REVIEW

ヒットマンズ・ワイフズ・ボディガード【レビュー】

  • follow us in feedly
  • RSS
映画『ヒットマンズ・ワイフズ・ボディガード』ライアン・レイノルズ/サミュエル・L.ジャクソン

サルマ・ハエックがおもしろすぎて最高です!これはもう主演のライアン・レイノルズを喰う勢い。殺しと詐欺のところは抜きにして、超豪快で我が道を行くソニア(サルマ・ハエック)を観ていて、次生まれ変わるならラテン系女子になりたいと思いました(笑)。もう無敵過ぎて笑えます。そして、サルマ・ハエック、ライアン・レイノルズの他、サミュエル・L・ジャクソン、アントニオ・バンデラス、モーガン・フリーマン、フランク・グリロと、クセの強いキャストが勢揃いな点も嬉しいところ。おバカ全開なストーリーなので、これくらいクセが強くてちょうど良い感じになっています。
そして、いちいち遊びたがる演出もたまりません。個人的に気に入ったのはトスカーナを舞台にしたシーン。「トスカーナを舞台にした映画って、こんなムードだよね」というのを唐突に再現したシーンが挟み込まれていて、「なんで急に?」という思いと同時に「確かにそうそう、そんな感じ!」と的を射ていて笑いを誘います。また、良い意味でどうでも良いところにおバカな伏線を貼っていたり、正直ストーリーはどうでも良くなってくるくらい、「何やってんだか(笑)」な展開が続くので気楽にご覧ください。

デート向き映画判定
映画『ヒットマンズ・ワイフズ・ボディガード』ライアン・レイノルズ/サミュエル・L.ジャクソン/サルマ・ハエック

性描写といえば当てはまりそうなところもありますが、おバカな演出で出てくるので、カップルで観てもそれほど気まずくならないと思います。ただ、初デートだと笑って良いのか迷うところもありそうなので、何度か映画デートをしたことがあり、お互いの好みがわかっているカップルにオススメです。

キッズ&ティーン向き映画判定
映画『ヒットマンズ・ワイフズ・ボディガード』ライアン・レイノルズ

バイオレンスシーンが豪快なので、キッズにはちょっと刺激が強いと思います。また、子どもを持ちたい夫婦のセリフが生々しいところもあるので、中学生以上になってから観るほうが良さそうです。ストーリーはいたってシンプルなアクションコメディで、アクションは豪快、笑えるシーンも豊富なので、ティーンの皆さんは気分転換に観るのはいかがでしょうか。

映画『ヒットマンズ・ワイフズ・ボディガード』ライアン・レイノルズ/サミュエル・L.ジャクソン/サルマ・ハエック

『ヒットマンズ・ワイフズ・ボディガード』
2022年4月8日より全国公開
REGENTS
公式サイト

© 2020 Hitman Two Productions, Inc. All Rights Reserved.

TEXT by Myson

関連記事
  • follow us in feedly
  • RSS

新着記事

映画『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』天海祐希/大橋和也/伊原六花/上白石萌音 ふしぎ駄菓子屋 銭天堂【レビュー】

REVIEW累計発行部数1100万部を突破した「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」シリーズ(作:廣嶋…

映画『リアル・ペイン〜心の旅〜』ジェシー・アイゼンバーグ/キーラン・カルキン “サーチライトプレミア試写会-シネマラウンジーvol.1”『リアル・ペイン〜心の旅〜』15名様ご招待

“サーチライトプレミア試写会-シネマラウンジーvol.1”映画『リアル・ペイン〜心の旅〜』15名様ご招待

【東京コミコン2024】オープニングセレモニー:マッツ・ミケルセン、ジュード・ロウ、モリーナ・バッカリン、ベネディクト・カンバーバッチ、ジョン・ボイエガ、クリストファー・ロイド、ベン・マッケンジー、ジェイソン・モモア、ダニエル・ローガン、アンセル・エルゴート、山下智久、フルール・ジェフリエ、C・B・セブルスキ(マーベル・コミック編集長)、斎藤工(アンバサダー)、伊織もえ(PR大使)、山東昭子(東京コミコン名誉実行委員会)、小田井涼平(MC) クリストファー・ロイド、マッツ・ミケルセン、ジュード・ロウ、ベネディクト・カンバーバッチ、ジェイソン・モモアなど豪華ハリウッドスターが勢揃い!【東京コミコン2024】開幕

【東京コミコン2024】も超豪華な顔ぶれで幕を開けました。本レポートでは、ここでしか実現しない、ショットをたくさん掲載します。

映画『スピーク・ノー・イーブル 異常な家族』ジェームズ・マカヴォイ/アシュリン・フランチオージ スピーク・ノー・イーブル 異常な家族【レビュー】

REVIEW日本では2024年に劇場公開された、デンマークとオランダ合作の『胸騒ぎ』はご覧…

映画『不思議の国のシドニ』エリーズ・ジラール監督インタビュー 『不思議の国のシドニ』エリーズ・ジラール監督インタビュー

日本を舞台に、日本文化の特徴を活かしたストーリーが描かれた本作で、監督と脚本を務めたエリーズ・ジラールさんにインタビューをさせていただきました。日本で撮影を行い、実際に日本文化に触れたジラール監督の目に、日本はどのように映っていたのかお聞きしました。

映画『大きな家』 大きな家【レビュー】

とある児童養護施設の子ども達の素顔を映した本作は、齊藤工が企画・プロデュース、竹林亮が監督を務め、「”被写体ファースト”で非商業的な特殊な上映を目指」しており…

映画『シェイプ・オブ・ウォーター』サリー・ホーキンス サリー・ホーキンス【ギャラリー/出演作一覧】

1976年4月27日生まれ。イギリス、ロンドン出身。

映画『モアナと伝説の海2』 モアナと伝説の海2【レビュー】

モアナは前作で、半身半人のマウイとの冒険を経て、1000年に1人の“導く者”になり…

映画『正体』横浜流星 ポッドキャスト【だからワタシ達は映画が好き23】2024年12月前半「気になる映画とオススメ映画」

今回は、2024年12月前半に劇場公開される邦画、洋画についてしゃべっています。映画を観ながら泣いちゃう場合の話など脱線しながら気楽に話しています。

映画『海の沈黙』本木雅弘 本木雅弘【ギャラリー/出演作一覧】

1965年12月21日生まれ。埼玉県出身。

部活・イベント

  1. 【ARUARU海ドラDiner】サムライデザート(カップデザート)
  2. 【ARUARU海ドラDiner】トーキョー女子映画部 × Mixalive TOKYO × SHIDAX
  3. 【ARUARU海ドラDiner】サポーター集会:パンチボール(パーティサイズ)
  4. 【ARUARU海ドラDiner】プレオープン
  5. 「ARUARU海ドラDiner」202303トークゲスト集合

本サイト内の広告について

本サイトにはアフィリエイト広告バナーやリンクが含まれます。

おすすめ記事

映画『グランツーリスモ』オーランド・ブルーム 映画好きが推すイイ俳優ランキング【海外40代編】雰囲気部門

イイ俳優ランキング【海外40代編】から、今回は<雰囲気部門>のランキングを発表します。錚々たる俳優が揃うなか、総合と比べてどのようにランキングが変化したのでしょうか?

映画『マイ・インターン』アン・ハサウェイ 映画好きが推すイイ俳優ランキング【海外40代編】総合

今回は、海外40代(1975年から1984生まれ)のイイ俳優の中から、昨今活躍が目覚ましい方を編集部の独断で80名選抜し、正式部員の皆さんに投票していただきました。今回はどんな結果になったのでしょうか?

映画『淪落の人』アンソニー・ウォン/クリセル・コンサンジ 映画好きが推すとっておきの映画を紹介【名作掘り起こし隊】Vol.2

このコーナーでは、映画業界を応援する活動として、埋もれた名作に再び光を当てるべく、正式部員の皆さんから寄せられた名作をご紹介していきます。

REVIEW

  1. 映画『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』天海祐希/大橋和也/伊原六花/上白石萌音
  2. 映画『スピーク・ノー・イーブル 異常な家族』ジェームズ・マカヴォイ/アシュリン・フランチオージ
  3. 映画『大きな家』
  4. 映画『モアナと伝説の海2』
  5. 映画『フード・インク ポスト・コロナ』

PRESENT

  1. 映画『リアル・ペイン〜心の旅〜』ジェシー・アイゼンバーグ/キーラン・カルキン
  2. 映画『モアナと伝説の海2』Tシャツ
  3. 映画『アーサーズ・ウイスキー』ダイアン・キートン/パトリシア・ホッジ/ルル
PAGE TOP