REVIEW

クワイエット・プレイス:DAY1【レビュー】

  • follow us in feedly
  • RSS
映画『クワイエット・プレイス:DAY1』ルピタ・ニョンゴ/ジョセフ・クイン

REVIEW

人気シリーズ“クワイエット・プレイス”の始まりを描いた本作は、ニューヨークの町を舞台にしています。時間軸でいうと、シリーズ1作目から遡ること、471日前にあたります。冒頭には、普段のニューヨークがいかに騒々しいかがデシベルで示され、その後に訪れる沈黙とのギャップを際立たせます。そして、音を立ててはいけない世界になってしまうまでが本当にあっという間で、一気に緊張感が最高潮に達します。
物語の主人公は、ルピタ・ニョンゴが演じるサミラと、ジョセフ・クインが演じるエリック。2人のキャラクター設定と、2人のキャラクターを繋ぐ鍵を握る猫がこのサバイバルをドラマチックにしています。同時にほとんどが“逃げる”シーンで構成されていて、観ている側も気を抜けず、キャラクター達が置かれた状況をリアルに体感できます。だから、結構音に反応して何度も椅子から腰が浮いちゃうはずです(笑)。

映画『クワイエット・プレイス:DAY1』ルピタ・ニョンゴ

本作はほぼ説明不要なシンプルな内容なので、「とにかく観て」と伝えるに限るものの、いつもは賑やかなニューヨークから人が消えてしまった様子を観ると、何でもネットでできるようになりリアルに人と人とが関わり合わずに済んでしまう世の中の極端な比喩のようにも思えました。それってやっぱり寂しいですよね。そんなことを考えながら観るのも良し、シンプルにアトラクションムービーとして観るのも良いと思います。

デート向き映画判定

映画『クワイエット・プレイス:DAY1』ルピタ・ニョンゴ

シリーズ前作を観ている方にとっては、どんな風にこんな世界になったか気になるでしょうし、本作で初めてシリーズを観る方にとっては、時間軸で観るおもしろさがあると思うので、2人とも前作を観ていなくても気にしなくて良いでしょう。片方は前作を観ていて、もう一方は本作が初めての“クワイエット・プレイス”なら、違った視点で感想を交換できて、2倍楽しめそうです。

キッズ&ティーン向き映画判定

映画『クワイエット・プレイス:DAY1』ルピタ・ニョンゴ/ジャイモン・フンスー

音系のビックリが魅力のシリーズなので、無意識にリアクションしてしまう楽しさがあります。なので、友達や家族と一緒に行くと、お互いのリアクションを見るのも含めて楽しめるでしょう。ただし、目でも耳でもビックリなシーンが多いので、怖がりなキッズには酷かもしれません。小学校高学年くらいからならチャレンジできそうに思います。

映画『クワイエット・プレイス:DAY1』ルピタ・ニョンゴ/ジョセフ・クイン

『クワイエット・プレイス:DAY1』
2024年6月28日より全国公開
東和ピクチャーズ
公式サイト

ムビチケ購入はこちら

©2024 PARAMOUNT PICTURES

TEXT by Myson


関連作:“クワイエット・プレイス”シリーズ

『クワイエット・プレイス』
REVIEW/デート向き映画判定/キッズ&ティーン向き映画判定 “俳優と監督”両刀使いのスター特集Vol.1 かわいいだけじゃ務まらない!名子役特集Vol.2
Amazonでブルーレイを購入する Amazonプライムビデオで観る

『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』
REVIEW/デート向き映画判定/キッズ&ティーン向き映画判定 かわいいだけじゃ務まらない!名子役特集Vol.2
Amazonでブルーレイを購入する Amazonプライムビデオで観る

本ページには一部アフィリエイト広告のリンクが含まれます。
情報は2024年6月時点のものです。最新の販売状況や配信状況は各社サイトにてご確認ください。

関連記事
  • follow us in feedly
  • RSS

新着記事

映画『レンタル・ファミリー』ブレンダン・フレイザー/ゴーマン シャノン 眞陽 レンタル・ファミリー【レビュー】

REVIEW『ザ・ホエール』で米アカデミー賞主演男優賞を受賞したブレンダン・フレイザーが主…

映画『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ』ジョシュ・ハッチャーソン ジョシュ・ハッチャーソン【ギャラリー/出演作一覧】

1992年10月12日生まれ。アメリカ出身。

映画『ブゴニア』エマ・ストーン ブゴニア【レビュー】

それぞれに強烈な世界観を持つ作品を作り出してきたヨルゴス・ランティモスとアリ・アスターがタッグを組んだ本作は…

映画『たしかにあった幻』ヴィッキー・クリープス たしかにあった幻【レビュー】

フランス、パリから神戸にやってきたコリー(ヴィッキー・クリープス)を主人公とした本作では、コリーの目線を通して日本人の死生観が…

映画『禍禍女』南沙良 禍禍女【レビュー】

南沙良、前田旺志郎、アオイヤマダ、髙石あかり、鈴木福といった若手実力派が名を連ね、ゆりやんレトリィバァが初監督を務めた本作は、監督自身が経験した実際の恋愛を基に作られた…

Netflix映画『ジェイ・ケリー』アダム・サンドラー アダム・サンドラー【ギャラリー/出演作一覧】

1966年9月9日生まれ。アメリカ生まれ。

映画『レンタル・ファミリー』ヒット祈願&記者会見:HIKARI監督、ブレンダン・フレイザー、平岳大、山本真理、ゴーマン シャノン 眞陽、柄本明 この作品は孤独、寂しさへのラブレター『レンタル・ファミリー』ブレンダン・フレイザー来日!ヒット祈願&記者会見

『37セカンズ』で世界的な注目を集めたHIKARI監督の最新作『レンタル・ファミリー』の公開を控え、主演のブレンダン・フレイザーが約2年ぶりに来日を果たしました。

映画『FRÉWAKA/フレワカ』クレア・モネリー FRÉWAKA/フレワカ【レビュー】

REVIEWタイトルになっている“フレワカ”は、「現地の言葉<fréamhacha(フレー…

映画『トゥギャザー』アリソン・ブリー/デイヴ・フランコ トゥギャザー【レビュー】

とにかく強烈な作品です(笑)。脚本も担当したマイケル・シャンクス監督は…

映画『ツーリストファミリー』シャシクマール/シムラン/ミドゥン・ジェイ・シャンカル/カマレーシュ・ジャガン/ヨーギ・バーブ ツーリストファミリー【レビュー】

スリランカでの苦しい生活から逃れるために、インドに密入国した一家が主人公の本作は、新人監督によって低予算で作られた作品でありながら…

本サイト内の広告について

本サイトにはアフィリエイト広告バナーやリンクが含まれます。

おすすめ記事

【映画学ゼミ第5回】「登場人物にみる人間の非合理性」参加者募集! 【映画学ゼミ第5回】「登場人物にみる人間の非合理性」参加者募集!

2025年10月から始めた映画学ゼミは、皆様のおかげで第4回(全8コマ)を実施できました。本当にありがとうございます! 2026年に入り、プチリニューアルし、第5回を実施します。

映画『ウィキッド ふたりの魔女』シンシア・エリヴォ/アリアナ・グランデ トーキョー女子映画部が選ぶ 2025年ベスト10&イイ俳優MVP

2025年も毎年恒例の企画として、トーキョー女子映画部の編集部マイソンとシャミが、個人的なベスト10と、イイ俳優MVPを選んでご紹介します。

映画『チャップリン』チャーリー・チャップリン『キッド』の一場面 映画好きが選んだチャーリー・チャップリン人気作品ランキング

俳優および監督など作り手として、『キッド』『街の灯』『独裁者』『ライムライト』などの名作の数々を生み出したチャーリー・チャップリン(チャールズ・チャップリン)。今回は、チャーリー・チャップリン監督作(短編映画を除く)を対象に、正式部員の皆さんに投票していただきました。

学び・メンタルヘルス

  1. 【映画学ゼミ第5回】「登場人物にみる人間の非合理性」参加者募集!
  2. 映画『グッドワン』リリー・コリアス
  3. 人間として生きるおもしろさを知る【映画学ゼミ第4回】参加者募集

REVIEW

  1. 映画『レンタル・ファミリー』ブレンダン・フレイザー/ゴーマン シャノン 眞陽
  2. 映画『ブゴニア』エマ・ストーン
  3. 映画『たしかにあった幻』ヴィッキー・クリープス
  4. 映画『禍禍女』南沙良
  5. 映画『FRÉWAKA/フレワカ』クレア・モネリー

PRESENT

  1. 映画『アウトローズ』ジェラルド・バトラー
  2. 映画『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』チャージングパッド
  3. トーキョー女子映画部ロゴ
    プレゼント

PAGE TOP