REVIEW
こりゃ、おもしろい!いろいろ新鮮で、親近感が湧く内容です。極力何も知らずに観たほうが楽しめるので、ポスタービジュアルのキャッチコピーすら読まないで観て欲しいです。
まず本作に繋がりのある作品を挙げておきます。エレーナ(フローレンス・ピュー)と、レッド・ガーディアンことアレクセイ(デヴィッド・ハーバー)、タスクマスターことアントニア・ドレイコフ(オルガ・キュリレンコ)が登場する『ブラック・ウィドウ』、2代目キャプテン・アメリカとしてジョン・ウォーカー(ワイアット・ラッセル)が登場し、ウィンター・ソルジャーことバッキー(セバスチャン・スタン)のその後も描かれている『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』は特に観ておくことをオススメします。さらにこれらの作品には、今回のキーパーソンとなるCIA長官ヴァレンティーナ(ジュリア・ルイス=ドレイファス)が登場します。あと、ゴーストことエイヴァ(ハナ・ジョン=カーメン)は『アントマン&ワスプ』で登場しています。

本作ではならず者として生きてきたキャラクター達があることをきっかけに別の人生の可能性を探る物語です。迫力のあるスピーディーなアクションシーンが見ものであると同時に、良い意味ですごく人間臭いドラマが描かれているのも魅力です。それぞれのキャラクターに美味しい点があるなかで、個人的にツボだったのは、デヴィッド・ハーバーが演じるアレクセイです。彼はコメディ担当といえて、度々ホッコリさせてくれます。そして、前半のとあるシーンであのキャラクターがカッコ良すぎてシビれました(笑)。どのシーンかは観ればわかると思います。

また、本作ではとてもユニークな新キャラが登場します。だから、これまでの戦い方とは異なる展開が観られます。この展開は新鮮であると同時に、私達の身の回りにある問題も、腕力ではない解決法があるはずというメッセージにも思えます。結末はもちろん、マーベルお約束のエンドロールで描かれるこの先のMCUに繋がる要素にもアッと驚かされますよ。
デート向き映画判定

デートで観ても盛り上がれる内容です。MCUが好きなカップルだけではなく、一方がMCUを観たことがなくても、視点の違いが出そうなので、それはそれで感想を交換すると会話が弾みそうです。キャラクター達の背景を復習したくなるので、本作の鑑賞前後にも、一緒におさらいをする約束をしてはどうでしょうか。
キッズ&ティーン向き映画判定

MCUの流れを知った上で観ると一層楽しめるのはもちろんのこと、逆に本作を最初に観てからMCUの前作を辿ると、別の全く新しい観方ができそうなので、それはそれで貴重です。本作のキャラクター達は、誰にでも複数の側面があり、自分が決意すれば変われることを教えてくれます。

『サンダーボルツ*』
2025年5月2日より全国公開
ウォルト・ディズニー・ジャパン
公式サイト
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TEXT by Myson
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『ファルコン&ウィンター・ソルジャー シーズン1』
ディズニープラスにて配信中
公式サイト ドラマ批評

『アントマン&ワスプ』
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REVIEW/デート向き映画判定/キッズ&ティーン向き映画判定
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情報は2025年5月時点のものです。最新の販売状況や配信状況は各社サイトにてご確認ください。

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