REVIEW

ボス・ベイビー ファミリー・ミッション【レビュー】

  • follow us in feedly
  • RSS
映画『ボス・ベイビー ファミリー・ミッション』

1作目に続き今回もボス・ベイビーら可愛いキャラクター達のハチャメチャな行動に笑わせられつつ、兄弟や家族の温かい愛に感動できる良作となっています。また、新キャラクターとしてボス・レディなどが登場することから、物語の幅がさらに広がっており、前作よりパワーアップしていることも感じられます。
ボス・ベイビーと兄のティムは本作では大人になっているのですが、あることをきっかけに子どもの姿に戻ります。物語の詳細は本編をご覧いただきたいのですが、前作を観ていると、大人になった2人の関係性や、それぞれの現在の生活ぶりが観られる点でも楽しめると思います。前作を観ていない方の場合でも、物語自体はわかりやすいので問題なく付いていけると思いますが、もし細かい点が気になった場合は前作を振り返って観るのもオススメです。
前作では兄弟愛に焦点が当たっていましたが、今回はそれに加えて親子愛がテーマとなっている点もポイントで、さらに幅広い層の方が観られる作品になっています。観る年齢や立場によっても共感できる人物が変わりそうなので、ぜひさまざまな角度からご覧ください。

デート向き映画判定
映画『ボス・ベイビー ファミリー・ミッション』

恋愛要素はありませんが、兄弟や家族の大きな愛がテーマとしてありつつエンタメ性も高い作品なので、デートで観るのも良いと思います。笑えるシーンも満載ですが、意外なところで涙してしまうシーンもあるので、念の為ハンカチの準備もお忘れなく。これを機に兄弟や家族についてパートナーと話すのもオススメです。

キッズ&ティーン向き映画判定
映画『ボス・ベイビー ファミリー・ミッション』

既に前作を鑑賞済みで“ボス・ベイビー”ファンのキッズも多そうですが、今回も期待を裏切ることなく楽しい作品となっているので、家族で楽しんで欲しいと思います。ティーンの場合は各キャラクターの人間関係や心情に注目して観てください。それぞれの関係性を客観的に観ることで、皆さんの家族関係を振り返るきっかけにもなると思います。

映画『ボス・ベイビー ファミリー・ミッション』

『ボス・ベイビー ファミリー・ミッション』
2021年12月17日より全国公開
東宝東和、ギャガ
公式サイト

© 2021 DreamWorks Animation LLC. All Rights Reserved.

TEXT by Shamy

関連記事
  • follow us in feedly
  • RSS

新着記事

映画『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』ウェス・アンダーソン監督 映画好きが選んだウェス・アンダーソン監督人気作品ランキング

今回は、ウェス・アンダーソン監督作品を対象に、正式部員の皆さんに投票していただきました。人気作品が多くあるなか、上位にランクインしたのは?

映画『秒速5センチメートル』松村北斗/高畑充希 秒速5センチメートル【レビュー】

本作は、新海誠監督が33歳の時に作った同名アニメーション作品を、33歳(撮影当時)の奥山由之監督が実写化…

映画『サターン・ボウリング』アシル・レジアニ/レイラ・ミューズ サターン・ボウリング【レビュー】

バイオレンスがテーマである点は念頭にあったものの、毎度ながら前情報を入れずに観たので、主要キャラクターの関係性は…

映画『ジュリーは沈黙したままで』テッサ・ヴァン・デン・ブルック ジュリーは沈黙したままで【レビュー】

15歳の若き才能あるテニスプレーヤーを主人公に描く本作は、共同プロデューサーに、ベルギーを代表する名監督ダルデンヌ兄弟、エグゼクティブ・プロデューサーには、日本を代表するプロテニスプレーヤーの大坂なおみが名を連ねています…

映画『モンテ・クリスト伯』ピエール・ニネ 『モンテ・クリスト伯』最速試写会 5組10名様ご招待

『モンテ・クリスト伯』最速試写会 5組10名様ご招待

映画『宝島』栄莉弥 栄莉弥【ギャラリー/出演作一覧】

2005年11月29日生まれ。カナダ出身、長野県育ち。

「20周年記念 ボイスシネマ声優口演ライブ2025」羽佐間道夫さん&山寺宏一さんインタビュー 「20周年記念 ボイスシネマ声優口演ライブ2025」羽佐間道夫さん&山寺宏一さんインタビュー

声優界のレジェンド、羽佐間道夫が「声優の力で無声映画を蘇らせたい」という情熱から立ち上げた舞台企画「20周年記念 ボイスシネマ声優口演ライブ2025」。今回は本舞台に出演される羽佐間道夫さんと山寺宏一さんにインタビューさせていただきました。

映画『遠い山なみの光』広瀬すず/二階堂ふみ 映画レビュー&ドラマレビュー総合アクセスランキング【2025年9月】

映画レビュー&ドラマレビュー【2025年9月】のアクセスランキングを発表!

映画『火喰鳥を、喰う』水上恒司/山下美月/宮舘涼太(Snow Man) 火喰鳥を、喰う【レビュー】

原作は、角川ホラー文庫から出版された、原浩著の同名小説…

映画『アフター・ザ・クエイク』岡田将生/橋本愛 アフター・ザ・クエイク【レビュー】

村上春樹の傑作短編連作「神の子どもたちはみな踊る」を原作にした本作は…

本サイト内の広告について

本サイトにはアフィリエイト広告バナーやリンクが含まれます。

おすすめ記事

映画『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』ウェス・アンダーソン監督 映画好きが選んだウェス・アンダーソン監督人気作品ランキング

今回は、ウェス・アンダーソン監督作品を対象に、正式部員の皆さんに投票していただきました。人気作品が多くあるなか、上位にランクインしたのは?

映画学ゼミ:アイキャッチ1/本の上の犬と少女 AI時代を生き延びる人間力を磨く【映画学ゼミ】開講!一緒に学ぶ仲間を募集!

この映画学ゼミでは、時代に翻弄される側ではなく、時代の波を乗りこなす人間力を磨くために、あらゆる角度から映画を通して、自分、他者、人間、社会に対する理解を深めることを目的としています。そして、物理的に孤立しやすい環境が増えた現代だからこそ、皆さんが楽しく集まれる場所になれたら嬉しいです。

映画『宝島』部活:座談会/大友啓史監督 この映画で問いかけたい「宝」とは…大友啓史監督と語ろう『宝島』部活リポート後編

前回に引き続き今回は映画『宝島』の部活リポートをお届けします。後編では、事前に正式部員の方々にお答えいただいたアンケート結果について議論しました。今回も熱いトークが繰り広げられています!

学び・メンタルヘルス

  1. AXA生命保険お金のセミナー20251106
  2. 映画学ゼミ:アイキャッチ1/本の上の犬と少女
  3. 映画『ふつうの子ども』嶋田鉄太/瑠璃

REVIEW

  1. 映画『秒速5センチメートル』松村北斗/高畑充希
  2. 映画『サターン・ボウリング』アシル・レジアニ/レイラ・ミューズ
  3. 映画『ジュリーは沈黙したままで』テッサ・ヴァン・デン・ブルック
  4. 映画『遠い山なみの光』広瀬すず/二階堂ふみ
  5. 映画『火喰鳥を、喰う』水上恒司/山下美月/宮舘涼太(Snow Man)

PRESENT

  1. 映画『モンテ・クリスト伯』ピエール・ニネ
  2. AXA生命保険お金のセミナー20251106
  3. 映画『愚か者の身分』北村匠海/林裕太
PAGE TOP