REVIEW

マスクガール【レビュー】

  • follow us in feedly
  • RSS
Netflixドラマ『マスクガール』

REVIEW

どんな話なのかは知らず、調べず、直感的にキービジュアルの雰囲気に惹かれて観てみたところ、何ともおもしろいドラマでした。シリーズが長々と続くわけでもなく、7話で完結するので観やすいです。
すべてのエピソードのタイトルには、キャラクター名が付けられていて、各エピソードが各キャラクターの目線で展開していきます。さらに最初からマスクガールの正体はわかっているものの、とてもユニークな設定でマスクガールの半生が描かれていきます。ここはお楽しみとして詳細は書かずにおくとして、このユニークな設定がさらなる謎を生み、一度ホッとしても油断ができないスリルをもたらしています。

Netflixドラマ『マスクガール』コ・ヒョンジョン/アン・ジェホン

本作にはシリアスでスリリングなシーンが多く、俳優陣の迫力ある演技に都度圧倒されます。まず、映画『リバウンド』で抜群のユーモアのセンスを発揮していたアン・ジェホンが本作では、気配のない暗い男性を演じている点も要注目。2作で演じたキャラクターのギャップを観ると、改めて彼の演技の幅の広さがわかると思います。

Netflixドラマ『マスクガール』

そして、むちゃくちゃツボだったのは、第3話「キム・キョンジャ」です。キョンジャが、ある理由から、メキメキといろいろなスキルを身につけていく過程がめちゃくちゃ笑えます。きっかけの重さと暗さと、スキルアップに至るフットワークの軽さと勢い、キョンジャのある意味前向きな姿勢のギャップがあり過ぎて、この脚本を書いた方のユーモアのセンスと、キョンジャを演じたヨム・ヘランの名演に脱帽です。

Netflixドラマ『マスクガール』

本作は、ルッキズムをテーマにした、美容整形大国、韓国ならではのドラマです。それが母と子の物語ともなっていることで、よりドラマチックになっています。ただ、激しい描写が唐突に出てくるので、夜寝る前のリラックスタイムなどに油断して観ていると「ウワッ!」となることもしばしばありますのでご用心(笑)。一難去ってまた一難なので、どんどん続きを観たくなりますよ。連休などに一気観もオススメです。

『マスクガール』
2023年8月18日よりNetflixにて配信中
R-16+
公式サイト

TEXT by Myson

関連記事
  • follow us in feedly
  • RSS

新着記事

Netflix映画『ナイブズ・アウト:ウェイク・アップ・デッドマン』ダニエル・クレイグ/ジョシュ・オコナー ナイブズ・アウト:ウェイク・アップ・デッドマン【レビュー】

物語の舞台は、田舎町にある教会です。若き神父ジャド・デュプレンティシー(ジョシュ・オコナー)は、赴任したばかりのその教会で…

映画『マーズ・エクスプレス』 マーズ・エクスプレス【レビュー】

西暦2200年の火星の首都ノクティスを舞台に描かれる本作のタイトルは、「20年以上にわたり宇宙で活動をつづけている実在の火星探査機〈マーズ・エクスプレス〉の名」がつけられています…

映画『ダウントン・アビー/グランドフィナーレ』ポール・ジアマッティ ポール・ジアマッティ【ギャラリー/出演作一覧】

1967年6月6日生まれ。アメリカ出身。

映画『鬼胎(クィテ) 黒い修道女』ソン・ヘギョ 悪魔退治のノウハウ—韓国映画にみる悪魔祓い

今回は韓国映画の悪魔祓いにスポットを当ててご紹介します。

映画『HELP/復讐島』レイチェル・マクアダムス HELP/復讐島【レビュー】

本作のストーリーと演出はぶっ飛んでいて…

Netflixドラマ『ザ・ポリティシャン シーズン1』ジェシカ・ラング ジェシカ・ラング【ギャラリー/出演作一覧】

1949年4月20日生まれ。アメリカ、ミネソタ州クロケット出身。

【映画学ゼミ第5回】「登場人物にみる人間の非合理性」参加者募集! 【映画学ゼミ第5回】「登場人物にみる人間の非合理性」参加者募集!

2025年10月から始めた映画学ゼミは、皆様のおかげで第4回(全8コマ)を実施できました。本当にありがとうございます! 2026年に入り、プチリニューアルし、第5回を実施します。

映画『ランニング・マン』グレン・パウエル ランニング・マン【レビュー】

1982年、原作者のスティーヴン・キングはリチャード・バックマンというペンネームで、本作の原作小説「ランニング・マン」を出版し、1985年にキング本人の名前で…

映画『終点のあの子』當真あみ/中島セナ 終点のあの子【レビュー】

『伊藤くんA to E』『私にふさわしいホテル』『早乙女カナコの場合は』などの原作者としても知られる柚木麻子のデビュー作「終点のあの子」が映画化…

映画『ダウントン・アビー/グランドフィナーレ』ローラ・カーマイケル ローラ・カーマイケル【ギャラリー/出演作一覧】

1986年7月16日生まれ。イギリス出身。

本サイト内の広告について

本サイトにはアフィリエイト広告バナーやリンクが含まれます。

おすすめ記事

【映画学ゼミ第5回】「登場人物にみる人間の非合理性」参加者募集! 【映画学ゼミ第5回】「登場人物にみる人間の非合理性」参加者募集!

2025年10月から始めた映画学ゼミは、皆様のおかげで第4回(全8コマ)を実施できました。本当にありがとうございます! 2026年に入り、プチリニューアルし、第5回を実施します。

映画『ウィキッド ふたりの魔女』シンシア・エリヴォ/アリアナ・グランデ トーキョー女子映画部が選ぶ 2025年ベスト10&イイ俳優MVP

2025年も毎年恒例の企画として、トーキョー女子映画部の編集部マイソンとシャミが、個人的なベスト10と、イイ俳優MVPを選んでご紹介します。

映画『チャップリン』チャーリー・チャップリン『キッド』の一場面 映画好きが選んだチャーリー・チャップリン人気作品ランキング

俳優および監督など作り手として、『キッド』『街の灯』『独裁者』『ライムライト』などの名作の数々を生み出したチャーリー・チャップリン(チャールズ・チャップリン)。今回は、チャーリー・チャップリン監督作(短編映画を除く)を対象に、正式部員の皆さんに投票していただきました。

学び・メンタルヘルス

  1. 【映画学ゼミ第5回】「登場人物にみる人間の非合理性」参加者募集!
  2. 映画『グッドワン』リリー・コリアス
  3. 人間として生きるおもしろさを知る【映画学ゼミ第4回】参加者募集

REVIEW

  1. Netflix映画『ナイブズ・アウト:ウェイク・アップ・デッドマン』ダニエル・クレイグ/ジョシュ・オコナー
  2. 映画『マーズ・エクスプレス』
  3. 映画『鬼胎(クィテ) 黒い修道女』ソン・ヘギョ
  4. 映画『HELP/復讐島』レイチェル・マクアダムス
  5. 映画『ランニング・マン』グレン・パウエル

PRESENT

  1. 映画『アウトローズ』ジェラルド・バトラー
  2. 映画『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』チャージングパッド
  3. トーキョー女子映画部ロゴ
    プレゼント

PAGE TOP