REVIEW

his

  • follow us in feedly
  • RSS
映画『his』宮沢氷魚 /藤原季節

主人公の2人は、始め同性愛者であることを偽って生きていましたが、徐々に本当の自分をさらけ出して生きる道を模索していきます。そのアプローチの仕方は2人とも違っていますが、単純に2人だけの問題ではないテーマを盛り込んでいる点で、誰にでも当てはまる内容になっています。いろいろな事情が絡んでくるなかで、主なポイントとなるのは子どもの存在。子どもを持ちたいという思いは当然のことで、生きる上でぶつかる問題が想像以上にあることも伝わってきます。本作では、ある親子が登場し、その母親である1人の女性キャラクターも物語の展開に大きな影響を与える人物として描かれています。仕事と子育てを両立する難しさと同時に自分のキャリアを伸ばしたいという部分をどう叶えるかといった悩みも出てきて、女性にとって身近な問題も取り上げられているので、共感する部分も多いです。メインのキャラクターが苦労するストーリーではありますが、全体的に温かさに包まれていて、悪人という悪人が出てこない点でとても救われます。LGBTQという括りを取っ払って観るのもアリだと思います。

デート向き映画判定
映画『his』宮沢氷魚

とてもムーディなシーンから始まり、ロマンチックな展開も多いので、デートの雰囲気にも合うと思います。いろいろな葛藤が描かれており、同性愛ゆえにという部分があるのはもちろん、どんなカップルにも通じるテーマもあり、鑑賞後に価値観を語るきっかけとして観るのも良いと思います。カップルとしてだけでなく、夫婦としても考えさせられる部分があるので、結婚を意識しているカップル、夫婦で一緒に観るのも良さそうです。

キッズ&ティーン向き映画判定
映画『his』宮沢氷魚/藤原季節

キッズの皆さんの純粋な視点が、大人に大きな影響を与える場面が何度かあります。世の中的に少数派といわれる人達はまだまだ理解されていない状況があり、肩身の狭い思いをして生きていますが、周囲が理解することで、どんな人も生きやすい社会になると思います。大人は頭が堅くなっている人が多いですが、皆さんの世代は、将来に向けていろいろ変えていけるはずです。いろいろな価値観があっていいという視点を持つきっかけとして観てみてください。

映画『his』宮沢氷魚 /藤原季節/松本若菜/松本穂香

『his』
2020年1月24日より全国公開
ファントム・フィルム
公式サイト

TEXT by Myson

©2020映画「his」製作委員会

関連記事
  • follow us in feedly
  • RSS

新着記事

映画『SAKAMOTO DAYS』目黒蓮/高橋文哉/上戸彩/横田真悠/塩野瑛久/渡邊圭祐/戸塚純貴/八木勇征/生見愛瑠/北村匠海 SAKAMOTO DAYS【レビュー】

原作を未読、本作の前情報もほぼなしの状態なら、ふくよかな主人公を誰が演じているのか知らずに観るワクワクが…

ドラマ『share』秋田汐梨さん&池田匡志さんインタビュー ドラマ『Share』秋田汐梨さん&池田匡志さんインタビュー

秋田汐梨さんと池田匡志さんがW主演を務める本作は、累計発行部数30万部を突破した三つ葉優雨の人気コミック「share」を原作としています…

映画『黄金泥棒』田中麗奈 田中麗奈【ギャラリー/出演作一覧】

1980年5月22日生まれ。福岡県久留米市出身。

【映画でSEL】イメージイラストドアの奥に草原 セルフ・モニタリングとモデリングの機会となる映画鑑賞(論文紹介)&映画でSELラボOPEN!

株式会社TSトーキョーは、映画でSELラボをオープンしました!

映画『ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー』 ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー【レビュー】

スーパーマリオは、2025年に40周年を迎え、世界中で長らく愛されてきたキャラクター…

映画『これって生きてる?』ウィル・アーネット これって生きてる?【レビュー】

なんとも生々しい夫婦の現実を描いているなと思って観ていたら…

映画『90メートル』山時聡真 山時聡真【ギャラリー/出演作一覧】

2005年6月6日生まれ。東京都出身。

映画『霧のごとく』ケイトリン・ファン/ウィル・オー 『霧のごとく』一般試写会 3組6名様ご招待

映画『霧のごとく』一般試写会 3組6名様ご招待

映画『人はなぜラブレターを書くのか』綾瀬はるか 人はなぜラブレターを書くのか【レビュー】

タイトルから想像する範囲を超える、深い人間ドラマが描かれている本作は、実話を基にして…

映画『君と僕の5分』シム・ヒョンソ/ヒョン・ウソク 『君と僕の5分』特別試写会イベント 5組10名様ご招待

映画『君と僕の5分』特別試写会イベント 5組10名様ご招待

【映画でSEL】にたどりつくまでの道

今のあなたに必要な非認知能力を伸ばす【映画でSEL】プログラムのご案内

本サイト内の広告について

本サイトにはアフィリエイト広告バナーやリンクが含まれます。

おすすめ記事

【映画でSEL】イメージイラストドアの奥に草原 セルフ・モニタリングとモデリングの機会となる映画鑑賞(論文紹介)&映画でSELラボOPEN!

株式会社TSトーキョーは、映画でSELラボをオープンしました!

【映画学ゼミ第7回】「そもそも感情ってどうやって湧いてくるの?感情の仕組み」参加者募集! 【映画学ゼミ第7回】「そもそも感情ってどうやって湧いてくるの?感情の仕組み」参加者募集!

感情はまだまだ謎が多く、本当に複雑で深い概念だからこそおもしろい!感情について少しでも知ることで、自分自身の情動コントロールにも少し役立つはずです。

映画『国宝』吉沢亮 映画好きが選んだ2025邦画ベスト

今回は、正式部員の皆さんに投票していただいた2025年邦画ベストの結果を発表!2025年の邦画ベストで上位にランクインしたのはどの作品でしょう?

学び・メンタルヘルス

  1. 【映画でSEL】イメージイラストドアの奥に草原
  2. 【映画学ゼミ第7回】「そもそも感情ってどうやって湧いてくるの?感情の仕組み」参加者募集!
  3. 【映画学ゼミ第6回】「鑑賞者のローカス・オブ・コントロールと、映画鑑賞における着眼点・感想の関係」参加者募集!

REVIEW

  1. 映画『SAKAMOTO DAYS』目黒蓮/高橋文哉/上戸彩/横田真悠/塩野瑛久/渡邊圭祐/戸塚純貴/八木勇征/生見愛瑠/北村匠海
  2. 映画『ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー』
  3. 映画『これって生きてる?』ウィル・アーネット
  4. 映画『人はなぜラブレターを書くのか』綾瀬はるか
  5. 映画『五月の雨』安川まり

PRESENT

  1. 映画『霧のごとく』ケイトリン・ファン/ウィル・オー
  2. 映画『君と僕の5分』シム・ヒョンソ/ヒョン・ウソク
  3. 映画『オールド・オーク』デイヴ・ターナー/エブラ・マリ
PAGE TOP