REVIEW

浜の朝日の嘘つきどもと

  • follow us in feedly
  • RSS
映画『浜の朝日の嘘つきどもと』高畑充希/柳家喬太郎/大久保佳代子

経営難に陥った歴史ある映画館が舞台とあって、映画館の再起をはかる物語かと思いきや、それだけに留まらず、そこに関わる人達の背景や彼等が映画とどんな繋がりを持っているのかが描かれていて、映画ファンにとってとても身近なストーリーと言えます。また、茂木莉子(高畑充希)と田中茉莉子(大久保佳代子)の関係を描いたストーリーには、女性として、人として共感できるところもあり、どんな道を歩んできたとしてもそれはそれで良いと思わせてくれます。個人的には、田中茉莉子のキャラクターは、良い意味で大久保佳代子らしいユーモアもあり、親近感が持てました。
夢物語のような派手な再生物語ではない点でも現実味があり、今コロナ禍で行き詰まっているなかで観ると、自分達を客観視できるところもあります。人情溢れる物語なので、人とのコミュニケーションに飢えている人は本作を観てホッコリしてください。

デート向き映画判定
映画『浜の朝日と嘘つきどもと』柳家喬太郎/大久保佳代子

男運が悪いキャラクターが出てくるので、男運、女運が悪いと身に覚えがある方は1人でじっくり観たほうが、いろいろと客観的に冷静に考えられるかもしれません。平和に交際中のカップルにとっては、気まずいシーンはないので安心して観てください。名画座にも行ってみたくなったり、昔の名作にも興味が湧いたら、それも2人で楽しめると良いですね。

キッズ&ティーン向き映画判定
映画『浜の朝日と嘘つきどもと』高畑充希/甲本雅裕

先生と生徒のストーリーもあり、キッズやティーンの皆さんにも身近に感じられるところがあります。子どもの頃、若い頃に良い大人に出会うことはとても重要です。それを皆さん側から見極めることは難しいと思いますが、真剣に自分のことを思ってくれていると感じられる大人が身の回りに見つかったら、その人の言葉を大事に覚えておいて欲しいと思います。劇中では大久保佳代子が個性的な先生を演じているので、ぜひ注目して観てください。

映画『浜の朝日と嘘つきどもと』高畑充希/柳家喬太郎/大久保佳代子

『浜の朝日の嘘つきどもと』
2021年8月27日より福島県先行公開/9月10日より全国公開
ポニーキャニオン
公式サイト

© 2021 映画『浜の朝日の嘘つきどもと』製作委員会

TEXT by Myson

関連記事
  • follow us in feedly
  • RSS

新着記事

映画『ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー』 ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー【レビュー】

スーパーマリオは、2025年に40周年を迎え、世界中で長らく愛されてきたキャラクター…

映画『これって生きてる?』ウィル・アーネット これって生きてる?【レビュー】

なんとも生々しい夫婦の現実を描いているなと思って観ていたら…

映画『90メートル』山時聡真 山時聡真【ギャラリー/出演作一覧】

2005年6月6日生まれ。東京都出身。

映画『霧のごとく』ケイトリン・ファン/ウィル・オー 『霧のごとく』一般試写会 3組6名様ご招待

映画『霧のごとく』一般試写会 3組6名様ご招待

映画『人はなぜラブレターを書くのか』綾瀬はるか 人はなぜラブレターを書くのか【レビュー】

タイトルから想像する範囲を超える、深い人間ドラマが描かれている本作は、実話を基にして…

映画『君と僕の5分』シム・ヒョンソ/ヒョン・ウソク 『君と僕の5分』特別試写会イベント 5組10名様ご招待

映画『君と僕の5分』特別試写会イベント 5組10名様ご招待

映画『フィフス・エステート:世界から狙われた男』ベネディクト・カンバーバッチ 未公開映画活性課ハ行

未公開作品のなかから、当部が気になる作品、オススメしたい作品をご紹介。

映画『五月の雨』安川まり 『五月の雨』【レビュー】

本作は、DV被害者の実状を、ドキュメンタリーにドラマを織りまぜた構成で訴えかけています…

映画『大丈夫、大丈夫、大丈夫!』イ・レ/チン・ソヨン 大丈夫、大丈夫、大丈夫!【レビュー】

不幸な状況が前提とされているにもかかわらず、ユーモアに溢れ…

映画『OCHI! -オチ-』ヘレナ・ツェンゲル ヘレナ・ツェンゲル【ギャラリー/出演作一覧】

2008年6月10日生まれ。ドイツ出身。

【映画でSEL】にたどりつくまでの道

今のあなたに必要な非認知能力を伸ばす【映画でSEL】プログラムのご案内

本サイト内の広告について

本サイトにはアフィリエイト広告バナーやリンクが含まれます。

おすすめ記事

【映画学ゼミ第7回】「そもそも感情ってどうやって湧いてくるの?感情の仕組み」参加者募集! 【映画学ゼミ第7回】「そもそも感情ってどうやって湧いてくるの?感情の仕組み」参加者募集!

感情はまだまだ謎が多く、本当に複雑で深い概念だからこそおもしろい!感情について少しでも知ることで、自分自身の情動コントロールにも少し役立つはずです。

映画『国宝』吉沢亮 映画好きが選んだ2025邦画ベスト

今回は、正式部員の皆さんに投票していただいた2025年邦画ベストの結果を発表!2025年の邦画ベストで上位にランクインしたのはどの作品でしょう?

ショートドラマ『復讐同盟 —サレ妻と愛人はクズ旦那を制裁する—』 私ならこうする!『復讐同盟 —サレ妻と愛人はクズ旦那を制裁する—』を観た女子の本音

ショートドラマ『復讐同盟 —サレ妻と愛人はクズ旦那を制裁する—』をトーキョー女子映画部正式部員の皆さんに観ていただき、感想や「私ならこうする!」を聞いてみました。

学び・メンタルヘルス

  1. 【映画学ゼミ第7回】「そもそも感情ってどうやって湧いてくるの?感情の仕組み」参加者募集!
  2. 【映画学ゼミ第6回】「鑑賞者のローカス・オブ・コントロールと、映画鑑賞における着眼点・感想の関係」参加者募集!
  3. 【映画学ゼミ第5回】「登場人物にみる人間の非合理性」参加者募集!

REVIEW

  1. 映画『ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー』
  2. 映画『これって生きてる?』ウィル・アーネット
  3. 映画『人はなぜラブレターを書くのか』綾瀬はるか
  4. 映画『五月の雨』安川まり
  5. 映画『大丈夫、大丈夫、大丈夫!』イ・レ/チン・ソヨン

PRESENT

  1. 映画『霧のごとく』ケイトリン・ファン/ウィル・オー
  2. 映画『君と僕の5分』シム・ヒョンソ/ヒョン・ウソク
  3. 映画『オールド・オーク』デイヴ・ターナー/エブラ・マリ
PAGE TOP