】

  • follow us in feedly
  • RSS
映画『アントマン&ワスプ:クアントマニア』ポール・ラッド/エヴァンジェリン・リリー/キャスリン・ニュートン

本作の舞台はなんと量子世界。指パッチンから5年以上経った世界では、アントマンことスコット(ポール・ラッド)の娘キャシー(キャスリン・ニュートン)はすっかり大きくなっています。スコット、ワスプことホープ(エヴァンジェリン・リリー)、ハンク(マイケル・ダグラス)、ジャネット(ミシェル・ファイファー)とキャシー、皆揃って幸せそうです。でも、彼等はひょんなことから量子世界に引き込まれてしまいます。
まず、量子世界が未知なことだらけの状況にハラハラドキドキします。でも、前半は“アントマン”シリーズ独特のホッコリしたテンションでクスッと笑えるシーンも楽しめます。そして、最凶の敵カーンが登場!カーンの恐るべき力を知ると、ただ事では終わらないと感じるでしょう。また、カーンのセリフにはMCU全体に絡む内容も含まれているのでよく聞いてください。本作からMCUのフェーズ5に突入します(映画公式資料より)。
ここからは観てのお楽しみということで、本作を観る前に最低限観ておくと良い、知っておいたおいたほうが楽しめる情報だけ書きます。海外ドラマの『ロキ』の世界に繋がりが深いので観ておくと良いでしょう。できれば全話観るのがオススメです。話数が少ないのでそれほど大変ではないと思います。あとはやっぱり“アントマン”シリーズの前作です。とりあえず、これだけ観ておけば話についていけると思います。今作はファミリーで闘う点も見どころ!個性豊かな量子世界のキャラクター達にも要注目です。

デート向き映画判定
映画『アントマン&ワスプ:クアントマニア』ポール・ラッド/エヴァンジェリン・リリー

親子の物語が中心に描かれていて気まずいシーンもなく、どなたでも観やすいストーリーです。初デートでも安心して観られるでしょう。ただし、MCUもここまでくると、さまざまな作品との繋がりがあって、本作から突然観るとついていけないところがありそうです。2人の予備知識があまりにもかけ離れている場合はテンションにギャップが出るかもしれないので、気兼ねせずに盛り上がりたい方はマーベル好きの友達と観るほうが無難かもしれません。

キッズ&ティーン向き映画判定
映画『アントマン&ワスプ:クアントマニア』

今回は量子世界で戦うので、ユニークな生命体がたくさん登場する点も見どころです。かなりインパクト大なキャラクターも登場するので、ツボに入る方もいるでしょう。皆さんと同じお年頃のキャシーも大活躍するので、身近な目線で観られると思います。自分ならここでちっちゃくなる、でっかくなる、と戦闘方法をシミュレーションしながら観るのも楽しいですよ。

映画『アントマン&ワスプ:クアントマニア』ポール・ラッド/エヴァンジェリン・リリー/マイケル・ダグラス/ミシェル・ファイファー/ジョナサン・メジャース/キャスリン・ニュートン/ビル・マーレイ

『アントマン&ワスプ:クアントマニア』
2023年2月17日より全国公開
ウォルト・ディズニー・ジャパン
公式サイト

© Marvel Studios 2022

TEXT by Myson

関連記事

  • follow us in feedly
  • RSS

新着記事

映画『ナイトフラワー』渋谷龍太 渋谷龍太【ギャラリー/出演作一覧】

1987年5月27日生まれ。東京都出身。

映画『悪魔祓い株式会社』マ・ドンソク/ソヒョン/イ・デヴィッド 悪魔祓い株式会社【レビュー】

本作は、『悪人伝』や“犯罪都市”シリーズ、ハリウッド映画『エターナルズ』などでお馴染みのマ・ドンソクが…

映画『ツーリストファミリー』シャシクマール/シムラン/ミドゥン・ジェイ・シャンカル/カマレーシュ・ジャガン/ヨーギ・バーブ 『ツーリストファミリー』特別試写会 10組20名様ご招待

映画『ツーリストファミリー』特別試写会 10組20名様ご招待

Netflixシリーズ『イクサガミ』岡田准一 イクサガミ【レビュー】

今村翔吾著のベストセラー「イクサガミ」シリーズを原作とする本シリーズでは、岡田准一が主演、プロデューサー、アクションプランナー、藤井道人、山口健人、山本透が監督と脚本を担当…

映画『TOKYOタクシー』蒼井優 蒼井優【ギャラリー/出演作一覧】

1985年8月17日生まれ。福岡県出身。

映画『バーフバリ エピック4K』来日舞台挨拶イベント、プラバース、ショーブ・ヤーララガッダ(プロデューサー) プラバース、ショーブ・ヤーララガッダ来日!『バーフバリ エピック4K』には追加シーンも

2025年に劇場公開10周年を迎える大ヒット作『バーフバリ 伝説誕生』と『バーフバリ2 王の凱旋』を一つの作品として再編集し、壮大な物語を4K映像で体験できる『バーフバリ エピック4K』の日本公開を目前にして、バーフバリ役のプラバースと、プロデューサーのショーブ・ヤーララガッダが来日しました。

映画『楓』福士蒼汰/福原遥 楓【レビュー】

残酷過ぎて、切な過ぎて、優し過ぎて、どうしましょ(笑)。ネタバレを避けると、ほぼ何も書けませんが…

【東京コミコン2025】オープニング:イライジャ・ウッド、カール・アーバン、リー・トンプソン、トム・ウィルソン、クローディア・ウエルズ、ダニエル・ローガン、ジョン・バーンサル、クリスティーナ・リッチ、イヴァナ・リンチ、ノーマン・リーダス、ショーン・パトリック・フラナリー、ジャック・クエイド、マッツ・ミケルセン、浅野忠信、ピルウ・アスベック、セバスチャン・スタン、ジム・リー、C.B.セブルスキー、フランク・ミラー、クリストファー・ロイド、中丸雄一(MC)、伊織もえ(PR大使)、山本耕史(アンバサダー) 『バック・トゥ・ザ・フューチャー』一行や人気アメコミ出演者達が勢揃い!【東京コミコン2025】オープニングセレモニー

年末恒例行事となった東京コミコンのオープニングセレモニーを取材してきました。今年は過去最高といえるのではないかという数のスター達が来日してくれました。

映画『ズートピア2』 ズートピア2【レビュー】

さまざまな動物達が人間と同じように暮らすズートピアを舞台にした本シリーズは…

映画『エディントンへようこそ』ホアキン・フェニックス/ペドロ・パスカル エディントンへようこそ【レビュー】

アリ・アスター監督とホアキン・フェニックスの2度目のタッグが実現した本作は、メディアの情報に翻弄される人々の様子を…

本サイト内の広告について

本サイトにはアフィリエイト広告バナーやリンクが含まれます。

おすすめ記事

映画学ゼミ2025年12月募集用 人間特有の感情や認知の探求【映画学ゼミ第3回】参加者募集!

今回は、N「湧き起こる感情はあなたの性格とどう関連しているのか」、S「わかりやすい映画、わかりにくい映画に対する快・不快」をテーマに実施します。

映画『悪党に粛清を』来日舞台挨拶、マッツ・ミケルセン 映画好きが選んだマッツ・ミケルセン人気作品ランキング

“北欧の至宝”として日本でも人気を誇るマッツ・ミケルセン。今回は、マッツ・ミケルセン出演作品(ドラマを除く)を対象に、正式部員の皆さんに投票していただきました。上位にはどんな作品がランクインしたのでしょうか?

映画『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』ウェス・アンダーソン監督 映画好きが選んだウェス・アンダーソン監督人気作品ランキング

今回は、ウェス・アンダーソン監督作品を対象に、正式部員の皆さんに投票していただきました。人気作品が多くあるなか、上位にランクインしたのは?

学び・メンタルヘルス

  1. 映画学ゼミ2025年12月募集用
  2. 映画『エクスペリメント』エイドリアン・ブロディ
  3. 映画学ゼミ2025年11月募集用

REVIEW

  1. 映画『悪魔祓い株式会社』マ・ドンソク/ソヒョン/イ・デヴィッド
  2. Netflixシリーズ『イクサガミ』岡田准一
  3. 映画『楓』福士蒼汰/福原遥
  4. 映画『ズートピア2』
  5. 映画『エディントンへようこそ』ホアキン・フェニックス/ペドロ・パスカル

PRESENT

  1. 映画『ツーリストファミリー』シャシクマール/シムラン/ミドゥン・ジェイ・シャンカル/カマレーシュ・ジャガン/ヨーギ・バーブ
  2. 映画『楓』旅からはじまるトラベルポーチ
  3. 映画『Fox Hunt フォックス・ハント』トニー・レオン
PAGE TOP