REVIEW
原作を未読、本作の前情報もほぼなしの状態なら、ふくよかな主人公を誰が演じているのか知らずに観るワクワクが、まず味わえるでしょう(レビューの下部でこの点に言及していますので、知らずに観たい方は鑑賞後にお読みください)。そして、ストーリーを知らずに観ると、主人公のユニークな設定に驚かされると同時に、オープニングのシーンから本格アクションの迫力とスピード感に引き込まれます。

福田雄一監督作ということで、コメディとしての見応えはもちろんのこと、本作はこれまでの作品に増してアクションシーンにこだわりを感じます。この点は、原作のキャラクター設定として、身の回りのものを何でも武器にしてしまう才能が、存分に活かされています。坂本が信じられないほど強いので、観ていて本当に爽快です。

他のキャラクターも皆魅力的で、それぞれ印象に残ります。まず、高橋文哉が演じるが朝倉シンは、彼が持つ特殊能力が予想以上にストーリーの要になっていて、痛快な展開は観ていて心地良いです。そして、上戸彩が演じる坂本の妻の恐妻ぶりが笑えます。

その他、横田真悠、塩野瑛久、渡邊圭祐、戸塚純貴、八木勇征、生見愛瑠、北村匠海、小手伸也、桜井日奈子、津田健次郎など、豪華キャストがどんなキャラクターで登場するのかにも乞うご期待。129分があっという間のおもしろさです。このスピード感と迫力はぜひ一度は映画館で観て欲しいです。

ここから、制作秘話に触れます。前情報を入れたくない方は、よろしければ鑑賞後にお読みください。

特殊メイクの精巧さと、大きな体からは想像できない主人公の機敏な動きに魅了されます。痩せている坂本も超カッコ良いですが、ふくよかな坂本のぷにぷにした見た目もたまりません。映画公式資料によると、実は映画化の話が決まった際、「当初は痩せた坂本と太った坂本を、別々の役者さんに演じてもらうという案」もあったといいます。そんななか、「痩せている時の坂本にそっくりだ」ということで、目黒蓮へ白羽の矢が立ちました。でも、「毎回4時間かけて重さ8kgの特殊メイクを装着する」ことを考えると、ダメ元のオファーだったそうです。

このオファーに対して、目黒は「自分がやらせてもらえるのであれば、太ったバージョンも含めすべて自分でやりたいです」と応えただけでなく、アクションシーンもほぼ吹き替えナシでこなしたというから驚きです。観ていて本当に驚くほど、体の動きが鋭くて、敵役も含めて難解な動きが多く出てきます。目黒をはじめ、高橋文哉、塩野瑛久や八木勇征等のアクションシーンは必見です。
デート向き映画判定

一生をかけて守りたい人との出会い、これまでの生活を全部捨てるほどの愛が描かれていて、ある意味すごくロマンチックなストーリーともいえます。とはいえ、福田雄一監督らしいコミカルなアクション映画なので、何よりエンタテインメント性が抜群という意味で、デートにもピッタリです。
キッズ&ティーン向き映画判定

坂本家は、とても楽しくて絆が強く、観ていてホッコリします。一方、家族団らんのシーンの裏でハラハラドキドキする展開もあり、日常に刺激が欲しい方は、疑似体験するとリフレッシュにもなりそうです。仲の良い友達同士で観ると、チームワークが抜群な坂本とシンのバディに一層共感しながら観られるのではないでしょうか。アクションが見応え抜群、コミカルなシーンも絶妙に入っているので、2時間を越える上映時間も気にならないと思います。

『SAKAMOTO DAYS』
2026年4月29日より全国公開
東宝
公式サイト
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©鈴木祐斗/集英社 ©2026映画「SAKAMOTO DAYS」製作委員会
TEXT by Myson
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情報は2026年4月時点のものです。最新の販売状況や配信状況は各社サイトにてご確認ください。

- イイ俳優セレクション/上戸彩(後日UP)
- イイ俳優セレクション/北村匠海
- イイ俳優セレクション/高橋文哉
- イイ俳優セレクション/津田健次郎
- イイ俳優セレクション/戸塚純貴
- イイ俳優セレクション/生見愛瑠(後日UP)
- イイ俳優セレクション/目黒蓮
- イイ俳優セレクション/渡邊圭祐




























