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映画『バイオレンス・ボイジャー』宇治茶監督

映画業界人インタビューVol.13ゲキメーション作品『バイオレンス・ボイジャー』宇治茶監督

今回は、エージェントのハグリ娘が取材を行いました。ページの最後には取材で訪れた吉本興業さんの社内のお写真も掲載しています。学校の跡地を利用したユニークなオフィスです。

宇治茶監督から学生映画宣伝局サイトをご覧の方にひと言頂きましたので、まずは動画をご覧ください!

上映NGの国もあれば、最初から最後まで爆笑だった国も!

ハグリ娘:本作を作ろうと思ったきっかけは何ですか?

宇治茶監督:前作『燃える仏像人間』を自分で見返してみて、納得がいっていない部分が結構あったんです。無茶苦茶で訳がわからなくなって、もうちょっといろんな人に伝わる、わかりやすいものを作りたいなって思いがまず一番にありました。それが本作でできていたかどうかはわからないですけど(笑)。で、昔から好きだった『ジュラシック・パーク』とか、誰かが作った公園みたいところに入っていって、そこで恐怖の出来事に巻き込まれるみたいな物語が作ってみたいなって思って、そういう発想から本作を考えました。

局長:すごくグロテスクな描写が印象的ですが、元々そういう作風で絵とかも描いてらっしゃったんですか?

映画『バイオレンス・ボイジャー』宇治茶監督:絵もそうですね!子どもの頃から結構残酷な絵を描いたりしてました。周囲から心配されるような内容で(笑)。

一同:アハハ(笑)。

局長:それは何かきっかけがあるんですか?

宇治茶監督:きっかけ、何なんでしょうね。小学生の時は、人が包丁を持った人に追いかけられてる絵とか、カエルの解剖ができるおもちゃみたいなのを作ったりしてたんですけど、中学生くらいからそういうのが怖くなって、ホラーが苦手になった時期もありました。大学生になって、1回生の時に自分の机の上に誰かが置いた、楳図かずおさんの「洗礼」っていう漫画を読んでから、またホラーにハマりだしてって感じです。

ハグリ娘:好きなアニメ作品が『リメンバー・ミー』『耳をすませば』と資料にありますが、グロテスクなのを描いてると、逆にそういう作品を観たくなるんですか?

宇治茶監督:いや、実写映画やホラーはめちゃくちゃ観るんですけど、アニメ自体はそんなに観てなくて、観てるのはピクサーとジブリはほぼ全部という感じですね。でも『リメンバー・ミー』は今までの映画の中でもほんまに好きで、『耳をすませば』もずっと何度も何度も繰り返し観てますね。

局長:それはご自身の作品と何か通じるものがあるからですか?

映画『バイオレンス・ボイジャー』

宇治茶監督:そうですね。『リメンバー・ミー』は家族の映画で、『バイオレンス・ボイジャー』も結構家族の映画かなと(笑)。『耳をすませば』は恋愛に目がいきがちなんですけど、1人の女の子が自分自身に向き合って、夢に向かっていくっていう、そういう部分もやっぱり自分が今まで物を作ってるなかで共感できる部分が多かったです。昔は単純に恋愛的な憧れもありましたけど、最近はそっちの目線で観てしまいますね。

局長:なるほど。で、怖いシーンはすごくインパクトがありつつ、ちょいちょい笑える部分もあったんですけど、笑わせようという意図もやっぱり込められたんでしょうか?

宇治茶監督:そこまで意識せずにそうなっている部分はあるんですけど、やっぱり自分が好きやったスピルバーグの映画とかも、怖いシーンに時々ふっと抜ける笑いの部分ががあって、そういうのが好きなんです。だから、何か染み付いてる部分があるのかも知れません。

ハグリ娘:笑いの部分で、ウケが良かった国とかはありましたか?

宇治茶監督:この作品では、フランスとアルゼンチンに行かせてもらったんですけど、アルゼンチンでは始まってからずっと最後まで笑いが絶えない感じで、エンディング曲が流れてくるあたりでまた大爆笑みたいな状態でした。全然意図してないところでもウケて、めちゃくちゃ笑ってくれていました。

ハグリ娘:日本だとどういう予想ですか?

映画『バイオレンス・ボイジャー』宇治茶監督:どうですかね。京都国際映画祭で去年一回だけ上映したんですけど、やっぱり海外より全然静かでしたね。でも身内や家族が観にきてたんで、恥ずかしくて劇場の中にいられず、ほとんど外で姪っ子と遊んでました(笑)。だから、あまりちゃんと日本での反応をまだ観てないんです。

ハグリ娘:そうなんですね。資料に次回の構想がいくつか浮かんでるって書いてあったんですが?

宇治茶監督:はい!いや〜秘密です(笑)。

一同:ハハハ(笑)。

ハグリ娘:毎回テーマを決める時に大事にしてることってありますか?

宇治茶監督:んー、ぼんやりとあるのは、子ども達が活躍するのが結構楽しいので、やっぱり次の作品も子どもの成長みたいなストーリーになるような気はします。

局長:今後、実写やアニメーションで撮ることもありそうですか?

宇治茶監督:いやもうチャンスがあればいくらでもやりたいです!

局長:怖いのじゃなくて、完全にラブストーリーとかも(笑)?

映画『バイオレンス・ボイジャー』宇治茶監督:それも、やってはみたいと思う時もあるんですよ。今までホラーだったので、逆に次は全然意外なのでいったろかなって思うんですけど、「3年間もモチベーションが保たれへんな!」って(笑)。保つとなったら、やっぱり血が出たり、ゲロが出たり、モンスターとかそういうデザインとかを考えたいってなりそうですね(笑)

局長:ハハハハ(笑)。で、映画作りをしている学生で、ゲキメーションに興味がある人もいると思うんですが、こういったゲキメーションを作る上での工夫の仕方は、どういうところから着想を得ているんですか?

宇治茶監督:意外とゲキメーション自体のマニュアルっていうか、そういう本が無いんで、ゲキメーション作品を観て、映画もとにかく観まくって、盗めるところは盗んでってやっていくのが一番良いんじゃないかなと思います。そのままやったら怒られることもあるかも知れないですけど、実写でやるとそのままのこともゲキメーションとしてやったら意外とまんまではなくなったりすることもあるんで。

局長:「それを表現するのに、そこをそういう風に動かすんだ!」っていう観方も楽しかったです。

宇治茶監督:それはほんまに直感で、その時その時でカメラで撮ってみて「なんか足りひんな」って思ったら、この腕だけちょっと切って動かしてみたりしてました。

ハグリ娘:作っていて、どの部分が一番最初に完成するんですか?

宇治茶監督:最初にあらすじを決めてから、脚本を作って、それをもとに、イメージボードとかスケッチとかを書いていって、絵コンテを作って、その絵コンテをまずビデオの編集ソフト上に並べて、80分の尺を先に作ってしまうんですよ。それをもとに映像というか、作画をしていきます。で、どんどん作画したやつを切って、この紙の人形を全部完成させるまでに1年半くらいかかって、撮影はそれからですね。

ハグリ娘:え、それ何人くらいでやってらっしゃるんですか?

宇治茶監督:1人で全部です。

ハグリ娘:えーーー!

宇治茶監督:全部自分の部屋でやりました。脚本を書いて、撮影も、編集も自分のパソコンでやったんです。

局長:いや〜ほんとすごい!実写だとたぶんカットされるなと思う過激なシーンもあって、実写でできないことを結構できたとは思うんですが、その辺はどうでしたか?

宇治茶監督:でも、ゲキメーションとはいえ、海外の映画祭で「あのシーンがあるからかけられない」というのも結構あったみたいです。だから日本は意外と緩いほうですよね。

局長:声優さんもすごく豪華だったんですが、完成した作品を観た時、どう感じましたか?

宇治茶監督:絵コンテの段階で声優さんに先に収録してもらったんで、例えば悠木碧さんの声に合わせて僕が絵を描きつつ操演(絵の人形を動かして演じることを)してたんで、声と絵と一緒に融合してできあがっていったみたいな感じです。悠木さんの声に引っ張っていってもらったところは大きいと思います。

ハグリ娘:声優さん達は動画になっていない絵コンテの段階で吹き込んでるってことですか?

宇治茶監督:そうです!白黒の鉛筆の絵しかない状態で、たぶん訳がわからずにやってはったと思います(笑)。

局長:皆さん、さすがですね!私はお父さんの顔と声がやたらイケメンでツボでした(笑)。

映画『バイオレンス・ボイジャー』宇治茶監督:(ココリコの)田中さんですね(笑)。(サバンナの)高橋さんや田口トモロヲさんとかも、自分の中でピッタリの方に、イメージ通りの声で演じてもらえて、小野大輔さん、藤田咲さんは、結構贅沢な使い方をしてしまったなと思うんですけど(笑)。

局長:松本人志さんがナレーションをされてたり、錚々たるメンバーですよね。

宇治茶監督:いや、ほんとにそうです。

ハグリ娘:では最後の質問で、仕事以外の時って、どうされてるんですか?

宇治茶監督:映画を観たり、家でゴロゴロしながらDVDを観たり、カメラが好きなんで、街に出て昆虫の写真を撮ったりしてますね。

ハグリ娘:そういうのが作品作りにも活きてきたり?

宇治茶監督:そういうのが活きてますね。昆虫をマクロレンズで撮るんですけど、それが難しくて、すごく練習になるんです。意外と精神を擦り減らされる作業なんで、そういう趣味も役立ってるんじゃないかなと思いますね。

ハグリ娘&局長:この度はありがとうございました!

今回の記事担当:ハグリ娘
■取材しての感想
すべての作業をお一人で行われていらっしゃることにとても驚きました。だからこそ独特の世界観とファンタジー要素のある作品になっているのだと思いました。グロテスクな部分は好き嫌いがあるかも知れませんが、その先にあるメッセージや作品を楽しむ在り方を感じられる作品に出会うことができました。ありがとうございました!

取材日:2019年4月5日

★宇治茶さんが監督した作品

映画『バイオレンス・ボイジャー』『バイオレンス・ボイジャー』

2019年5月24日より全国劇場公開
公式サイト
監督・脚本・編集・キャラクターデザイン・作画・撮影:宇治茶
出演:声の出演:悠木碧/田中直樹(ココリコ)/藤田咲/高橋茂雄(サバンナ)/小野大輔/田口トモロヲ/松本人志(特別出演)
配給:よしもとクリエイティブ・エージェンシー

劇画とアニメーションを融合させたゲキメーションという手法で描く異色作。3年もの歳月をかけ、監督、脚本、編集、キャラクターデザイン、作画、撮影まですべて宇治茶監督1人で担当。山奥にあるアトラクション“バイオレンス・ボイジャー”を訪れた子ども達が、思わぬ事態に巻き込まれていく様を、スリリングかつユーモラスに描いている。

©吉本興業

吉本興業さんのオフィスはとってもユニーク

今回、学校の跡地をそのままオフィスにされている吉本興業さんで取材をさせて頂きました。建物の中央にある風景もちらっと撮影させて頂いたので風景を少しご紹介します。

学生映画宣伝局:取材先の吉本興業2019年4月

学生映画宣伝局:取材先の吉本興業2019年4月

学生映画宣伝局:取材先の吉本興業2019年4月

学生映画宣伝局:取材先の吉本興業2019年4月

学生映画宣伝局:取材先の吉本興業2019年4月

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プレゼントイメージ写真

クリスマスプレゼントはもう決まった?悩んだときは映画を観よう!

こんにちは。
街はますますキラキラと輝き、賑わってきましたね。いよいよクリスマス本番直前!!!

ということで、クリスマスプレゼント、何をあげるかもう決まってますか?

「なんか普通のプレゼントあげるのもなあ…。かといって何かいい案も思いつかないしなあ…」

そこで映画の登場人物達はどんなものをプレゼントしているのか。
覗いてみることにしましょう…。

○まずは、実際にあげられるようなプレゼントから!

初版本 ~映画『ホリデイ』、『マイ・プレシャス・リスト』より~

“人生のタカラとなる物語を特別な一冊として”プレゼント

映画『ホリデイ』

会社の上司であり彼氏のジャスパーにベタ惚れの主人公アイリス。会社のクリスマスパーティーで、一人残った仕事をこなしているアイリスの元にジャスパーが現れる。アイリスはこっそりと用意していたジャスパーへのプレゼントを引き出しから取り出す。包みを開けると、彼の大好きなタイトルの初版本が!この映画はここからお話が始まります…。

『ホリデイ』レビューも掲載中

映画『マイ・プレシャス・リスト』

全国劇場公開中!
©2016 CARRIE PILBY PRODUCTIONS, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.

天才でありながらコミュ力(コミュニケーション能力)ゼロの大学生、主人公のキャリーが幸せになるための“やることリスト”を一つずつこなしていく。そのリストの中の一つにあるのが“5.大好きな本を読む”。この本が、幼い頃お母さんから貰った「フラニーとゾーイ」の初版本。その後お母さんは早くに他界してしまい、キャリーはこの本を大好きで大切にしていたが、現在ある理由で読めずにいる。キャリーは果たしてリストを達成できるのか…。

自分の大好きな本って人生の中で何度も何度も読み返しますよね。その人に寄り添って、ページが何度も何度もめくられて人生が染みこんでいく。そんなプレゼント、素敵ですね。

万年筆 ~映画『ALWAYS 三丁目の夕日』より~

“末永く、夢を支えてくれる”プレゼント

映画『ALWAYS 三丁目の夕日』

売れない小説家の主人公、茶川はひょんな事から母に捨てられた淳之介を引き取ることに。実は淳之介は茶川が執筆する冒険小説のファンであり、隠れて自分でSF小説を書いていた。クリスマスイヴの夜、そんな淳之介のもとにサンタが訪ねてくる。サンタから手渡されたプレゼントはずっと憧れていた万年筆だった。

デジタル化が進んだ今だからこそ、自分の手で紙に文字を、記録を残していくことはとっても大事。万年筆はインクを変えればずっと使っていられるし、ずっと大切にされること間違いなし。

香水 ~映画『世界一キライなあなたに』より~

“目をつぶって、存在を知る”プレゼント

映画『世界一キライなあなたに』

事故によって首から下が不自由になったウィルとそのお世話をする事になった主人公のルー。時間を共有していくうちに、互いに惹かれ合っていく。そんなウィルが送った手紙には「パリのラルチザンという店でシャッセオパピオンという香水を買うといい、きっと君に似合う」と書かれている。ルーはお気に入りのミツバチタイツを履き、香水を買いに行く。

香水をプレゼントするのって結構勇気がいりますよね。趣味が合わなかったら…とか。でもその人に合う香水を選んでる時間、自分のことを脳裏に浮かべながら選んでるのかなとか思うと結構ロマンチックなプレゼントかも。

ラッピング ~映画『ラブ・アクチュアリー』より~

“想いを包み、あなたに広げて貰う”プレゼント

映画『ラブ・アクチュアリー』

二人の子どもと美人な妻に恵まれているハリー。しかし、彼には浮気相手のサラが…。クリスマスが近づくある日、妻と買い物に出かけたハリーは妻と離れた隙にサラのプレゼントを買うことに。そこで登場するのが“Mr.ビーン”シリーズでお馴染みローワン・アトキンソン。ローワンが演じる店員はハリーのプレゼントを丁寧に丁寧に包んでいく。薔薇や小枝を散りばめたり、雪を少々降らせたり…(笑)。妻に見つからないようにさっさと買いたいハリーとドヤ顔でラッピングしていく店員。この場面は爆笑必至(笑)。

やっぱりラッピングは大事!プレゼントってやっぱり開けるときが一番わくわくするし、ラッピングを丁寧にゆっくり開けるのって日本人っぽくていいですよね(笑)。

『ラブ・アクチュアリー』レビューも掲載中

○ここからはおまけ。実際には難しいけど、「映画的にはいい演出だよな~」とか「実際にあったら欲しい!!!」というものを!

図書室 ~映画『美女と野獣』(1991)より~

“あなたにとっての夢の世界を”プレゼント

映画『美女と野獣』(1991)

野獣の城に閉じ込められることになってしまったベル。野獣を嫌うベルだったが、時間を共有していく中で次第にお互い心を通わせていく。野獣はベルに何かプレゼントをしようと考えるが、なかなか思いつかない。知恵を振り絞って考えついたのがこのプレゼント。ベルに目をつぶらせ、図書室まで案内する野獣。「じゃあ、開けて」と言われ、ベルが目を開けるとそこには数え切れないほどの本が詰め込まれた図書室が…。

人それぞれ好きなものとか趣味とか、夢の世界ってオンリーワンな気がします。そんなオンリーワンな世界をプレゼントされたら…、もうそれこそ夢(笑)!!!

紙芝居告白 ~映画『ラブ・アクチュアリー』より~

“聖なる夜に静(せい)なる想いを”プレゼント

映画『ラブ・アクチュアリー』

親友ピーターの彼女ジュリエットに想いを寄せるマーク。ずっと想いを伝えられないままピーターとジュリエットは結婚してしまう。しかしマークは気持ちに踏ん切りを付けられないままでいた。クリスマスの夜、マークはジュリエットを訪ねる。ラジカセを片手に、スケッチブックを持ち、マークは声を出さずに自分の想いを伝える。

これは本当、フラッシュモブをも凌ぐロマンチックさだと思います(笑)。この後のジュリエットの行動にも思わず共感してしまう…。

透明マント ~映画『ハリー・ポッターと賢者の石』より~

“時を超えて贈られた”プレゼント

映画『ハリー・ポッターと賢者の石』

クリスマス、皆は実家に帰り家族で過ごしている中、グリフィンドール寮に残ったハリーとロン。ロンには家族からたくさんのプレゼントが届くが、ハリーへのプレゼントはゼロ。と思われたが、ハリー宛のプレゼントが見つかる。箱を開けると、そこには透明マントと「君のお父さんから預かっていたものだ」と書かれた手紙が。差出人は書いていませんが、その後のストーリーを追っていくと誰が送ったのか判明します。

透明人間になれたら…って何度想像したことか。まさにハリー・ポッターの世界にしか存在しないプレゼント。でもこれは死んでしまったお父さんからのプレゼントでもあるところが素敵です。

さて、こうしてプレゼントを紹介してきましたが、
“あの人”に贈るプレゼントは決まりましたか?

素敵なプレゼントと共に素敵なクリスマスを。

 

★下記作品は好評発売&レンタル中

ホリデイ (字幕版)

ALWAYS 三丁目の夕日

世界一キライなあなたに(字幕版)

ラブ・アクチュアリー [DVD]

ハリー・ポッターと賢者の石 [DVD]

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クリスマスカウントダウン アドベント映画レンダー一覧


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映画『ラブ・アクチュアリー』

クリスマスカウントダウン アドベント映画レンダー Vol.6 『ラブ・アクチュアリー』

こんにちは。学生映画宣伝局 エージェントのcosmosです。

クリスマス企画を始めてから早くも1か月が過ぎ、街も本格的にクリスマス一色ですね!

あちこちのイルミネーションが綺麗で、歩いているだけでワクワクする季節の訪れです…!

と言いつつ、私は寒いのと人混みが苦手なので、やっぱり家でぬくぬくと映画を観るのです…。

さて、今回ご紹介する映画は『ラブ・アクチュアリー』

言わずと知れた大人気ブリティッシュ・クリスマス映画です。

オムニバス形式で構成されていて、約10組のカップルが繰り広げるクリスマス前のドタバタロマンチックドラマを描いています。

監督は『フォー・ウェディング』や『アバウト・タイム~愛おしい時間について~』など数々の名作を生みだした、あのリチャード・カーティスです。

イギリスを代表する俳優陣がたっっくさん出演している点はこの映画の大きな魅力です。1粒で何度も美味しいような、そんな幸せを味わうことができます。

そしてクリスマスの風物詩がいろいろ登場するのも魅力の1つ。小学校の学芸会だったり聖歌隊の合唱だったり、イギリスならではのクリスマス文化を見つけて日本と比べてみるのも楽しいですよね!

私が特に好きなのはロンドンの有名デパート・セルフリッジでプレゼントを買うシーンです。プレゼントに関するシーンはどれも夢が詰まっていて、まさに映画ファンのロマンそのものという感じ!こちらの記事で詳しくご紹介しているので合わせてぜひご覧ください。

それでは皆さん、素敵なクリスマスを。

『ラブ・アクチュアリー』
DVD好評発売&レンタル中!

ラブ・アクチュアリー [DVD]

 


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映画『真っ赤な星』小松未来/桜井ユキ

Review『真っ赤な星』

心の拠り所を持たない14歳の少女が、愛に飢えた27歳の女性に、恋心に似た憧れを抱く。標準語が話される片田舎で、一見穏やかな退屈さを見せた夏休みが、急速に崩壊へと向かう。

大好きな誰かに近づきたくて、その人の癖を真似てみたり、最近読んだと聞いた本に手を出したり、LINEのプロフィールに設定された音楽をyoutubeで検索したり。その曲の良さがわかったら話しかけようと決めて…、でもある時突然ふとした瞬間に「その人は私とは全然違うんだ」と気づく。そういう経験が誰にでもあるんじゃないだろうか。大好きなんだけど分かり合えないと誰かに対して思うこと。運命の繋がりの不在を、ちょっぴり悲しんで終わること。

映画『真っ赤な星』

私はもう、そういうことに対して本当に諦めが早くて、違う人間なんだから仕方ないなと思ってしまう。そうあることが”大人”だと、どこかで決めつけている。けれどこの映画で、主人公の陽(小松未来)は易々と私の前に立ちふさがる壁を乗り越え、一直線に弥生(桜井ユキ)の人生に突っ込んでいった。

 

「もっと弥生ちゃんの近くに行きたい」
「弥生ちゃんは何が欲しい?」

 

私がそんなことを言われたら、一体なんて返事すればいいの?筋の通った答えを準備させる暇もなく、映画は全速力で101分を終えました。

映画『真っ赤な星』小松未来/桜井ユキ

これは、神様のいない国でしか撮り得なかった映画だ、と思います。この映画が抱えている、もう一つの大きな問題についても。でも神様の不在を嘆いたり、どうしようもないから諦めようとすることもなく、”本当に欲しいもの”に対して彼女たちは必死で貪欲です。だからひどく傷つきもする。「でも、生きるってそういうことでしょ?そうじゃなきゃ、生きてるって言えないでしょ?」と、監督や制作陣の叫びが、静かな画面の向こうから響いている。この映画は、諦めを覚えた私を許さない。

映画『真っ赤な星』小松未来/桜井ユキ

今この20歳の終わりに、この映画に出会えて良かったなと、私は心から思います。

不必要なものが何一つない感情のむき出しを、ぜひ劇場で目撃してください。

Review by 染井

 

映画『真っ赤な星』『真っ赤な星』

2018年12月1日より全国順次公開中
監督・脚本:井樫彩
出演:小松未来/桜井ユキ
公式サイト
©「真っ赤な星」製作委員会


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映画『フィフティ・シェイズ・フリード』ダコタ・ジョンソン/ジェイミー・ドーナン

映画業界人インタビューVol.8株式会社フリーストーンプロダクションズ 代表取締役 高松美由紀さん(海外セールス&宣伝)【前編】

【映画業界の方にインタビュー】第8弾は、エージェントのサンが担当。今回も2回に渡ってお届けします。

留学中に大好きな日本人監督の作品が観られなくて、今の仕事を志した

サン:海外セールスのお仕事の具体的な内容を教えてください。

高松さん:簡潔にいうと、日本映画を海外に広める仕事なんですが、世間一般的には、弊社はセールスカンパニーって言われる会社になります。日本では、セールスカンパニーっていう名称はあまり広まってはいないんですけど、海外では、映画業界の中で一番重要なポジションを占めていて、彼らがいなければ、映画は世界に配給されることもないですし、映画祭に出品することもできません。そういう意味では、なぜ日本ではセールスカンパニーがそれほど大々的にビジネスとして成り立たないんだろうって、不思議でしょうがないのですが、それがきっかけで会社を作りました。

局長:確かに日本では、セールスカンパニーって言われる会社はあまり表に出てきていないですね。

高松さん:そうなんですよ、それこそ是枝裕和監督、河瀨直美監督、北野武監督、黒沢清監督など、名だたる監督がいらっしゃるなか、昔は海外ではそういう日本映画へのアクセスが無かったんです。私はもともと伊丹十三さんの作品がすごく好きなんですが、『たんぽぽ』以外は普通のDVDショップ等でDVDを見たことがなく、海外留学をしていた時は最新の日本映画なども観られなかったんですよ。アメリカの片田舎には全然情報が入ってこなくて、日本映画を海外に出していくっていう仕事をやりたいなと思いました。海外の経験を日本に持ってきたという形です。

局長:いつ頃からいつ頃まで留学されてたんですか?

高松さん:高校を卒業して2週間後にはもう海外に渡って、語学学校を経て大学に行ったんですけど、その間にもアメリカからスペインやイギリスへ留学したり、留学システムにポーンと入ったので、寄り道して合計5年くらいいました。

局長:留学を決めたのは、何がきっかけだったんですか?

高松さん:ベトナムのベトちゃんとドクちゃんっていう、枯葉剤の影響で、身体がくっついたまま生まれてきた双子がいて、彼らが成長するにあたり、手術しなきゃいけなくなったんです。その手術ができる高度な技術を持っているのが日本の医療と言われており、確か日本とベトナムの医療機関の国交がちゃんと結ばれておらず、日本の医者が現地で施術できなかったんです。「なんじゃそりゃ!」と。それだけの問題で人の命が左右されるのかと思うと不思議な気がしていて、高校の頃に外務省に直接連絡して「おかしいと思います!」って訴えたことがあります。そこから、国連の職員になったら、そういうことが変えられるのかなと思って、高校の頃からはずっとアメリカに行きたいなとは思っていました。映画とは全然関係ない仕事を最初はしたいと思ってたんです。

局長:でもやっぱり日本と海外を繋ぐっていうところが、最初からあったんですね。

高松さん:そうですね。大学を卒業して、大学院のクラスを取っていた時に、学校帰りにボストンの小さな映画館で黒澤明監督の『羅生門』を観たんですね。周りのアメリカ人がすごく喜んで感動している姿を見て、「ああ、国境ってこんな風にすぐ超えられるんだ」って思って、映画の仕事をしようとすぐ切り替えて、東京FMが出版していた、エンタメ業界の名簿本を親から送ってもらいました。当時は個人情報の扱いも緩かったので(笑)。

局長:そうそう。企業がずらっと載った本、昔は売ってましたね!

高松さん:今となっては…なんですけど、その本に載っている映画業界の企業を一から全部あたりました。

局長:すごーい!

高松さん:留学中だったので、日本の就職戦線を全く知らないまま、アポなしで20枚くらいの履歴書持って、神戸の実家から帰国早々新幹線に乗って、全部映画会社を回ったんです。

サン:すごい…!

高松さん:その時に出会った、ある会社の人事の方に、「映画業界に入るんだったら、末端の宣伝を勉強したほうが良いよ」って言われて、その日に神戸に戻ってすぐに宣伝会社を全部当たって、全滅して。その方に「映画業界って縁故が多いから、君みたいな若い子は入れないよ」とも言われて、もう一周したので無理かなと思いましたが、宣伝会社をもう一回あたって、それでも空きがなければ諦めようって連絡したら、たまたま一か所、「今日、実は退職願を出した人がいるから、来週会いに来てくれますか?」って言われたんです。それで次の週にまた新幹線に乗って、その宣伝会社に行って面接して、その翌週から働き始めたんです。

局長:ドラマチック!

高松さん:ほんとに右も左もわからない状況でしたが、今考えたらよくやったなって思います。

局長:でも何も知らなかったからこそ、逆に良かったのかも知れないですね。

高松さん:そうなんですよ!人の意見を純粋に聞いていたので、迷いはなかったです。宣伝会社の社長に「君はガンダムが好きか?」って聞かれて、「シャアが好きです」って言ったら、「じゃあ採用!」って。入ったらすぐにガンダムの宣伝が待っていたっていう(笑)。失うものがないから、できたのかも知れないですよね。

局長:じゃあ最初は宣伝だけをやってたんですね。

高松さん:そう、でもその頃もやっぱり将来的には海外セールスをやりたいと思っていたので、その後いろいろ宣伝をやらせて頂いてから何年後かに、ちょうどTBSさんが『世界の中心で、愛を叫ぶ』っていう映画で約75億円の興行収入を記録したんです。日本の映画界でも、ちょっとした激震が起こって、その辺りから、日本映画も海外で売れるんじゃないかという機運が生まれて、(TBSの)今までテレビ番組を売ってた部署に、映画を売るチームを特別編成することになって、そこに入らせて頂いて。宣伝をやっていたことは、セールスの仕事にもすごく役立ったし、就活の際に言われたアドバイスは本当だったなと思いました。

サン:「宣伝から入って」っていうところですね。

高松さん:そう、間違ってなかった。その経験があるので、うちのスタッフには必ず全員一度宣伝をやらせるんですよ。

局長:なるほど。『世界の中心で愛を叫ぶ』をきっかけに転職されて、海外セールスも手掛けるようになったんですね。

高松さん:そうですね。その頃ちょうど、いわゆるテレビ映画って言われる作品の全盛期だったんです。それこそ『NANA』『日本沈没』『木更津キャッツアイ』とか、テレビから派生した映画を、テレビ局がお金をかけて作って、それがアジアでどんどん売れていたんです。一年後くらいに、日テレさんが本格的に『デスノート』『20世紀少年』などをバンバン海外に売るという時期があったので、その頃が一番アジアで日本映画のバブルがありました。

局長:その頃から、他にも海外セールスをやっていた会社はあったんですか?

高松さん:ありました。海外セールスって、実はずっと昔からあるんですよ。ただ、大手の映画会社さんでは、国際部がその役目を担っていて、例えば東宝さんの国際部が『ゴジラ』の権利とか、黒澤明監督作品の権利とかを管理しているんです。TBSさんが民放で初めてカンヌ国際映画祭の展示会で単独のブースを立ち上げて、そこからどんどん、いろんな会社さん、テレビ局さんが単独ブースを出すようになって、自身の映画を売るっていう仕事が本格化してきたという感じです。

取材日:2018年8月3日

本当にすごい行動力で、たくさん刺激を頂きました。まだまだ、濃厚なお話を聞いています。ぜひ続きをお読みください。→【後編を読む】

★高松さんが宣伝担当の作品

『フィフティ・シェイズ・フリード』

映画『フィフティ・シェイズ・フリード』ダコタ・ジョンソン/ジェイミー・ドーナン

2018年10月5日より全国劇場公開
公式サイト
監督:ジェームズ・フォーリー
出演: ダコタ・ジョンソン/ジェイミー・ドーナン/エリック・ジョンソン/リタ・オラ/マーシャ・ゲイ・ハーデン
配給:東宝東和

全世界で累計発行部数1億冊を越え、世界中の女性を虜にしたE L ジェイムズのデビュー小説を映画化した、“フィフティ・シェイズ”シリーズの最終章。本作は北米を含む世界54地域で初登場1位を記録し、全世界シリーズ累計興収は13億1900万ドル(約1500億円=1ドル113円換算)という大記録を樹立。超豪華なセレブ生活のキラキラと、王道ラブストーリーの究極版が楽しめる。
©2017 UNIVERSAL STUDIOS

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映画『ルームロンダリング』池田エライザ/渋川清彦/健太郎/光宗薫/オダギリジョー

映画業界人インタビューVol.4 株式会社TSUTAYA 映像レンタル 邦画MD 宮田武雄さん【前編】

【映画業界の方にインタビュー】第4弾は、エージェントのおこめとパンが単独で担当しました。2回に渡ってお届けします。

入社していろいろな仕事を経て、今の仕事のおもしろさに気付いた

おこめとパン:この業界に入ろうと思ったきっかけと、どういう経緯で今のお仕事に就かれたかお聞かせください。

宮田さん:子どもの頃から映画は好きだったんです。それこそTSUTAYAに行ったりしてたんですけど、あまり明確に「映画業界に絶対入るんだ!」とは考えていませんでした。新卒で入った会社も全然映画に関係のない会社で、営業職として入ったんですね。それで、1年半くらいして、転職をしようと思いまして。その会社がいやだった訳ではないんですけど、一人前になるのに10年くらいかかる業界だったんです。どの業界もそうかもしれないし、それはそれで素敵な業界なんだけど、10年かけて自分はこれをやりたいんだろうかと、ふと思いました。転職先を探していた時は、映画という括りより、新店インストラクターっていう部分を見て「なんかコレ、ちょっとおもしろそうだな」と思ったんです。 “新店インストラクター”っていうのは、例えばTSUTAYAの新しいお店が北海道、愛媛県にできますっていう時に、オープン直前1週間から2週間くらい前に現地に入るんです。何にもないガラーンとした店内に什器を組み立てて、商品を段ボールから開けて陳列してポップをつけて、いわゆるTSUTAYAをつくる。あとはアルバイトさんにレジを一から教えたりして、オープン日に去る。そのようなお仕事だということは後からわかったんですが(笑)。

一同:あはははは(笑)。

映画業界の方にインタビュー:株式会社TSUTAYA 映像レンタル 邦画MD 宮田武雄さんの好物をモチーフにしたイラスト

宮田さんの好きな食べ物をモチーフに、おこめとパンがイラストにしました。

宮田さん:教えることに携われたら良いなという切り口と、「映画も嫌いじゃないしな」くらいの感覚で、たまたまTSUTAYAに入ってみたら、実際はTSUTAYAでアルバイトをしたこともないし、レジの打ち方もわからないし、「何をアルバイトさんに教えるんだ?」という状態でした。もちろん、最初は先輩のインストラクターについていきながら、東京にいる時は自分も店舗の研修に行って、まず自らレジを打って接客や売り場もつくって覚えました。翌日には、さも元から知っているかのように昨日自分が教わったことを、他の人に教えるということを3年くらいやって、100店舗くらいは行きましたね。その後、実際に静岡と東京の店舗で店長をやったり、同時にバイヤーもやりました。その後、“Filmarks(フィルマークス)”という映画アプリのTSUTAYA側の窓口に携わって、ひょんなことから今のお仕事になりました。
当時はどちらかと言うとお店に自分が入って、売り場を作ったり、お店を経営する立場で数字を見たり、お客さんと接するなかで、仕掛けた企画が当たったおもしろさを感じたり、「コレ良かったけど、他にもっとないの?」と言われたりして、それから「作品に関わるのって、おもしろいな」と思い始めました。その時は入社して既に5年くらい経ってたんですが、こんなことに興味を覚えるなんて、自分でも思いもよらなかったです。

おこめとパン:そういったお仕事の中で、今までで一番楽しかったお仕事と、ご自身のお仕事のやりがいをお聞きしたいです。

宮田さん:今やっている邦画のマーチャンダイズ(MD)っていう仕事の中では、やっぱり自分が挑戦した作品がうまくお客さんに気に入ってもらえて、たくさん借りられると単純に嬉しいですよね。あまりまだ世間の人に知られていない小規模の作品でも、良いものは大きく展開して、それがたくさん借りられた時はやっぱり嬉しいです。

局長:DVDになってからが強い作品って結構ありますよね。ご自身で印象に残っているタイトルはありますか?

DVD好評レンタル中!
©2017「全員死刑」製作委員会

宮田さん:『全員死刑』という映画がありまして、イケメン俳優の間宮祥太朗さんが主演で、結構激しい、エッジの効いた作品です。『冷たい熱帯魚』のプロデューサーの千葉善紀さんが関わっていて、とにかく小林勇貴監督の才能がすごいなと思って、カルチュア・パブリッシャーズ(TSUTAYA独占・先行タイトルを扱う会社)に掛け合いました。最初は担当者もビックリしていたみたいで(笑)、言い出した自分は責任重大だなと思いました。でも、5月にリリースされて結構レンタルされています。一年くらい前から動いていたので、今までMDをやった中で一番長く関わった作品かも知れません。

局長:今は、TCP(ツタヤクリエイターズプログラム)*もありますね。

宮田さん:そうですね。あれも本当に長いプロジェクトで、今度第1回TCP作品の『嘘を愛する女』が7月18日にリリースされるんですけど、2015年のグランプリ作品なので、もう足掛け3年ですよね。次は『ルームロンダリング』っていう、2015年の準グランプリ作品が7月7日から劇場公開されます。この後2016年、17年の作品が複数ありますし、今TCP2018が動いています。長期プロジェクトになりますが、俳優さんも含めてここから大きく羽ばたいていく監督がいたら良いなあって思います。

*TCP(ツタヤクリエイターズプログラム)とは <公式サイトより引用>
TSUTAYAには、毎日のように数多くの映画ファンのお客さまが来店されます。そんな映画を愛するお客さまに、もっと新しい感動を、もっとワクワクする作品をお届けしたい。TSUTAYAでは、オリジナル映画企画とクリエイターの発掘を目的に、「良質な映画企画=名作のタネ」を募集しています。2015年から始まり、以降毎年開催しているTCPでは、これまでに総応募数(3年間)1,164もの作品企画の中から、11作品が受賞作に選ばれ、映画化にむけて動き出しています。2018TCP公式サイト

今回の記事担当:おこめとパン

取材日:2018年5月16日

後編では学生のうちにやっておいたほうが良い事などをお聞きしました。→【後編を読む】

 

★TCP(ツタヤクリエイターズプログラム)最新作

映画『ルームロンダリング』池田エライザ/渋川清彦/健太郎/光宗薫/オダギリジョー『ルームロンダリング』
2018年7月7日より劇場公開
公式サイト
監督:片桐健滋
出演:池田エライザ/渋川清彦/健太郎/光宗薫/オダギリジョー
配給:ファントム・フィルム

5歳で父親と死別し、翌年に母親が失踪した後、祖母に引き取られて育った八雲御子は、18歳で祖母が亡くなり、叔父に面倒をみてもらうことに。度重なる不幸で自分の殻に閉じこもってしまった御子は、叔父の仕事を手伝うが、それはワケあり物件に自分が住み‟物件を浄化する“ルームロンダリングの仕事だった。幽霊が見えてしまう御子は、そのワケあり物件で、さまざまな霊に頼られることになり…。霊としか交流しなかった主人公が、ルームロンダリングを通して、人間として成長していくハートフルな物語。
©2018「ルームロンダリング」

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映画業界人インタビューVol.3 リージェンツ 映画買付 小田寛子さん【後編】

映画業界は狭いと言われるからこそ、知り合いを作っておくのが大事

TAKE:この業界に入ろうと思ったきっかけ、どういう経緯で今のお仕事に就いたか教えてください。

小田さん:子どもの頃から父が映画を観るのが好きで、洋画をたくさん観ていました。高校で、先生に進路について聞かれて思い悩んでいる時に、ふと、「映画を作っている人がいるということは、映画って仕事になるんだな」と認識しました。その後、日本の大学で1年間過ごし、カナダの映画制作の学校に留学しました。

TAKE : カナダでは、実際にどのような勉強をされていたのですか?

小田さん:大学の映画科に入り、助監督の実践的なクラスや編集のクラス、プロデューサーのクラスなどを取り、映画制作について3年間勉強をしました。

局長:交換留学ですか?

小田さん:いえ、日本の大学に1年間通った後、ワーキングホリデーで1年間海外経験を積み、そのまま映画学校の夜間コースを取って、その後さらに現地の大学を受け直しました。

局長・TAKE:すごいっ!!

局長:最初は作るほうに興味があったんですね。その後、どう心境が変化したんですか?

映画業界の方にインタビュー:リージェンツ 映画買付・小田寛子さん小田さん:日本に戻ってきてから、制作会社に就職しようと思ったのですが、英語を活かしたいとなると洋画を扱っているところでないと難しいと感じて、配給会社で洋画を扱っているところに自分でアタックしました。そして、プレシディオという配給会社に入社しました。

局長:プレシディオさんに所属した時には、最初から買い付け担当だったんですか?

小田さん:最初はアルバイトでした。海外の映画を買ってきて、二次使用の権利等を営業している部署と、データ分析をしている方のお手伝いをしていました。買い付けを本格的にやるようになったのはもう少し後です。それまでは、資料を作ったり、海外向けの印税報告を作ったり、作品の情報を調べたりしていました。とにかく、バイヤーの方の業務をずっとサポートしていましたね。

局長:もともと制作志望だったのが、バイヤーになられたことに関してはどのように感じていますか?

小田さん:そもそも、日本に戻ってくるまでバイヤーという仕事自体を意識したことがありませんでした。最初はこういう仕事もあるんだと新しい発見でしたし、日々の業務についていくのに必死でした。今の会社(リージェンツ=株式会社ムサシノ広告社のレーベル)では宣伝の段階でどんなおもしろいことができるかという視点で買い付けを行っているので楽しいです。

TAKE:今までで一番楽しかった仕事や、ご自身の仕事のやりがいは何ですか?

小田さん:映画業界に勤めていらっしゃる方は全員おっしゃると思うんですけど、自分が担当した作品がヒットした時が一番嬉しいです。映画は観てもらってなんぼなので。あとは時々家族が、私が関わった映画を観てくれて、おもしろかったと言ってもらえると嬉しい気持ちになります。

TAKE:学生の頃にやっていて今仕事で役に立っている事はありますか?学生のうちにやっておいたほうが良い事は何ですか?

小田さん:海外では業界人が集まるイベントがたくさんありまして、先生に「そこに行って、大人と話す練習をしろ」とよく言われていました。あとは、撮影現場のアルバイトに行ったり、積極的にそういう場所に行っていましたね。あとは、映画祭のボランティアとか。映画業界は横の繋がりだなと思ったので、そういう場には積極的に足を運んでいました。日本の映画業界は狭いと言われているじゃないですか。インターンとか、アルバイトとかで片足を突っ込む機会があれば、学生のうちから知り合いを作ることは大事だと思います。

TAKE:それでは、ずっと好きな映画ベスト1は何ですか?

小田さん:マーティン・スコセッシ監督が撮った『ラスト・ワルツ』という映画で、“ザ・バンド”というグループのドキュメンタリーです。それが一番観ている映画だと思います。留学中の課題にもこの作品を選んだのですが、「普通の映画でやってくれ」って、先生に怒られました(笑)。機会があったら観てみてください。

TAKE:はいっ!

今回の記事担当:TAKE
【取材しての感想】
とにかく映画祭の裏事情に驚きました(笑)。それと同時に、小田さんのような方々が活躍されているからこそ、私達は映画を日本で楽しむことができるのだと実感しました。これから学生映画宣伝局がどのような企画を作っていくかはまだ未知数ですが、私も学生の皆さんに楽しい宣伝ができるような映画を発掘していきたいなと思いました。

取材日:2018年5月22日

【前編へ戻る】

 

映画『ウィンチェスターハウス アメリカで最も呪われた屋敷』ヘレン・ミレン/ジェイソン・クラーク★小田さんが所属するリージェンツの最新作

『ウィンチェスターハウス アメリカで最も呪われた屋敷』
2018年6月29日より劇場公開
公式サイト
監督: マイケル・スピエリッグ/ピーター・スピエリッグ
出演:ヘレン・ミレン/ジェイソン・クラーク/セーラ・スヌーク
配給:REGENTS、ポニーキャニオン

ウィンチェスター銃を開発し、莫大な資産を築いたウィンチェスター一族が住んでいた“世界で最も有名な幽霊屋敷”ウィンチェスターミステリーハウス。呪われたように増築を続けるウィンチェスターハウスの歴史に隠された秘密とは?名優ヘレン・ミレン、ジェイソン・クラーク主演で、身の毛もよだつ実話を映画化。

映画『ウィンチェスターハウス アメリカで最も呪われた屋敷』ヘレン・ミレン

©2018 Winchester Film Holdings Pty Ltd, Eclipse Pictures, Inc., Screen Australia and Screen Queensland Pty Ltd. All Rights Reserved.

 

 

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映画業界の方にインタビュー:リージェンツ 映画買付・小田寛子さん

映画業界人インタビューVol.3 リージェンツ 映画買付 小田寛子さん【前編】

【映画業界の方にインタビュー】第3弾は、エージェントのTAKEが単独で担当しました。2回に渡ってお届けします。

そもそも映画買付って、どんな仕事?

TAKE:お仕事の具体的な内容を、教えてください。

小田さん:海外にある映画のセールス会社とメールでやりとりをして作品情報を収集したり、年に何回かある映画祭(カンヌ国際映画祭など)に付随しているマーケットで商談をして、映画を買い付ける仕事です。映画祭では、本編映像を見せて頂くこともあります。会社によっては、国内で組むパートナー企業を見つけたり、映画を買った後に宣材の許諾を取ったり、キャストやスタッフの来日の手配やアテンドをしたり…。あと宣伝費の使い道など経理の報告を英語でしたりします。

局長:弁護士、弁理士のような方もいらっしゃるのですか?

小田さん:会社によって、英語ができる法務の方がいることもあれば、社外に顧問弁護士を抱えている会社もあります。国際担当の方がご自身で法務を担っていることもあります。

局長:あと、宣伝に近いところもやらなければいけないんですね。

小田さん:宣伝と密に連絡をとって、タイアップの施策やグッズ生産の許諾申請などにも携わります。

TAKE:映画祭に行ったらひたすら映画を観るんですか?それとも、関心のあるものだけ観るんですか?

小田さん:私はほとんど観ないです。ほとんどミーティングに時間を取られるんです。バイヤーは朝の9時、9時半頃から18時頃まで、30分刻みでミーティングが入っているので、映画はだいたい劇場営業や宣伝部の方が観るという会社が多いと思います。同僚が試写に行って、これは観て欲しいとか、女性の意見が欲しいと言われる時には観ることもありますが、1日1本観るか観ないかですね。

TAKE:映画祭ってレッドカーペットのイメージしかなくて、いまいち何をやっているのかイメージがつきませんでした(笑)。意外と事務的なこともされているんですね。

小田さん:基本的には、あまり華やかなところには触れない印象ですね。打ち合わせばっかりしている感じです(笑)。

TAKE:一作品を買い付けるのにどのくらいの期間がかかりますか?

小田さん:会社に寄りますし、誰が決定権を持っているのかにも寄りますが、その日で決まる時もあれば、何ヶ月もかかったこともあります。

TAKE:その日で決まっちゃう時もあるんですね!!

小田さん:作品にも寄るので、結構ケースバイケースです。

今回の記事担当:TAKE

取材日:2018年5月22日

後編ではこのお仕事に就いた経緯などをお聞きしました。→【後編を読む】

 

映画『ウィンチェスターハウス アメリカで最も呪われた屋敷』ヘレン・ミレン/ジェイソン・クラーク

★小田さんが所属するリージェンツの最新作

『ウィンチェスターハウス アメリカで最も呪われた屋敷』
2018年6月29日より劇場公開
公式サイト
監督: マイケル・スピエリッグ/ピーター・スピエリッグ
出演:ヘレン・ミレン/ジェイソン・クラーク/セーラ・スヌーク
配給:REGENTS、ポニーキャニオン

ウィンチェスター銃を開発し、莫大な資産を築いたウィンチェスター一族が住んでいた“世界で最も有名な幽霊屋敷”ウィンチェスターミステリーハウス。呪われたように増築を続けるウィンチェスターハウスの歴史に隠された秘密とは?名優ヘレン・ミレン、ジェイソン・クラーク主演で、身の毛もよだつ実話を映画化。

映画『ウィンチェスターハウス アメリカで最も呪われた屋敷』ヘレン・ミレン

©2018 Winchester Film Holdings Pty Ltd, Eclipse Pictures, Inc., Screen Australia and Screen Queensland Pty Ltd. All Rights Reserved.

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映画業界の方にインタビュー:DVD&動画配信でーた編集部・西川亮さん

映画業界人インタビューVol.2 DVD&動画配信でーた 編集部 西川亮さん【後編】

【映画業界の方にインタビュー】第2弾後編をお届けします。今回のインタビュー担当は、エージェントの染井と、おこめとパンです。

 

今の自分に繋がる2本の映画

染井:今まで経験された中で、一番楽しかったお仕事は何ですか?

西川さん:俗な言い方をすると、人より先に映画を観られるっていうのは、まずこの仕事の特権です。その上で、「誰にインタビューできるか?」「どういう画素材があるか?」とか、そういうやり取りを一個一個クリアしていって、1冊の本が出来上がります。そのすべての工程が楽しいし、辛くもあるんですけど、日々楽しいので、自分にはすごく合った仕事だと思います。あとはずっと憧れていた人に会えた瞬間、その人にインタビューできた瞬間っていうのは、感慨深いものがあります。実際にそれが記事になって、いろんな方の目に触れて、読者の方に「すごく良かったです」と言って頂けると、それもまた嬉しいし。だから一個一個積み重ねていることすべてが楽しいですね。

染井:逆に大変なことはどんなことですか?

西川さん:月刊誌なので、スケジュール的に毎月校了時期がキツかったりはします。あと、雑誌とか紙媒体って、このスペースに何文字って文字数が決まっているんですね。これをオーバーしても少なくてもダメなので、確認先から修正で戻ってきた文字数が大幅に違っていると、調整に苦労することもあります。

染井:好きな映画ベストは何ですか?

西川さん:たぶんベスト映画は100本くらいあるので、その時その時によっても変わるんですが、自分が今ここにいるきっかけになった映画、特別な映画っていう意味でいうと、『プレデター』です。小学生の時の親友が映画少年で、その頃僕は全然映画を観てなかったんですけど、彼に薦められて『プレデター』を観たのがきっかけで、映画が好きになりました。どんどん映画の幅を広げていってくれた最初の一本で、自分のなかでは、ジブリとかより『プレデター』が先だったんです。一番の原体験が『プレデター』だから、今こうなっちゃったのかなあ(笑)。
あと、ブライアン・デ・パルマ監督を好きになったきっかけは『スネーク・アイズ』っていう映画なんです。『スネーク・アイズ』は大学生の頃に観たんですけど、最初の13分がワンショットの長回しで、「こんなおもしろいことをする映画監督がいるんだ」と思いました。過去にも長回しをやった監督はいくらでもいるんですけど、とにかくカメラが動き回るんです。ボクシングの試合が始まる前の楽屋裏で、ニコラス・ケイジがウロウロしてるのをカメラがついて行く。いろんなことが起きて、すっごくおもしろいんです。それで「自分も映画撮ってみたいかも」って思って、アメリカに行って、映画を勉強して、回り回って今ここにいます。だから、それも自分の生き方に多少影響を与えた映画です。全体的な完成度としては正直それほど高くない映画なんですけどね(笑)。ブライアン・デ・パルマ監督が大好きなので、作品はほぼ全部観てて『スネーク・アイズ』より良い映画もいっぱいあるんですけど、これが一番心に残ってます。だからこの2本は、ベスト1というより、自分の中で常に別格ですね。

今回の記事担当:染井
■取材しての感想
小学3年で映画少年の親友に出会った西川さんはきっと幸福だっただろうし、親友の方も西川さんが目をキラキラさせて食いついてくるのがたまらなく嬉しかったんだと思います。一人の人間が映画にのめり込んでいく最初の出発点は、やっぱり人にあるのかなぁと思わされたインタビューでした。

取材日:2018年5月16日

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★西川さんがご担当の雑誌

DVD&動画配信でーた:毎月20日発売DVD&動画配信でーた
毎月20日発売
公式サイト
発行:株式会社ムービーウォーカー

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映画『ホース・ソルジャー』クリス・ヘムズワース

映画業界人インタビューVol.1 ギャガ株式会社 映画宣伝部 宣伝プロデューサー 竹本誠吾さん【後編】

前回に引き続き、ギャガ株式会社、宣伝プロデューサーの竹本さんのインタビューをお届けします。インタビューを担当したのは、エージェントのらいらいとサンです。

 

宣伝方法に正解はない。だから楽しい

らいらい:年間どのくらい映画を観られるんですか?

映画『ホース・ソルジャー』クリス・ヘムズワース

竹本さん:昔は結構観てました。毎週土日に2、3本はしごしたりとか。多い時では、劇場鑑賞とビデオ鑑賞合わせて200本くらいは観てたと思います。今は子どもが小さいので、やや劇場での観賞機会は減りましたが、宣伝に紐づくものを観ますね。今僕が担当している『ホース・ソルジャー』は戦争映画なので、最近はいろいろな戦争映画を観なおしました。作品だけでなく、どんな風に宣伝してたのかなってチラシ予告も研究したりします。

らいらい:お仕事相手の方と、よく映画のお話はされるんですか?

竹本さん:人にもよりますが、やっぱり今公開している作品については詳しく話しますし、それに紐づく旧作の話はしますよ。あとは飲み会とかで好きな映画の話になることもありますが、好きな映画っていっても、答えるのが意外に難しいんです。基本どんな映画も好きなので。そういう点では自分のイメージも持ってもらう意味で、好きな映画は『ロッキー』って言ってます。会社でもよく『ロッキー』のTシャツを着てるんですけど、「ぽいでしょ?」って感じになるから(笑)。

サン:映画宣伝の仕事をしていて良かったと思える瞬間は何ですか?

竹本さん:ありがちですけど、自分が宣伝している作品がヒットすることです。達成感という意味では、設定した目標が達成できたとき、プランしたプロモーションが形になったときは嬉しいです。映画の宣伝は劇場公開日に向けて、宣伝をしていきます。その過程で、例えば雑誌なんかに掲載をお願いして載せてもらって、そこでちゃんと映画の内容が語られて、お客さんに届けられるきっかけを作れたりすると、良かったなと思います。ポスターや邦題など、「こう伝えたいから、こうしたい」と思ったものが採用されるのも、もちろん嬉しいです。映画を人に届けるにあたって、配給宣伝は映画の中身は作ってないけど、フィルムメイカーの意思を尊重し相談しながら、伝える内容を噛み砕いたり、何かプラスオンができたり、それが形になっていくのも嬉しいです。時に世の中の反応によって、凹むこともあるけれど、人によっていろいろな考え方があるので、それを受け入れながらやるのはやり甲斐があります。扱っている商材が楽しいものだからっていうのもあるかも知れません。

らいらい:宣伝する際に映画を観て、個人的におもしろくないと感じた作品でも宣伝しなければならないと思うんですが、そういう時はどうやってモチベーションを維持されるんですか?

竹本さん:宣伝って「宜しく伝える」ことかなと思っています。どんな映画にも良いところは必ずあるので、それを見つけて、膨らませてあげるのも、楽しい作業です。ある人がおもしろそうじゃないと感じても、別のある人はおもしろそうと感じるかも知れない。おもしろそうと思ってくれる人に一人でも多く伝えることが良いと思うので、つまらない、嫌だということはありません。ただジャンルの得意不得手みたいなのはあると思います。

らいらい:ご自身の好き嫌いは介入させないんですね。

竹本さん:そうですね。宣伝は映画を広めていく過程ですし、その過程は一通りしかないってことではないと思います。宣伝とは、フィルムメイカーの想いをくみ取りながら、観てもらうべき人を想像(あるいは創造)し、形にして伝えていく仕事かと。映画が公開したとき、観客の数が一人でも多くなるよう選択しながら進めていますが、最終的には蓋を開けてみないとわからないところもあります。確かに好みの映画なら自分=観客と想像しやすいことはあります。ただ映画にはいろいろな考え方や見方があって然るべきなので、それすらそれだけが正解とも限らない。どんなお客さんにどう届けるかを提示する仕事として、やり甲斐がありますし、日々難しいとも感じます。

今回の記事担当:らいらい
■取材しての感想
映画宣伝について語る竹本さんの表情がとても楽しそうだったのが印象的でした。その表情は“好き”を仕事にされているからこそなのだと思いました。映画宣伝の魅力が大いに伝わってくる時間でした。ありがとうございました。

取材日:2018年5月10日

【前編へ戻る】

映画『ホース・ソルジャー』クリス・ヘムズワース/マイケル・シャノン/マイケル・ペーニャ/トレバンテ・ローズ/ロブ・リグル/ウィリアム・フィクトナー★竹本さんがご担当の映画
『ホース・ソルジャー』
好評劇場公開中
公式サイト
監督:ニコライ・フルシー 製作:ジェリー・ブラッカイマー
出演:クリス・ヘムズワース/マイケル・シャノン/マイケル・ペーニャ/トレバンテ・ローズ/ロブ・リグル/ウィリアム・フィクトナー/エルサ・パタキー
配給:ギャガ

これまで秘密にされてきた、9.11直後にあった衝撃の事実を映画化。敵勢5万人に対し、たった12人で戦いに挑んだ米軍騎馬隊の活躍を描く。アベンジャーズ“ソー”としてお馴染み人気俳優クリス・ヘムズワース主演、実妻との夫婦役での共演も話題になっている。

映画『ホース・ソルジャー』クリス・ヘムズワース

© 2018 BY HS FILM, LLC.  ALL RIGHTS RESERVED.

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映画『ホース・ソルジャー』クリス・ヘムズワース

映画業界人インタビューVol.1 ギャガ株式会社 映画宣伝部 宣伝プロデューサー 竹本誠吾さん【前編】

【映画業界の方にインタビュー】第1弾!今回から連載がスタートします。いろいろな職種の方に、普段は聞けないお話を聞いていきたいと思います。今回のインタビューは、エージェントのサンとらいらいが担当です。

 

音楽でも勉強でも恋愛でも、将来全部必ず活きてくる!

らいらい:この業界に入ろうと思ったのはいつ頃ですか?

竹本さん:中高生の時ですね。周りがファッション誌を読んでいるなか、「ロードショー」とか「SCREEN」を読んでいました。そうしているうちに、映画を扱う仕事って良いなと思って。洋画を観ることが好きだったせいか、映画を作りたいという発想より、素敵な作品を送り届ける配給に興味がわきました。映画に携わる仕事をしてみたいなって漠然と思いながら大学生になって、普通に就活をして、縁があってこの会社に入れました。

らいらい:宣伝の仕事を目指す学生に、何かアドバイスはありますか?

映画『ホース・ソルジャー』クリス・ヘムズワース

竹本さんご担当作品『ホース・ソルジャー』

竹本さん:作品を好きであれ」ということですね。どんな作品も良いところがあるはずで、それを見つけ、どうやって伝えるかに宣伝の醍醐味を感じます。狙い通りの宣伝ができて、かつ多くの人が劇場で映画を観てくださった時は、本当にうれしい瞬間です。よく華やかですねと言われますが、華やかそうに見せるのが仕事なので、宣伝は裏方だと思ってます。

らいらい:邦画だったらエンドロールに名前が載るのが羨ましいです。

竹本さん:人によっては、いろいろな解釈があるんですよ。映像を作ったわけではないのに名前が載るのは気恥ずかしいっていう人もいれば、そこに無上の喜びを感じる人もいますしね。

らいらい:自分だったら絶対に嬉しいです(笑)!

サン:学生の頃にやっていて、今仕事で役に立っていることはありますか?

竹本さん:う〜ん、趣味でよく映画は観ていたのですが、あとはバイトも役立ちました。コンビニのバイトでしたが、いろんな雑誌とか、商品のキャンペーンとか、店頭には何でもあったので、情報はこうやって展開されるんだなって、自然と宣伝という仕事に興味がわきました。これは別にコンビニのバイトじゃなくても良くて、いろんなことがきっかけになって、それが知識になって役に立っているってことだと思います。映画って全部違うから、音楽でも勉強でも恋愛でも、何でも興味も持っていれば必ず活きてくるのではないでしょうか?だから、学生時代からの興味の延長が今に至っているかも知れないですね。それだけじゃだめだって思ったら、数字とかマーケティング手法とかは後から身につければ良いと思います。それも興味の延長ですけど。

サン:私は今三年生で、趣味の映画を仕事にすべきか悩んでいます。

竹本さん:よく言われていますよね。でも僕は仕事にしても良いと思いますよ。仕事で映画を扱うことになったから趣味で映画観なくなったとかはないですね。楽しい仕事は楽しいし、もし飽きて楽しめなくなっちゃったら、そこまで好きじゃなかったのかなって気付くと思います。やりたいことをやったほうが、就活でもうまくしゃべられると思いますし。

らいらい:今就活真っ最中なのですが、映画業界は募集が少ないですよね。

竹本さん:新卒はあまり採っていないですもんね。だけど、業界的には一つの映画村という感じなので、映画につながっている何らかのお仕事に関わっていたらいつかチャンスはあると思いますよ、何がきっかけになるかわからないですし。そもそも本当に映画業界で良いのかもわからないですし、扱いたい商材もさることながら、やりたい仕事、興味がある職能をもう一度考えてみるのも良いと思います。

今回の記事担当:サン
■取材しての感想
「やりたい商材ではなく、やりたいことをする」という言葉は、映画業界を目指すべきか悩んでいる私にとって、自分の将来を考える上での大きなヒントになりました。ありがとうございました!

取材日:2018年5月10日

トップバッターでご登場頂いた竹本さんのインタビューは、2回に渡ってお届けしますので、続きもお楽しみに。→【後編を読む】

映画『ホース・ソルジャー』クリス・ヘムズワース/マイケル・シャノン/マイケル・ペーニャ/トレバンテ・ローズ/ロブ・リグル/ウィリアム・フィクトナー

★竹本さんがご担当の映画

『ホース・ソルジャー』
好評劇場公開中
公式サイト

監督:ニコライ・フルシー
出演:クリス・ヘムズワース/マイケル・シャノン/マイケル・ペーニャ/トレバンテ・ローズ/ロブ・リグル/ウィリアム・フィクトナー/エルサ・パタキー
配給:ギャガ

これまで秘密にされてきた、9.11直後にあった衝撃の事実を映画化。敵勢5万人に対し、たった12人で戦いに挑んだ米軍騎馬隊の活躍を描く。アベンジャーズ“ソー”としてお馴染み人気俳優クリス・ヘムズワース主演、実妻との夫婦役での共演も話題になっている。

映画『ホース・ソルジャー』クリス・ヘムズワース/エルサ・パタキー

© 2018 BY HS FILM, LLC.  ALL RIGHTS RESERVED.

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学生映画宣伝局:2017DVDメーカー協同企画ショップコンテスト

学生映画宣伝局のコーナー組が全国のレンタル店で展開されました!

2017年夏から秋にかけて取り組んだDVDメーカー共同企画についての続報です。今回は、エージェント達が作ったDVDレンタル店用のツール(およびお店独自で追加で作られたツール等)を店頭展開頂いた様子をご紹介します。今回店頭展開を促進するにあたり、毎年「ショップコンテスト」を行っている、日本コンパクトディスク・ビデオレンタル商業組合(CDV-JAPAN)さんにご協力を頂きました。ここで掲載するのは、この「ショップコンテスト」に応募されたお店の写真です。学生映画宣伝局から、最優秀賞、優秀賞(2店舗)を選ばせて頂きました。その発表も兼ねて、ここでご紹介させて頂きます。

【最優秀賞】ハイパーブックス 彦根店

学生映画宣伝局:2017DVDメーカー協同企画ショップコンテスト

上からぶらさげたり、床ににも貼ったり、誰でも目に留まる工夫が印象的な装飾。何より地元の大学生にも協力頂いてのコーナー展開が素晴らしいです。地元密着というところに、お店の姿勢も感じられて、通いたくなるお店だなと感じました。楽しいコーナーを作って頂いて、ありがとうございました!

【優秀賞】平和書店 TSUTAYA 藤の森店

学生映画宣伝局:2017DVDメーカー協同企画ショップコンテストお店の学生アルバイトさん自ら、ポップをアレンジ頂いたり、お店も一緒に「学生映画宣伝局」に参加頂いた雰囲気を出して頂きました。お店の熱意も店頭のお客様に伝わったのではないかと思います。ありがとうございました!

【優秀賞】TSUTAYA 高田馬場店

学生映画宣伝局:2017DVDメーカー協同企画ショップコンテスト

こちらも地元の大学生とのコラボを取り入れられていて、他に来店される学生ユーザーさんの興味をより引いたのではないかと想像できます。映画をきっかけに人が繋がるというところが見えて、お店への親近感も一層沸きますね。ありがとうございました!

ショップコンテストについて詳細はこちら

他にも沢山のお店がこの企画に参加され、店頭展開頂きました。本当にありがとうございました!今回宣伝に取り組んだ映画もDVDが好評レンタル中です。名作ばかりですので、ぜひご覧ください!

企画詳細はこちら:2017DVDメーカー共同企画

映画『バーニング・オーシャン』DVDレンタルジャケット『バーニング・オーシャン』
ブルーレイ&DVD好評発売・レンタル中
KADOKAWA
公式サイト
監督:ピーター・バーグ
出演:マーク・ウォールバーグ/カート・ラッセル/ジョン・マルコヴィッチ/ジーナ・ロドリゲス/ディラン・オブライエン/ケイト・ハドソン
© 2017 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.

 

映画『LOGAN/ローガン』ヒュー・ジャックマン『LOGAN/ローガン』
ブルーレイ&DVD好評発売・レンタル中
20世紀フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン
公式サイト
監督:ジェームズ・マンゴールド
出演:ヒュー・ジャックマン/パトリック・スチュワート/ダフネ・キーン/ボイド・ホルブルック
© 2017Twentieth Century Fox Film Corporation

 

映画『家族はつらいよ2』橋爪功/吉行和子/西村雅彦/夏川結衣/中嶋朋子/林家正蔵/妻夫木聡/蒼井優

『家族はつらいよ2』
ブルーレイ&DVD好評発売・レンタル中
松竹
公式サイト
監督・原作:山田洋次
出演:橋爪功/吉行和子/西村雅彦/夏川結衣/中嶋朋子/林家正蔵/妻夫木聡/蒼井優
© 2017「家族はつらいよ2」製作委員会

 

 

映画『ハクソー・リッジ』アンドリュー・ガーフィールド『ハクソー・リッジ』
ブルーレイ&DVD好評発売・レンタル中
バップ
公式サイト
監督:メル・ギブソン
出演:アンドリュー・ガーフィールド/サム・ワーシントン/ルーク・ブレイシー/テリーサ・パーマー/ヒューゴ・ウィーヴィング/レイチェル・グリフィス/ヴィンス・ヴォーン
© Cosmos Filmed Entertainment Pty Ltd 2016

関連記事:
2017DVDメーカー共同企画
★エージェントは常時募集中!詳しくはこちら

 


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映画『エイリアン:コヴェナント』

予想を越える恐怖とAIによる脅威のリアルさに心拍数上昇!

今回、学生映画宣伝局では2018年1月10日にブルーレイ&DVDがリリース、2017年12月13日デジタル配信となるSFパニック・ホラー『エイリアン:コヴェナント』の鑑賞&座談会を実施しました。2012年公開の映画『プロメテウス』の続編となる本作は、1979年に公開されたシリーズ第1作にしてSF映画の金字塔『エイリアン』の前日譚でもあり、世代を越えて大きな注目を集める作品です。そんな本作を観た学生達はどんな感想をもったのでしょうか。

参加者:男子2名(大学生、高校生)、女子4名(大学生) 計6名
2017年 11月30日実施 TSトーキョー社内にて鑑賞会&座談会

『エイリアン:コヴェナント』
2018年1月10日ブルーレイ、DVD発売&レンタル開始、2017年12月13日デジタル配信開始
公式サイト

 

こんなに怖いなんて思わなかった!?

局長:1人ずつ本作を観た感想を教えてください。

Aさん:シリーズ1作目の『エイリアン』を観ていたので、有名な“人のお腹を突き破ってエイリアンが出てくるシーン”などは知っていましたが、予想していたよりもグロテスクで、ちょっとびっくりしました。ストーリー的には、主人公のダニエルズの勘が意外にも鋭いとは言えず(笑)、破滅の道にどんどん進んでいくのでハラハラしました。

映画『エイリアン:コヴェナント』

Bさん: “エイリアン”シリーズは観たことがなくて、本作はAI(人工知能)モノというところに興味を持ちました。自分達の生活でもAIは身近になったし、「いつかAIが人間を越えるかも」という話題もよく耳にするので、観る前は“AI vs 人間”や“自然 vs 人工物”という展開を予想していたんです。でも、劇中ではアンドロイド同士が対決するなど予想のさらに先をいっていて、「AIはもう人間なんて眼中にないんだ…」ってところに、新しさと同時に恐怖を感じました。

局長:たしかに予想の次元をはるかに越えてたよね。

Fさん:本作はいろいろなテーマを含んでいると思いますが、私の中でも一番印象に残ったのは「AIって、ヤバいんじゃないか!?」という思いでした。このテーマは『ターミネーター』(1984)あたりからずっと続いている流れだと思うのですが、人類への警告にも取れますよね。

局長:今作では、エイリアンよりもマイケル・ファスベンダー演じるアンドロイドのほうに脅威を感じましたか?

Fさん:はい。私はアンドロイドのデヴィッドが一番怖かったです。グロいのが苦手で、そういうシーンをちゃんと観られなかったから、よりAIの部分が印象に残ったのかも知れませんが(笑)。

Eさん:私も “エイリアン”シリーズは観たことがなくて、残酷なシーンがあることは何となく知ってはいたけど、実際に観ると「あぁ、痛そう…!」って。思ったよりも血が出るんだなという印象でした。脅かされるような怖さもあってびっくりもしました。あと、AIのことはフィクションとして描いているけど、そのうち本当に起こるんじゃないかと思いました

映画『エイリアン:コヴェナント』

局長:AIに関しては皆リアルさを感じたんですね。男性陣はどうですか?

Dくん:僕はSF作品には全然詳しくなくて、これまで観たのも『E.T.』(1982)とか最近公開された『ブレードランナー 2049』くらいなんです。“エイリアン”シリーズも今作が初めてで、前後のストーリーをよく知らないのですが、エイリアンが地球を襲来にくるのかと思いきや、地球人が宇宙に行ってほかの星を侵食している感じがして、「どちらがエイリアンなんだろう?」と思いました。見た目でいえば、完全に向こうがエイリアンなんですけど(笑)。“エイリアン”という意味を考えさせられました

局長:確かにこの星では人間がエイリアンとも言えるね!友好的なエイリアンが登場する『E.T.』とは真逆のタイプの作品だったけど、どうでしたか?

Dくん:普段はホラーもあまり観ないし、背後から急に脅かされるような“びっくり系”が苦手なので、かなり怖かったです。心臓が弱い方は要注意の作品です(笑)。

局長:それくらい恐怖とスリルが味わえる作品ということだよね!

Cくん:僕はハラハラ感もあってすごくおもしろかったです。宇宙船から外には出られないけど、近くに敵がいるから逃げなくちゃいけないみたいな、SF映画では王道の設定をうまく生かしていたと思います。

局長:皆さん、今作のストーリーが1作目の『エイリアン』に繋がるというのは知っていましたか?

Cくん以外:それは知らなかったです。

局長:では、本作以前の出来事を描いた『プロメテウス』(2012)を観た人はいますか?

一同:観ていないです。

局長:今作から観てもストーリーについていけましたか?

Fさん:私は大丈夫でした。

Eさん:細かいところまでわかっていないのかも知れないけど、普通に観られました。

Dくん:途中からだんだんストーリーがわかっていった感じです。

局長:今作から観て、あとでほかの作品を観てもストーリーの繋がりがわかるので、ほかの作品もぜひ観てください。

一同:観たいです!

 

友達同士でワイワイ観れば盛り上がること必至!

局長:特に印象に残ったシーンやおもしろかったシーンはありますか?

映画『エイリアン:コヴェナント』キャサリン・ウォーターストン

Fさん:シーンではないけど「絶対にここ、エイリアンおるで」みたいなときに、独特のツッツッツ…という音楽が流れるのが良かったです。身構える準備もできて(笑)。あと全体的に、ダニエルズがめっちゃ頑張っていてカッコ良かったです。

Dくん:ダニエルズ役のキャサリン・ウォーターストンは『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』(2016)に出ていた女優さんですよね?キレイだなぁと思いました。

局長:本作では印象が全然違うよね。アンドロイド役を演じたマイケル・ファスベンダーは、“X-MEN”シリーズや『スティーブ・ジョブズ』(2015)など、たくさんの作品に出演している俳優だけど、皆さん知ってましたか?

Aさん:“X-MEN”で若い頃のマグニートーを演じていましたよね!

局長:そう!先日は女優のアリシア・ヴィキャンデルとの極秘結婚がニュースにもなりましたね(笑)。

Dくん:いいなぁ。アリシア・ヴィキャンデルめちゃめちゃ好きです(笑)!

局長:かわいいよね〜!女子の皆さんはマイケル・ファスベンダーをカッコ良いと思いましたか?

女子一同:はい!

局長:男子目線ではどうでしたか?

Cくん:アクションシーンがすごくカッコ良かったです!

映画『エイリアン:コヴェナント』マイケル・ファスベンダー

局長:アクション系の作品でも活躍していて、2017年3月に日本公開された主演作『アサシン クリード』では、ムキムキの上半身を露出してキレッキレのアクションを演じてたんですよ

一同:ほお〜!

局長:皆さんと同世代のお友達だったら、どんなタイプの人に本作をオススメしますか?

Aさん:SF作品が全般的に好きな人かな。

局長:相手によっては「ちょっとグロいシーンもあるよ」と伝える?

Fさん:『E.T.』的なSFファンタジーではないよ、とだけ伝えます(笑)。

Eさん:宇宙に行く物語が好きな人とかは楽しめると思います。ちょっとグロい作品にも慣れていそうだったら女子にもオススメです。

Cくん:男はSF作品がキライな人はあまりいないと思うし、“バイオハザード”シリーズに雰囲気も似ているので、とりあえず“バイオハザード”好きなら、絶対に気に入ると思います。

Dくん:最近、映画好きの友人が『her/世界でひとつの彼女』(2014)とか『エクス・マキナ』(2016)とか、AI関連の作品を観ているんです。だから、AIというテーマに興味がある人にもオススメしたいですね

局長:なるほど〜。 “AI”って、今だからこそ興味がわくテーマなのかしら?

Dくん:そうだと思います。今、かなり取り上げられているテーマですから。

局長:“ブレードランナー”シリーズとか“甲殻機動隊”シリーズとか、人間とAIの境界線うんぬんを描く作品は結構あるけど、たくさんあるから「もういいよ」とはならない?

Dくん:確かに、“AIモノ”はたくさんあるけど、それぞれテイストが違うじゃないですか。AIが敵対する作品もあるけど、『her〜』は人間とAIのラブロマンスとして成り立っているし。いろいろなテイストで描かれるのがおもしろいと思います。

局長:ふむふむ。

Bさん:SFや戦闘モノが好きな人なら、グロテスクなシーンがあっても受け入れやすいのかなと思います。でも、観る前にそういうシーンもあるよとは話します。

映画『エイリアン:コヴェナント』ビリー・クラダップAさん:私はSFに興味がなくても楽しめる作品だと思いました。ゾンビものが好きな人とか、“ウォーキング・デッド”シリーズみたいに、戦略を考えるのが好きな人にもオススメです。グロい造形とか、ネバネバした気持ち悪いクリーチャーが好きな人とかなら、その誕生から観られるので良いと思います(笑)。

局長:今作はほどよくホラー要素もあるもんね。最後に、ブルーレイやDVDで本作を鑑賞するとしたら、どういうシチェーションで観るとより楽しめると思いますか?

Dくん:部屋を暗くして彼女と観ます…というのはウソで(笑)、ポップコーンを食べながら友達と観ます

Cくん:僕も友達と観ます。“バイオハザード”シリーズも、友達と「来る、来る!」とか言いながら盛り上がって観ていたので、本作もそんな風にワイワイ観るのが良いと思います。

学生映画宣伝局:映画『エイリアン:コヴェナント』座談会局長:誰かと観るなら、怖い作品のほうが盛り上がるもんね(笑)。相手を「わーっ!」とか脅かしたりして(笑)。

Fさん:びっくりするポイントがいくつかあるので、この作品を初めて観る怖がりの友達と一緒に鑑賞して、イタズラで驚かすとおもしろそう(笑)

局長:リアクション大きめの人となら、さらに楽しめるかも知れませんね(笑)。

一同:あはははは(笑)。

SF作品のイメージをはるかに越える恐怖にドキドキしながら、進化するAIの姿に漠然とした不安を感じたというリアルな意見も挙がった今回の座談会。 “エイリアン”シリーズを初めて観たという学生がほとんどでしたが、今作を観て関連作品にも大いに興味をもったようです。1人で恐怖に浸りながら観るもよし、皆でワイワイと観るもよし。巨匠リドリー・スコットが解き明かす最凶クリーチャー誕生の秘密を、皆さんもぜひブルーレイやDVDでお楽しみください!

 

『エイリアン:コヴェナント』

映画『エイリアン:コヴェナント』

2018年1月10日ブルーレイ、DVD発売&レンタル開始、2017年12月13日デジタル配信開始
公式サイト&ご購入はこちら
監督:リドリー・スコット
出演:マイケル・ファスベンダー/キャサリン・ウォーターストン/ビリー・クラダップ
20世紀フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン

人類初の宇宙移住計画のため、コールドスリープ状態の入植者2000人を乗せて旅立った宇宙船コヴェナント号は、移住先の惑星オリガエ-6を目指す途中で事故に遭い、船長を失ってしまう。その後、謎の電波を受信した乗組員達は、助けを求めて発信元へと向かうと、そこは目的地よりもはるかに地球の環境に似ている神秘的な星だった。だが、彼らが新たな楽園を発見したと喜んだのも束の間、人類の生存を賭けた戦いが幕を開ける…。

© 2018 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved.

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学生映画宣伝局:2017DVDメーカー共同企画【学生映画宣伝局MAGAZINE vol.1】表紙

学生映画宣伝局MAGAZINE vol.1全容公開!:2017DVDメーカー共同企画

学生映画宣伝局では、2017年夏から秋にかけて、(以下50音順)KADOKAWA、松竹、20世紀フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン、Vap(バップ)が合同で行う企画に取り組みました。

2017DVDメーカー共同企画4作品

メインの課題は、『バーニング・オーシャン』『LOGAN/ローガン』『家族はつらいよ2』『ハクソー・リッジ』の4作。エージェント達は4チームに分かれて、課題に取り組みました。

そして、全体としては、DVDレンタル店で配布するためのフリーペーパーを作成。どれも個性的な記事になりましたので、ぜひご覧ください。

学生映画宣伝局:2017DVDメーカー共同企画フリーペーパー表紙

下記からリンクから全容をご覧頂けます。

学生映画宣伝局MAGAZINE vol.1

また、印刷版のフリーペーパーをご覧になりたい方は、下記で配布しております。

■DVDレンタル店
TSUTAYA、SSB、DORAMA(ドラマ)、HYPER BOOKS(ハイパーブックス)、BIG BEN(ビッグベン)、アイドル、アリオン、サンホームビデオ、スクリーン&BOOフタバ図書GIGA、ビデオインアメリカ、ビデオ合衆国USV、ビデオセラー、ビデオ1、BOOKSあんとく、平和書店、ポパイ、本の王国、メディアステーション、リブロス、…etc.

※上記チェーンでも、一部置いていない店舗がございます。配布時期なども店舗により異なります。

■その他配布協力
Gibson Brands Showroom TOKYO
公式サイト
Gibson Brands Showroom TOKYO東京都中央区八重洲2-3-12 オンキヨー八重洲ビル1F・2F
アクセス:JR東京駅/地下鉄銀座線京橋駅より徒歩約5分
[営業時間]12:00-19:00
[定休日]月曜・指定休業日
※イベント等の状況により営業時間/定休日が変更になる場合があります。
TEL 03-6265-1148
※協力:オンキヨー&パイオニアマーケティングジャパン株式会社

 

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学生映画宣伝局:『ハクソー・リッジ』DVD打合せ2回目中

書きたいことがたくさん!『ハクソー・リッジ』フリーペーパー記事作成

映画『ハクソー・リッジ』アンドリュー・ガーフィールド観てもらえればその良さをわかってもらえるはずだけれど、観るに至らせるのが一苦労する作品ってありますよね。『ハクソー・リッジ』も戦争映画ということで、少なからずそのハードルはあります。戦争映画が好きという方ももちろんいると思いますが、学生世代は果たしてどうか?

でも、宣伝担当の学生達は自分達なりに考えて、特集記事をこんな感じにしました。

学生映画宣伝局:『ハクソー・リッジ』POP

デザインベースは店頭POPと共通ですが、フリーペーパー記事ではもっと深いところまで掘り下げてご紹介しています。もっともっと載せたい内容はあったのですが、スペースの関係で簡潔にまとめた記事になっております。ぜひ、最寄りのDVDレンタル店でお見かけの際は、手にとってみてください。後日、このサイトでもPDFで、フリーペーパー一冊まるごとアップしますのでお楽しみに。

学生映画宣伝局:『ハクソー・リッジ』DVD打合せ2回目中

 

映画『ハクソー・リッジ』アンドリュー・ガーフィールド

『ハクソー・リッジ』
ブルーレイ&DVD好評発売・レンタル中
バップ
公式サイト
監督:メル・ギブソン
出演:アンドリュー・ガーフィールド/サム・ワーシントン/ルーク・ブレイシー/テリーサ・パーマー/ヒューゴ・ウィーヴィング/レイチェル・グリフィス/ヴィンス・ヴォーン
© Cosmos Filmed Entertainment Pty Ltd 2016

 

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学生映画宣伝局:『LOGAN/ローガン』POP

こんなに可愛くなっちゃった『LOGAN/ローガン』店頭POP

映画『LOGAN/ローガン』ヒュー・ジャックマン/ダフネ・キーン年老いたローガン(ウルヴァリン)が主人公の本作。おじさんが主人公なので、渋くなるかと思いきや、学生達は「ローガンよりも、ローラのほうが私達には身近に感じる」と、ローラの魅力を全面に押し出した店頭POPにしました。

学生映画宣伝局:『LOGAN/ローガン』POP

アメコミの雰囲気を活かしたデザイン、ポップでかわいいでしょ?観てびっくりするくらい刺激的な映画でもありますが、学生世代でも楽しめる内容ですので、ぜひご覧ください。

 

映画『LOGAN/ローガン』ヒュー・ジャックマン/ダフネ・キーン『LOGAN/ローガン』
ブルーレイ&DVD好評発売・レンタル中
20世紀フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン
公式サイト
監督:ジェームズ・マンゴールド
出演:ヒュー・ジャックマン/パトリック・スチュワート/ダフネ・キーン/ボイド・ホルブルック
© 2017Twentieth Century Fox Film Corporation

 

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学生映画宣伝局:『バーニング・オーシャン』POP

まさに学生に向けたキャッチコピー『バーニング・オーシャン』

映画『バーニング・オーシャン』マーク・ウォルバーグ/カート・ラッセル2010年4月20日にアメリカで実際に起きた、海底油田爆発事故の直前から直後までを描いた本作。実際に犠牲者を出した事故を題材にしているので、あまり軽い宣伝にしてはいけないというスタンスは自覚しつつ、だからこそ、真剣にこの映画を観てほしいということで、学生達が考えたキャッチコピーは、「スマホをおいてコレをみろ」。

そして、事故まで急展開する内容をジェットコースターに例えて、店頭POPのデザインはこんな風にしました。

学生映画宣伝局:『バーニング・オーシャン』POP

臨場感溢れる映像だけでなく、反面教師的なストーリーが見どころです。ぜひブルーレイ、DVDでご覧ください。

映画『バーニング・オーシャン』DVDレンタルジャケット映画『バーニング・オーシャン』
ブルーレイ&DVD好評発売・レンタル中
KADOKAWA
公式サイト
監督:ピーター・バーグ
出演:マーク・ウォールバーグ/カート・ラッセル/ジョン・マルコヴィッチ/ジーナ・ロドリゲス/ディラン・オブライエン/ケイト・ハドソン
© 2017 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.

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学生映画宣伝局:『ハクソー・リッジ』DVDレンタル用販促POP

戦争映画であって、それだけではない『ハクソー・リッジ』をどうPRする?

学生映画宣伝局:『ハクソー・リッジ』DVD打合せ2回目中

DVDメーカー共同実施課題『ハクソー・リッジ』は、単に“戦争映画”として括られて先入観を持たれると本当にもったいない良作です。今回担当した学生達も観ればその良さを実感してもらえるはずと自負。そんな想いを込めて、やはり自分達がどう感じたかを言葉にしたほうが、伝わるのではということで、DVDレンタル店用の販促POPは、こんな感じにしました。

学生映画宣伝局:『ハクソー・リッジ』DVDレンタル用販促POP

実話ということで、デリケートに扱う必要があり、フリーペーパーの内容もかなり悩みましたが、本作を知る上で知っておいたほうが良いこと、観てみて観る前の印象と違ったことなどを中心に記事を作成しました。フリーペーパーの詳細は、次回発表します。

映画『ハクソー・リッジ』アンドリュー・ガーフィールド『ハクソー・リッジ』
2017年11月3日、ブルーレイ&DVD発売・レンタル開始バップ
公式サイト
監督:メル・ギブソン
出演:アンドリュー・ガーフィールド/サム・ワーシントン/ルーク・ブレイシー/テリーサ・パーマー/ヒューゴ・ウィーヴィング/レイチェル・グリフィス/ヴィンス・ヴォーン
© Cosmos Filmed Entertainment Pty Ltd 2016

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学生映画宣伝局:『家族はつらいよ2』DVD店頭ポップ

『家族はつらいよ2』DVDレンタル店用POPを公開

映画『家族はつらいよ2』橋爪功/吉行和子/西村雅彦/夏川結衣/中嶋朋子/林家正蔵/妻夫木聡/蒼井優

DVDメーカー共同実施企画では、DVDレンタル店で使う販促ツールも作成しました。『家族はつらいよ2』は、学生目線の本作の見どころをたくさんあげて、そのなかで厳選したものをPOPのキャッチコピーに採用。

学生映画宣伝局:『家族はつらいよ2』DVD店頭ポップ

DVDレンタル店でよく見かけるPOPは、場面写真を大きく表示させるデザインが多いですが、このチームが考案したPOPは、まず視覚的な効果を狙いつつ、推しどころも目に飛び込んでくるようにデザインしました。学生はもちろん、大人の方も「学生はこういう目線で楽しむのか」と、ご興味を持って頂けると嬉しいです。
【DVDメーカー共同実施企画】のPOPは、TSUTAYA(一部店舗)ほか、全国のDVDレンタルチェーン店で展開中です(展開期間や陳列内容は店舗により異なります)。

学生映画宣伝局【DVDメーカー共同実施企画】POP880

コーナー組展開を実施の店舗では、このPOPが目印です(店舗次第で使用)。

 

映画『家族はつらいよ2』橋爪功/吉行和子/西村雅彦/夏川結衣/中嶋朋子/林家正蔵/妻夫木聡/蒼井優『家族はつらいよ2』
2017年11月3日、ブルーレイ&DVD発売・レンタル開始
松竹
公式サイト http://kazoku-tsuraiyo.jp/
監督・原作:山田洋次
出演:橋爪功/吉行和子/西村雅彦/夏川結衣/中嶋朋子/林家正蔵/妻夫木聡/蒼井優
© 2017「家族はつらいよ2」製作委員会

 

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※上記から、『家族はつらいよ2』チームの他の記事もご覧頂けます。

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映画『恋と嘘』結婚式イベント、森川葵、北村匠海、佐藤寛太

『恋と嘘』結婚式イベントで女子高生達のリアクションをキャッチ

『恋と嘘』に主演の森川葵、北村匠海、佐藤寛太が登壇した結婚式イベントを取材!ステージでは、疑似プロポーズが行われましたが、学生映画宣伝局では、その様子を見ていた女子高生達のリアクションにフォーカス。イベントの後には、コメントももらいました。本作の世界観にどっぷり浸りたい女子増殖中の様子をぜひ動画でご覧ください。

森川葵の美しいウェディング姿、写真でもご堪能ください!
後ろの女子高生の反応も良いですね(笑)。

映画『恋と嘘』森川葵

男性陣のスーツ姿もステキです!

映画『恋と嘘』結婚式イベント、北村匠海

映画『恋と嘘』結婚式イベント、佐藤寛太

そして、北村匠海から森川への疑似プロポーズは、こんな感じでした。

映画『恋と嘘』結婚式イベント、森川葵、北村匠海

 

映画『恋と嘘』森川葵/北村匠海/佐藤寛太『恋と嘘』
2017年10月14日、劇場公開
配給:ショウゲート
公式サイト
監督:古澤健
出演:森川葵 北村匠海 佐藤寛太 浅川梨奈 田辺桃子 / 遠藤章造 眞島秀和 温水洋一 中島ひろ子 三浦理恵子 木下ほうか/徳井義実
©2017「恋と嘘」製作委員会 ©ムサヲ/講談社

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『恋と嘘』のイケメン俳優を4コマ漫画にしました by 女子大生イラストレーター
『恋と嘘』主演3人をどう思う?学園祭で高校生達の生の声を直撃!動画を公開
4コマ漫画『恋と嘘』森川葵編 by 女子大生イラストレーター

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