REVIEW

漁港の肉子ちゃん

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映画『漁港の肉子ちゃん』

笑いあり、涙ありの良作です。本作は、明石家さんまが、西加奈子の原作に惚れ込み、企画、プロデュースしたアニメ映画で、声優として大竹しのぶ、Cocomi、花江夏樹、マツコ・デラックス、吉岡里帆らが参加しています。主人公の肉子ちゃんは、愛情深い性格ゆえにダメ男ばかりを引き寄せてしまい、すごく苦労してきた人物ですが、決してくじけることなく笑顔で前向きに生きているところにまず好感が持てます。そして、娘のキクコがそんな母を温かく見守りながら、少しずつ成長していく姿も素敵です。
肉子ちゃんの食いしん坊キャラやくだらない冗談に、笑えるシーンもたくさんありますが、お笑いの部分だけでなく、ちゃんとドラマ性もあるのが本作のおもしろいところ。肉子ちゃんとキクコの親子関係や、キクコの友人関係は、現実でも同じような経験をされている方もいると思いますし、そうでなくても人間味溢れるキャラクター達に感情移入せずにいられません。映画全体を通していろいろなところに伏線が散りばめられているので、細かいところまでぜひ注意深くご覧ください。

デート向き映画判定
映画『漁港の肉子ちゃん』

デートでも楽しく観られます。親子愛を感じる場面もあるので、これを機にお互いの家族の話を聞いてみるのも良いと思います。ただ、肉子ちゃんはダメ男にばかり振り回されてきた人物なので、もし相手が同じようなダメな人だと感じた場合は、次の相手を見つけることを検討したほうが良いかもしれません(苦笑)。

キッズ&ティーン向き映画判定
映画『漁港の肉子ちゃん』

肉子ちゃんのキャラがわかりやすくおもしろく、上映時間も97分と短めなので、キッズも飽きずに観られるのではないでしょうか。ティーンの場合は、娘のキクコ目線で観てください。キクコは学校での友人関係に疑問を持っているのに、何となく流されて意見を合わせてしまいます。皆さんの中にも似たような経験をしている人もいるかもしれませんが、キクコの姿を通して友人関係を築く上での大切なことを学んで欲しいと思います。

映画『漁港の肉子ちゃん』

『漁港の肉子ちゃん』
2021年6月11日より全国公開
アスミック・エース
公式サイト

© 2021「漁港の肉子ちゃん」製作委員会

TEXT by Myson

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