REVIEW
“スター・ウォーズ”シリーズの映画としては7年ぶりとなる本作の舞台は、帝国が崩壊した後、無法地帯と化した銀河です。帝国は滅んだものの、残党は方々に散らばり、帝国の再建を目論んでいます。そんななか、伝説の賞金稼ぎマンダロリアン(ペドロ・パスカル)と、強大なフォースを秘めたグローグーは、帝国の再建を阻止するため残党を追います。


マンダロリアンとグローグーの出会いは、ドラマ版で描かれています。ただし、ドラマ版を観ずに本作を観ても支障はありません。本作を気になったらドラマ版を観るという順序でも良いでしょう。

本シリーズを観ると、マンダロリアンが徹底してヘルメットを被っていることに気づくでしょう。映画公式サイトによると、主人公のマンダロリアンは、「厳格な教義の下に結束する一流の戦士集団“マンダロリアン”に所属し、名前を捨て、掟に従い、その素顔を決して他人に見せることがない」と説明されています。このマンダロリアンの背景は、本作を楽しむ上で重要なので、念頭に入れておきましょう。

本作はマンダロリアンとグローグーの絆の強さを感じさせるストーリーとなっています。帝国の残党を捕まえる上で発揮される2人のコンビネーションは観ていて心地良いです。グローグーの子どもらしい一面が観られるシーンではホッコリさせられる一方、当然ハラハラさせられるシーンもあり、緩急も絶妙です。そして、このグローグーの“サイズ”が効いているシーンも印象的で、“小さな”助っ人達とのやり取りも観ていて楽しいです。同時に、後半は特にエモーショナルなシーンが多く、2時間を超える上映時間もあっという間です。

主演を務めるペドロ・パスカルは本当に何を演じてもうまい!彼が演じるマンダロリアンは終始ヘルメットを被っているにもかかわらず、声のトーンだけでもカッコ良さに溢れています。いつでも冷静沈着ながらグローグーへの愛をヒシヒシと感じさせる演技も見事です。そして、シガニー・ウィーバーは登場するなり、この世界観に説得力を与えるからスゴいです。他に、ジェレミー・アレン・ホワイトがロッタ・ザ・ハットの声を演じているので要注目です。

監督を務めるジョン・ファヴローは、やっぱり天才ですね。ファヴロー監督は、本作で企画、原案、脚本、共同製作を務めています。マーベルの『アイアンマン』『アイアンマン2』や『ジャングル・ブック』『ライオン・キング』など超大作もさることながら、『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』のような日常を描く作品まで、ジャンルや作品規模を問わず秀作を生み出すファヴロー監督の才能には圧倒されます。本作では迫力あるアクションシーンはもちろん、クリーチャー達の躍動感、キャラクター達のやり取りにみられるユーモアと、ファヴロー監督のセンスが余すところなく活かされています。

“スター・ウォーズ”シリーズとしての世界観は受け継ぎながらも、良い意味で新しい流れを作っている作品です。“スター・ウォーズ”シリーズのファンはもちろん、本作がシリーズ初の鑑賞という方もぜひ大きなスクリーンでご堪能ください。
デート向き映画判定

カップルで観ても気まずいところは全くないエンタテインメント超大作なので、初デートでも安心して観られます。クスッと笑えるシーンもあるので、和やかなムードで観られるでしょう。“スター・ウォーズ”シリーズとはいえ、本作がシリーズ初の鑑賞でも楽しめます。気に入ったら、シリーズの他の作品も一緒に観ると良いですね。
キッズ&ティーン向き映画判定

グローグーがとにかく可愛くて、緊張感が高まるシーンでも不意に和やかな気持ちにさせてくれます。マンダロリアンの格闘シーンもふんだんにあり、ヒーローものが好きな方の期待にも応えてくれます。クセの強いクリーチャーがたくさん出てくる点で、キッズは得手不得手がありそうです。一方で、見どころが複数あるので、何らか好きな要素が見つかると思います。いろいろな映画に興味を持ち始めた方にとっては、もっと映画好きになる機会になるかもしれません。

『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』
2026年5月22日より全国公開
ウォルト・ディズニー・ジャパン
公式サイト
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TEXT by Myson
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