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きみと、波にのれたら

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映画『きみと、波にのれたら』

爽やかな青春ラブストーリーという枠に留まらず、予期せず辛い経験をした若いカップルが心に大きな傷を抱えながら、それを乗り越えていくストーリーで、それをファンタジーとして描いている点でとても独創的です。本作は『夜明け告げるルーのうた』『夜は短し歩けよ乙女』の湯浅政明監督の作品ですが、『夜明け告げるルーのうた』と同じく海という舞台を存分に活かした世界観で、水というアイテムの使い方が今回もユニークです。もしかしてこの物語を実写で描いたらもっと重い悲壮感が漂う作品になっていたかも知れませんが、アニメーションで描くことで、主人公の精神的な世界を反映する描写についてもファンタジーとして受け入れやすくなっているように感じます。声優は片寄涼太(GENERATIONS from EXILE TRIBE)、川栄李奈、松本穂香、伊藤健太郎が務めていますが、とても馴染んでいて、良い意味でキャスト達の普段の個性を気にすることなく、物語に没入できます。前半はすごくラブラブなシーンが豊富ですが、これは後半とのメリハリとなっていて、1作でいろいろな感情を体感できます。

デート向き映画判定
映画『きみと、波にのれたら』

若いカップルには特に共感できる内容だと思います。ラブラブなシーンもデートの雰囲気を盛り上げてくれるでしょうし、後半の展開は胸が苦しくなりますが、より一層相手のことを愛おしく感じさせるストーリーになっていて、2人の気持ちを盛り上げてくれる要素が満載です。

キッズ&ティーン向き映画判定
映画『きみと、波にのれたら』

水をキーアイテムとして不思議な現象が起こるファンタジーです。悲しい展開も出てきますが、こんなことがあったら良いのになと思える設定によって、重たい気持ちになりすぎずに楽しめると思います。恋愛的な視点だけでなく、家族でも友達でも、大切な人を思い浮かべて、感情移入できる作品だと思います。

映画『きみと、波にのれたら』

『きみと、波にのれたら』
2019年6月21日より全国公開
東宝
公式サイト

© 2019「きみと、波にのれたら」製作委員会

TEXT by Myson

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