REVIEW

アーサーズ・ウイスキー【レビュー】

  • follow us in feedly
  • RSS
映画『アーサーズ・ウイスキー』ダイアン・キートン/パトリシア・ホッジ/ルル

REVIEW

ジョーン(パトリシア・ホッジ)とリンダ(ダイアン・キートン)、スーザン(ルル)の仲良し3人組は、発明家だったジョーンの亡き夫の作業場を片付けている際、ウイスキーを見つけます。何も知らずにそのウイスキーを飲んだ3人は酔い潰れた翌朝に目覚めると、自分達が若返っていることに気づきます。そして、3人は若返ったらやりたいと思っていたことをやり始めます。

映画『アーサーズ・ウイスキー』ダイアン・キートン/パトリシア・ホッジ/ルル

ウイスキーの効能は本編で観ていただくとして、前半はウイスキーの効能を楽しむ姿が中心に描かれています。観ていて納得だったのは、体が若返っても洋服や中身は本当の年齢というところで、現代の若者のように“調整”しなければいけないという点です。そして、そうすることは別の自分を作るということになり、後半の展開へと繋がっていきます。

映画『アーサーズ・ウイスキー』ジュヌヴィエーブ・ゴーント

前半は若さを再び謳歌する姿を観て楽しめる一方、後半こそが本作で描きたかったところだとわかります。本作はファンタジーでありながら、ウイスキーが無尽蔵にあるわけではない点で現実的で、若さとは何かをを上手く比喩していると感じます。本作は人生の終わりが近づいてきた時、何を大切にすべきなのかをイメージさせてくれます。

映画『アーサーズ・ウイスキー』ルル/ボーイ・ジョージ

あと、ボーイ・ジョージが本人として登場してビックリ。私も含めリアルタイムでボーイ・ジョージを知らない世代でも聴いたことのある曲が披露されて嬉しくなるはず。ガールズ・ムービーともいえるので、老いも若きも観て楽しめますよ。

デート向き映画判定

映画『アーサーズ・ウイスキー』パトリシア・ホッジ/デヴィッド・ヘアウッド

デートで観ても楽しい作品です。恋愛における年齢がテーマになっている部分もあるので、年の差カップルが観ると一層共感できそうです。もし相手に対して年齢を偽って交際中の場合は、本作を一緒に観て思いきって打ち明けてみてはどうでしょうか。ただし、相手によってどういう反応をされるかは未知数なので、覚悟は必要でしょう。

キッズ&ティーン向き映画判定

映画『アーサーズ・ウイスキー』ジュヌヴィエーブ・ゴーント

皆さんは遠い未来を想像しながら観る感覚になるでしょう。まだ、老年期に自分がどんな風に感じるかは想像しづらい部分もあるでしょうが、本作は大事なのは年齢ではなく、自分らしくあることだと教えてくれます。だから、今自我を形成中の皆さんには、違った形で良い刺激になるかもしれません。

映画『アーサーズ・ウイスキー』ダイアン・キートン/パトリシア・ホッジ/ルル

『アーサーズ・ウイスキー』
2025年1月17日より全国順次公開
AMGエンタテインメント
公式サイト

ムビチケ購入はこちら
映画館での鑑賞にU-NEXTポイントが使えます!無料トライアル期間に使えるポイントも

©AW Movie Production Ltd 2024

TEXT by Myson

本ページには一部アフィリエイト広告のリンクが含まれます。
情報は2025年1月時点のものです。最新の販売状況や配信状況は各社サイトにてご確認ください。

関連記事
  • follow us in feedly
  • RSS

新着記事

映画『ファーストボイス』綾瀬はるか/ファーストサマーウイカ/松本穂香 ファーストボイス【レビュー】

本作は、日本初のハラスメント裁判に着想を得たフィクションです…

映画『RYUJI 竜二』柳楽優弥/萩原利久/JUNON(BE:FIRST) 『RYUJI 竜二』監督登壇!一般試写会 10名様ご招待

映画『RYUJI 竜二』一般試写会 10名様ご招待

『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』 映画ちいかわ 人魚の島のひみつ【レビュー】

可愛いくて楽しいだけじゃなく、スリリングで切ないストーリー…

映画『ファーストライド』カン・ハヌル/キム・ヨングァン/チャウヌ(ASTRO)/カン・ヨンソク ファーストライド【レビュー】

6歳の頃に出会ってからいつも一緒だった親友4人組の友情を描いた物語です。この情報だけみると、爽やかな青春物語を想像するものの、予想外の内容となっています…

映画『オデュッセイア』NYプレミア、エリオット・ペイジ(元エレン・ペイジ) エリオット・ペイジ【ギャラリー/出演作一覧】

1987年2月21日生まれ。カナダ出身。

映画『ハート・オブ・ビースト』ブラッド・ピット ハート・オブ・ビースト【レビュー】

『フューリー』や『エンド・オブ・ウォッチ』を手掛けたデヴィッド・エアーが監督を務め、『ラ・ラ・ランド』のデイミアン・チャゼル、“メイズ・ランナー”シリーズのマーティン・ボーウェン、主演と兼務するブラッド・ピット等が製作を務める本作は、見応え抜群です…

映画『マッチング TRUE LOVE』土屋太鳳/佐久間大介/クァク・ドンヨン マッチング TRUE LOVE【レビュー】

輪花(土屋太鳳)にまつわる衝撃の真相が明らかになった、アプリ婚連続殺人事件から2年に経ったところから始まる本作の冒頭には、前作の振り返りが入っています…

映画『私たちは、ちょうどいい。』バービー・フェレイラ バービー・フェレイラ【ギャラリー/出演作一覧】

1996年12月14日生まれ。アメリカ出身。

映画『ナギダイアリー』松たか子 ナギダイアリー【レビュー】

自然に囲まれた田舎町を舞台に描かれる本作は、深田晃司監督が「岸田國士戯曲賞を受賞した劇作家・平田オリザの代表作『東京ノート』に着想を得て、監督自ら脚本を執筆…

映画『ディスクロージャー・デイ』エミリー・ブラント/ジョシュ・オコナー ディスクロージャー・デイ【レビュー】

地球外生命体の存在は長らく議論の的になっています。本作を観るにあたり、地球外生命体の存在を信じる人、信じない人で…

【映画でSEL】にたどりつくまでの道

今のあなたに必要な非認知能力を伸ばす【映画でSEL】プログラムのご案内

本サイト内の広告について

本サイトにはアフィリエイト広告バナーやリンクが含まれます。

おすすめ記事

映画『プラダを着た悪魔』アン・ハサウェイ 映画好きが選んだアン・ハサウェイ人気作品ランキング

今回は、アン・ハサウェイ出演作品(日本劇場未公開作品と直近の劇場公開作品を除く)を対象に、正式部員…

映画『ボヘミアン・ラプソディ』ラミ・マレック 映画好きが選んだ実在アーティストの伝記映画ランキング

今回は実在アーティストの伝記映画について、正式部員の皆さんに投票してもらいました。さまざまな有名アーティストにまつわる作品がある中で上位にランクインしたのはどの作品でしょうか?

映画『ズートピア2』 映画好きが選んだ2025アニメ映画ベスト

今回は、2025年に劇場公開されたアニメ映画について、正式部員の皆さんによる投票結果ベスト30を発表!2025年のアニメ映画ベストに輝いたのは?

学び・メンタルヘルス

  1. 【映画学ゼミSeason2 第1回】「思考力を鍛える映画鑑賞—その仕組みの探求①オリエンテーション」参加者募集!
  2. 【映画学ゼミ第10回】「メタ認知が働く映画鑑賞、そうでない映画鑑賞、何が違う?」参加者募集!
  3. 映画『四月の余白』一ノ瀬ワタル/上阪隼人

REVIEW

  1. 映画『ファーストボイス』綾瀬はるか/ファーストサマーウイカ/松本穂香
  2. 『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』
  3. 映画『ファーストライド』カン・ハヌル/キム・ヨングァン/チャウヌ(ASTRO)/カン・ヨンソク
  4. 映画『ハート・オブ・ビースト』ブラッド・ピット
  5. 映画『マッチング TRUE LOVE』土屋太鳳/佐久間大介/クァク・ドンヨン

PRESENT

  1. 映画『RYUJI 竜二』柳楽優弥/萩原利久/JUNON(BE:FIRST)
  2. 映画『煙突の中の雀』
  3. トーキョー女子映画部ロゴ
    プレゼント

PAGE TOP