REVIEW

私がビーバーになる時【レビュー】

  • follow us in feedly
  • RSS
映画『私がビーバーになる時』

REVIEW

多くの方が「ビーバーになるってどういうこと?」と、さまざまな想像をされていると思います。私も同様です。そして、毎度ながらあらすじや簡単な紹介など前情報を極力目に入れないようにして鑑賞すると、「こんなストーリーなのか!」と、良い意味で想像と全く異なる展開に新鮮味を感じられます。
動物が大好きで、子どもの頃から動物愛護に励んでいたメイベルは、大学生になっても変わらずに動物と自然を愛していました。でも、メイベルにとって思い出深い森を潰して道路を通そうという都市計画によって、森の動物達は居場所を奪われそうになります。そんななか、動物達の森を守るにはビーバーが要と知ったメイベルは、必死でビーバーを探します。

映画『私がビーバーになる時』

ここから早速意外な展開があり、一見相容れないと思えるような2つの世界が接点を持ちます。本作に出てくる最新テクノロジーを観ると、もしかしたらこんな未来がすぐやってくるかもしれないと思えてワクワクする面もありつつ、人間による自然への行き過ぎた介入による実害についても考えさせられます。
“ビーバーになった”メイベルは動物達と一緒に森を守るために駆けずり回ります。メイベルの目を通して見える動物達の世界はとても楽しそうであると同時に、ルールがシンプルだからこその過酷さもあります。でも、だからこそ世界は存続し続けられるように感じます。際限なく文明を発展させてきた人間は動物達と共存できるのか、1つの答えを本作で観てみてください。

デート向き映画判定

映画『私がビーバーになる時』

特別デート向きというわけではないものの、気まずくなるようなシーンはなく、老若男女が楽しめる内容なので、どんな関係のカップルでもデートで一緒に観やすいでしょう。ただし、鑑賞後に人間の暮らしだけを優先することに賛成か反対かなど議論をした場合、お互いに価値観の違いに気づくかもしれません。

キッズ&ティーン向き映画判定

映画『私がビーバーになる時』

交通がスムーズになったり、生活が便利になることは、多くの人間にとっては嬉しいことです。でも、その背景で動物や植物などが生育する環境が破壊されているとしたら、皆さんはどう思うでしょうか。置かれた状況や、社会的な立場によって考え方や行動は変わります。本作を観てそれぞれの立場で考えてみると、私達の現実世界で起きている問題などに対する興味も、さらに湧いてくると思います。

映画『私がビーバーになる時』

『私がビーバーになる時』
2026年3月13日より全国公開
ウォルト・ディズニー・ジャパン
公式サイト

ムビチケ購入はこちら
映画館での鑑賞にU-NEXTポイントが使えます!無料トライアル期間に使えるポイントも

©2026 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

TEXT by Myson

本ページには一部アフィリエイト広告のリンクが含まれます。
情報は2026年3月時点のものです。最新の販売状況や配信状況は各社サイトにてご確認ください。

関連記事
  • follow us in feedly
  • RSS

新着記事

映画『ペリリュー ー楽園のゲルニカー』 ペリリュー −楽園のゲルニカ−【レビュー】

絵は可愛らしいけれど、壮絶な内容です。本作は、武田一義が史実に基づいて描いた同名の戦争漫画を原作としています…

ドラマ『地獄に堕ちるわよ』戸田恵梨香 地獄に堕ちるわよ【レビュー】

本作は、実在した占い師、細木数子の半生を描いています。細木数子の他にも島倉千代子など実在の人物が登場するものの、1話の冒頭では「この物語は事実に基づいた虚構である」という一文が表示されています…

映画『シンシン アンド ザ マウス/SINSIN AND THE MOUSE』ツェン・ジンホア ツェン・ジンホア【ギャラリー/出演作一覧】

1997年12月30日生まれ。台湾宜蘭県出身。

映画『プライベート・ケース』ジョディ・フォスター プライベート・ケース【レビュー】

ジョディ・フォスター初のフランス映画は、もちろん全編フランス語です…

映画『モアナと伝説の海』キャサリン・ラガイア モアナと伝説の海【レビュー】

アニメーションの“モアナと伝説の海”シリーズに魅了された者としては、実写で観てみたいという願いが叶っただけで、まず満足…

映画『スーパーガール』イヴ・リドリー イヴ・リドリー【ギャラリー/出演作一覧】

2011年12月13日生まれ。イギリス出身。

映画『Return to My Blue』吉原壮眞 Return to My Blue【レビュー】

「春休み、小学校の連絡帳に『無人島へ冒険に行ってきました』って書いたら、格好良くない?」という一言から始まった、無人島への冒険…

映画『左利きの少女』ニーナ・イエ/マー・シーユエン 『左利きの少女』一般試写会 10組20名様ご招待

『左利きの少女』一般試写会 10組20名様ご招待

映画『PEACOCK/ピーコック』アルブレヒト・シュッフ PEACOCK/ピーコック【レビュー】

人間という社会的動物の残念な一面を揶揄する秀逸なストーリーです…

映画『トイ・ストーリー5』 ポッドキャスト【トーキョー女子映画部チャンネル】あの映画がおもしろいと思う本当の理由『死ねばいいのに』『ヌーヴェルヴァーグ』『トイストーリー5』など

今回は、『キングダム 魂の決戦』『チルド』『オブセッション 災愛』『死ねばいいのに』『ヌーヴェルヴァーグ』『トイストーリー5』を取り上げました。

【映画でSEL】にたどりつくまでの道

今のあなたに必要な非認知能力を伸ばす【映画でSEL】プログラムのご案内

本サイト内の広告について

本サイトにはアフィリエイト広告バナーやリンクが含まれます。

おすすめ記事

映画『ボヘミアン・ラプソディ』ラミ・マレック 映画好きが選んだ実在アーティストの伝記映画ランキング

今回は実在アーティストの伝記映画について、正式部員の皆さんに投票してもらいました。さまざまな有名アーティストにまつわる作品がある中で上位にランクインしたのはどの作品でしょうか?

映画『ズートピア2』 映画好きが選んだ2025アニメ映画ベスト

今回は、2025年に劇場公開されたアニメ映画について、正式部員の皆さんによる投票結果ベスト30を発表!2025年のアニメ映画ベストに輝いたのは?

映画『国宝』吉沢亮 映画好きが選んだ2025邦画ベスト

今回は、正式部員の皆さんに投票していただいた2025年邦画ベストの結果を発表!2025年の邦画ベストで上位にランクインしたのはどの作品でしょう?

学び・メンタルヘルス

  1. 映画『四月の余白』一ノ瀬ワタル/上阪隼人
  2. 【映画学ゼミ第9回】「作品との心理的距離感に影響を与え得る情動知能」参加者募集!
  3. 映画『炎上』森七菜/髙橋芽以

REVIEW

  1. 映画『ペリリュー ー楽園のゲルニカー』
  2. ドラマ『地獄に堕ちるわよ』戸田恵梨香
  3. 映画『プライベート・ケース』ジョディ・フォスター
  4. 映画『モアナと伝説の海』キャサリン・ラガイア
  5. 映画『Return to My Blue』吉原壮眞

PRESENT

  1. 映画『左利きの少女』ニーナ・イエ/マー・シーユエン
  2. 映画『トイ・ストーリー5』Tシャツ
  3. トーキョー女子映画部ロゴ
    プレゼント

PAGE TOP