REVIEW
いろいろな意味で新鮮!でも、実はメインキャラクターであるヒーマン(He-Man)のルーツは、「バービーを手掛けるマテル社が1981年に生み出した」アクションフィギュアなんです。玩具が基となっていたとは驚きです。さらに「映画としては、1987年に初の実写化となった『マスターズ/超空の覇者』があり、主役はドルフ・ラングレン(『ロッキー4/炎の友情』)が務め」ています(映画公式資料)。この情報、覚えておいてくださいね。

その他、これまでにさまざまなバリエーションが存在しているとのことで、本国アメリカではとても人気があるようです。「日本でも『魔界伝説ヒーマンの闘い』の名でフィギュアが発売された」とされています。複数のバリエーションがあるなか、1980年代初頭の『ヒーマンとマスターズ・オブ・ザ・ユニバース』がオリジナルシリーズと捉えられているようですよ。(映画公式資料)

“現代風”のノリも効いています。オリジナルシリーズからの「変更点のひとつとして、プリンス・アダムがエターニアから遠く離れた地球で育ち、比較的普通の人生を送るという設定が考案された」(映画公式資料)といいます。こうした工夫によって、現代的で親近感がわくストーリーになっているのだなと納得しました。すごく日常的で人間的なシーンと、アダム(ニコラス・ガリツィン)が元々いた神話的な世界とのギャップを活かしたコミカルなシーンもふんだんにあります。

物語はアダムが少年の頃から始まります。まだ子どもで、か弱いアダムは、とある事情で地球に送られます。この早い段階から「あれ?」という設定が出てきます。そして、地球でアダムが経験する一見たわいもない出来事が、意外な形で後々のユニークな展開に繋がっていきます。
ニコラス・ガリツィンの役作りにも要注目です。アダムは筋骨隆々のキャラクターということで、イメージに合う体を作るのはとても大変だっただろうと想像できます。ガリツィンは「1日およそ4,000kcalの食事」を摂っていたとされ、「ヒーマンになるためのトレーニングには、撮影開始前のおよそ4か月間にわたる『大量のウエイトトレーニング』が含まれていた」そうです。

カミラ・メンデス、イドリス・エルバ、アリソン・ブリー、モリーナ・バッカリン、顔が骸骨のスケルターを演じたジャレット・レトなど、豪華キャストが脇を固めています。オーソドックスなヒーローものかと思いきや、かなり遊び心のあるユーモラスなストーリーで、アクションの迫力も抜群です。ぜひ大きなスクリーンでお楽しみください。
デート向き映画判定

派手なアクションと、大きなスケールで描かれる作品なので、エンタメ性が抜群です。初デートも含めて、どんなカップルでも気楽に観られるでしょう。140分とやや長めではあるものの、わかりやすいストーリーがテンポ良く進んでいくので、あっという間に観終えます。軽い笑いもふんだんにあるので、和やかなムードで楽しめるでしょう。
キッズ&ティーン向き映画判定

アダムはカッコいい一面と、すごく親近感を持たせる人間臭い面の両方を持っており、誰もが共感しやすいキャラクターです。惑星エターニアには、ユニークな動物もいるので、ファンタジーアクションとして一粒で何粒も美味しい作品となっています。友達と観ても、家族と観ても楽しいですよ。

『マスターズ・オブ・ユニバース』
2026年6月5日より全国公開
ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
公式サイト
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TEXT by Myson
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情報は2026年6月時点のものです。最新の販売状況や配信状況は各社サイトにてご確認ください。






























