REVIEW

変な家【レビュー】

  • follow us in feedly
  • RSS
映画『変な家』間宮祥太朗/佐藤二朗/川栄李奈

REVIEW

オカルト専門の動画クリエイターが、ひょんなことから出会った物件は、奇妙な間取りでした。彼がその家を動画のネタにしようとさっそく取材を始めると、とある人物が情報提供してきます。そんななか、もうそれ以上「その家に関わるな」という恐ろしい警告を受けます。それでも、取材を続けた彼は、触れてはいけない領域に入ってしまいます。
ホラーということは予測できるとして、どの類いなのかは観てのお楽しみです。冒頭から攻めの姿勢ですので(笑)、どっぷり楽しんでください。ホラーを観慣れていると、真相がわかったあたりから逆に怖さが軽減して感じられるかもしれませんが、最後の最後で別の意味で、ゾクっとさせられるポイントがあるので、最後まで気を抜かずに観てください。ツッコミどころはありますが、それこそ逆にホラーには欠かせない醍醐味なので、全部込みで楽しんでください。元々家の間取りを見るのが好きな方は、今後見方が変わるかもしれませんね(笑)。

デート向き映画判定

映画『変な家』間宮祥太朗/佐藤二朗

お互いにホラーもいける口なら、お化け屋敷に入っている感覚で楽しめるので、デートで観るのも良いでしょう。鑑賞後もお化け屋敷から出てきた後のような感覚で、ツボにハマったシーンについて話したり、会話のネタも見つけやすいと思います。同棲を考えているカップルは、そのノリで物件探しを進めれば、緊張感が高まっているので、注意深く物件を選べそうですね(ほんまかいな・笑)。

キッズ&ティーン向き映画判定

映画『変な家』間宮祥太朗/佐藤二朗/川栄李奈

“リング”シリーズや“呪怨”シリーズのように、日本の家など身近な風景が舞台になっているホラー映画って、リアルに起こりそうなので余計に怖く感じる方もいるでしょう。「ワオ!」となる刺激の強いシーンもあるので、免疫がない方は覚悟して観たほうが良さそうです。肝試し感覚で楽しめるので、観るなら友達やきょうだいと観ると一層盛り上がれそうです。

映画『変な家』間宮祥太朗/佐藤二朗/川栄李奈

『変な家』
2024年3月15日より全国公開
東宝
公式サイト

ムビチケ購入はこちら

© 2024「変な家」製作委員会

TEXT by Myson

本ページには一部アフィリエイト広告のリンクが含まれます。
情報は2024年3月時点のものです。最新の販売状況や配信状況は各社サイトにてご確認ください。

関連記事
  • follow us in feedly
  • RSS

新着記事

映画『ヒポクラテスの盲点』 ヒポクラテスの盲点【レビュー】

REVIEW日本では2020年1月を機に新型コロナウイルス感染症が蔓延しました。そして、感…

映画『ファンファーレ!ふたつの音』ピエール・ロタン ピエール・ロタン【ギャラリー/出演作一覧】

1989年6月20日生まれ。フランス出身。

映画『トロン:アレス』ジャレッド・レト トロン:アレス【レビュー】

本シリーズ1作目『トロン』(=『トロン:オリジナル』)は1982年、『トロン:レガシー』は2010年に作られ、本作はシリーズ3作目となります…

映画『層間騒音』イ・ソンビン 層間騒音【レビュー】

冒頭から不可解な現象が映し出され、観る側はゾワゾワさせられながら騒音の原因を想像することになるわけですが…

映画『ザ・ザ・コルダのフェニキア計画』ミア・スレアプレトン ミア・スレアプレトン【ギャラリー/出演作一覧】

2000年10月12日生まれ。イギリス出身。

韓国ドラマ『TWELVE トゥエルブ』マ・ドンソク/パク・ヒョンシク/ソ・イングク/ソン・ドンイル/イ・ジュビン/コ・ギュピル TWELVE トゥエルブ【レビュー】

マ・ドンソク、パク・ヒョンシク、ソ・イングクなど人気俳優が出演する本作は、十二支をモチーフにした守護神達…

映画『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』ウェス・アンダーソン監督 映画好きが選んだウェス・アンダーソン監督人気作品ランキング

今回は、ウェス・アンダーソン監督作品を対象に、正式部員の皆さんに投票していただきました。人気作品が多くあるなか、上位にランクインしたのは?

映画『秒速5センチメートル』松村北斗/高畑充希 秒速5センチメートル【レビュー】

本作は、新海誠監督が33歳の時に作った同名アニメーション作品を、33歳(撮影当時)の奥山由之監督が実写化…

映画『サターン・ボウリング』アシル・レジアニ/レイラ・ミューズ サターン・ボウリング【レビュー】

バイオレンスがテーマである点は念頭にあったものの、毎度ながら前情報を入れずに観たので、主要キャラクターの関係性は…

映画『ジュリーは沈黙したままで』テッサ・ヴァン・デン・ブルック ジュリーは沈黙したままで【レビュー】

15歳の若き才能あるテニスプレーヤーを主人公に描く本作は、共同プロデューサーに、ベルギーを代表する名監督ダルデンヌ兄弟、エグゼクティブ・プロデューサーには、日本を代表するプロテニスプレーヤーの大坂なおみが名を連ねています…

本サイト内の広告について

本サイトにはアフィリエイト広告バナーやリンクが含まれます。

おすすめ記事

映画『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』ウェス・アンダーソン監督 映画好きが選んだウェス・アンダーソン監督人気作品ランキング

今回は、ウェス・アンダーソン監督作品を対象に、正式部員の皆さんに投票していただきました。人気作品が多くあるなか、上位にランクインしたのは?

映画学ゼミ:アイキャッチ1/本の上の犬と少女 AI時代を生き延びる人間力を磨く【映画学ゼミ】開講!一緒に学ぶ仲間を募集!

この映画学ゼミでは、時代に翻弄される側ではなく、時代の波を乗りこなす人間力を磨くために、あらゆる角度から映画を通して、自分、他者、人間、社会に対する理解を深めることを目的としています。そして、物理的に孤立しやすい環境が増えた現代だからこそ、皆さんが楽しく集まれる場所になれたら嬉しいです。

映画『宝島』部活:座談会/大友啓史監督 この映画で問いかけたい「宝」とは…大友啓史監督と語ろう『宝島』部活リポート後編

前回に引き続き今回は映画『宝島』の部活リポートをお届けします。後編では、事前に正式部員の方々にお答えいただいたアンケート結果について議論しました。今回も熱いトークが繰り広げられています!

学び・メンタルヘルス

  1. AXA生命保険お金のセミナー20251106
  2. 映画学ゼミ:アイキャッチ1/本の上の犬と少女
  3. 映画『ふつうの子ども』嶋田鉄太/瑠璃

REVIEW

  1. 映画『ヒポクラテスの盲点』
  2. 映画『トロン:アレス』ジャレッド・レト
  3. 映画『層間騒音』イ・ソンビン
  4. 韓国ドラマ『TWELVE トゥエルブ』マ・ドンソク/パク・ヒョンシク/ソ・イングク/ソン・ドンイル/イ・ジュビン/コ・ギュピル
  5. 映画『秒速5センチメートル』松村北斗/高畑充希

PRESENT

  1. 映画『モンテ・クリスト伯』ピエール・ニネ
  2. AXA生命保険お金のセミナー20251106
  3. 映画『愚か者の身分』北村匠海/林裕太
PAGE TOP