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メモリーズ・オブ・サマー

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映画『メモリーズ・オブ・サマー』マックス・ヤスチシェンプスキ/ウルシュラ・グラボフスカ

冒頭シーンからグッと引き込まれ、たったひと夏で大きく成長する少年の姿から目が離せません。母と穏やかに過ごすはずの夏休みの間に、あまりにいろいろなことが起きて、これが自分だったらヘトヘトというか、精神的にどうなってしまうかわかりません。大人のゴタゴタに振り回されていながら、少年だけは誰も傷つかないように奮闘していて、それを上手く周囲の人間に伝えることができないもどかしさがヒシヒシと伝わってきます。ものすごく孤独で困難な状況に陥っているのに身動きが取れないなんて、本当に辛過ぎる。ラストシーンにはそんな彼の精一杯の気持ちが詰まっていて、観る側もいろいろな意味でスリルを存分に体感させられる作品です。

デート向き映画判定
映画『メモリーズ・オブ・サマー』ウルシュラ・グラボフスカ/ロベルト・ヴィェンツキェヴィチ

主人公の少年の両親の間で問題が勃発するくだりは、デートで観るには気まずいでしょう。ある意味で、劇中の両親がとった対応が夫婦という関係を保つ術なのかも知れませんが、大人ってずるいというか、弱虫というか、あまり直視したくない部分を浮き彫りにしているので、1人でじっくり観るか、仲の良い友達と観るほうが良さそうです。

キッズ&ティーン向き映画判定
映画『メモリーズ・オブ・サマー』マックス・ヤスチシェンプスキ

主人公が12歳で、彼の目線から両親、家庭に起きている問題を描いているので、感情移入はしやすいと思います。ただ、子ども心には辛い内容ではあるので、敢えてオススメもしづらい部分があります。中学生くらいになれば、自分なりにもう少し消化しながら観られると思うので、ちょっとお兄さん、お姉さんになってから観ることをオススメします。

映画『メモリーズ・オブ・サマー』マックス・ヤスチシェンプスキ/ウルシュラ・グラボフスカ/ロベルト・ヴィェンツキェヴィチ

『メモリーズ・オブ・サマー』
2019年6月1日より全国順次公開
マグネタイズ/配給協力:コピアポア・フィルム
公式サイト

© 2016 Opus Film, Telewizja Polska S.A., Instytucja Filmowa SILESIA FILM, EC1 Łódź -Miasto Kultury w Łodzi

TEXT by Myson

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