REVIEW

空の青さを知る人よ

  • follow us in feedly
  • RSS
映画『空の青さを知る人よ』

本作は、『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』『心が叫びたがってるんだ。』の長井龍雪監督作で、脚本は同2作で組んだ岡田麿里が手掛けており、今回も埼玉県の秩父が舞台です。設定がユニークで、前半は主人公の周りで起きていることについて、「一体どういうことなんだろう?」という興味が掻き立てられます。本作には、大人になっても地元に残って暮らしている人間と、夢を追いかけるために都会に出た人間が、それぞれ心に埋めきれていない何かを探すストーリーと、これから将来の選択をしようとする女子高生のストーリーがあって、誰にでも身近に感じられる内容です。ラブストーリーとして観るのも良いですし、姉妹の物語にフォーカスする観方もありますが、いずれにしても、見方を変えれば、違った風景が見えてくることを教えてくれます。エンドロールにも物語が続いているので、最後の最後までお見逃しなく。

デート向き映画判定
映画『空の青さを知る人よ』

本作に出てくる、相生あかねと“しんの”のようなカップルは、世の中にたくさんいると思います。なので、あかね達と同じようなシチュエーションを経て最終的に結ばれたカップルが観るのと、別れを経て別の人と交際している人がカップルで観るのと、心境が異なりそうです。後者の場合で、まだ別の人が心に残ったまま、強引に忘れようと本命ではない相手と付き合っている人は、いろいろと刺激を受けると思われるので、一旦1人でじっくり観ることをオススメします。

キッズ&ティーン向き映画判定
映画『空の青さを知る人よ』

ティーンの皆さんは、主人公あおいの気持ちをリアルに体感できると思います。進路に悩むことはもちろん、日頃兄弟姉妹に対して抱いている思いなど、皆さんが今日常で抱えている問題に近いことが描かれています。将来を想像するきっかけにもなると思いますが、どんな選択をしても、考え方次第でいつだって希望は持てるということを教えてくれるストーリーなので、気楽な気持ちで観てください。

映画『空の青さを知る人よ』

『空の青さを知る人よ』
2019年10月11日より全国公開
東宝
公式サイト

© 2019 SORAAO PROJECT

TEXT by Myson

関連記事
  • follow us in feedly
  • RSS

新着記事

映画『恋愛裁判』唐田えりか 唐田えりか【ギャラリー/出演作一覧】

1997年9月19日生まれ。千葉県出身。

映画『グッドワン』リリー・コリアス 利口な子どもに甘える大人『グッドワン』【映画でSEL(社会性と情動の学習)】

今回は、父と娘、父の友人の3人で出かけたキャンプでの様子を描く『グッドワン』を取り上げ、娘サム、父クリスと、その友人マットそれぞれの視点でどんな思考が働いていたかを想像してみます。

映画『モディリアーニ!』リッカルド・スカマルチョ モディリアーニ!【レビュー】

35歳の若さで亡くなったイタリア人の芸術家アメデオ・モディリアーニの人生を変えた3日間を描く本作では、ジョニー・デップが『ブレイブ』(1997)以来約30年ぶりに監督を務めました…

映画『28年後... 白骨の神殿』ジャック・オコンネル/レイフ・ファインズ 28年後… 白骨の神殿【レビュー】

おもしろすぎる!テーマが深い上に、遊び心もちゃんとあって、観賞中はテンション爆上がり…

映画『AFRAID アフレイド』ジョン・チョウ ジョン・チョウ【ギャラリー/出演作一覧】

1972年6月16日生まれ。韓国出身。アメリカ、ロサンゼルス育ち。

映画『万事快調〈オール・グリーンズ〉』南沙良/出口夏希/吉田美月喜 万事快調〈オール・グリーンズ〉【レビュー】

原作者の波木銅は、現役大学生だった21歳の時に、同名小説で松本清張賞を受賞…

映画『長安のライチ』ダーポン(大鵬)/テレンス・ラウ(劉俊謙) 長安のライチ【レビュー】

REVIEW『熱烈』で監督・脚本を務めたダーポン(大鵬/ダー・ポンと表記される場合もある)…

映画『ダウントン・アビー/グランドフィナーレ』ヒュー・ボネヴィル/ローラ・カーマイケル/ジム・カーター/ラケル・キャシディ/ブレンダン・コイル/ミシェル・ドッカリー/ケヴィン・ドイル/マイケル・フォックス/ジョアン・フロガット/ハリー・ハッデン=パトン/ロブ・ジェームズ=コリアー/アレン・リーチ/フィリス・ローガン/エリザベス・マクガヴァン/ソフィー・マックシェラ/レスリー・ニコル/ダグラス・リース/ペネロープ・ウィルトン ダウントン・アビー/グランドフィナーレ【レビュー】

テレビシリーズ、映画版と全部観てきた者として、15年の歴史を振り返ると、感慨深いものがあります…

映画『恋愛裁判』齊藤京子 恋愛裁判【レビュー】

アイドルは恋愛禁止という風潮が社会に浸透しているなか、改めて本作はその是非を問います…

海外ドラマ『グレイズ・アナトミー シーズン13』ジェシー・ウィリアムズ ジェシー・ウィリアムズ【ギャラリー/出演作一覧】

1981年8月5日生まれ。アメリカ、イリノイ州シカゴ出身。

本サイト内の広告について

本サイトにはアフィリエイト広告バナーやリンクが含まれます。

おすすめ記事

映画『ウィキッド ふたりの魔女』シンシア・エリヴォ/アリアナ・グランデ トーキョー女子映画部が選ぶ 2025年ベスト10&イイ俳優MVP

2025年も毎年恒例の企画として、トーキョー女子映画部の編集部マイソンとシャミが、個人的なベスト10と、イイ俳優MVPを選んでご紹介します。

人間として生きるおもしろさを知る【映画学ゼミ第4回】参加者募集 昨日よりちょっと賢く生きるための【映画学ゼミ第4回】参加者募集!

ネットの普及によりオンラインで大抵のことができ、AIが人間の代役を担う社会になったからこそ、逆に人間らしさ、人間として生きる醍醐味とは何かを映画学の観点から一緒に探ってみませんか?

映画『チャップリン』チャーリー・チャップリン『キッド』の一場面 映画好きが選んだチャーリー・チャップリン人気作品ランキング

俳優および監督など作り手として、『キッド』『街の灯』『独裁者』『ライムライト』などの名作の数々を生み出したチャーリー・チャップリン(チャールズ・チャップリン)。今回は、チャーリー・チャップリン監督作(短編映画を除く)を対象に、正式部員の皆さんに投票していただきました。

学び・メンタルヘルス

  1. 映画『グッドワン』リリー・コリアス
  2. 人間として生きるおもしろさを知る【映画学ゼミ第4回】参加者募集
  3. 映画『殺し屋のプロット』マイケル・キートン

REVIEW

  1. 映画『モディリアーニ!』リッカルド・スカマルチョ
  2. 映画『28年後... 白骨の神殿』ジャック・オコンネル/レイフ・ファインズ
  3. 映画『万事快調〈オール・グリーンズ〉』南沙良/出口夏希/吉田美月喜
  4. 映画『長安のライチ』ダーポン(大鵬)/テレンス・ラウ(劉俊謙)
  5. 映画『ダウントン・アビー/グランドフィナーレ』ヒュー・ボネヴィル/ローラ・カーマイケル/ジム・カーター/ラケル・キャシディ/ブレンダン・コイル/ミシェル・ドッカリー/ケヴィン・ドイル/マイケル・フォックス/ジョアン・フロガット/ハリー・ハッデン=パトン/ロブ・ジェームズ=コリアー/アレン・リーチ/フィリス・ローガン/エリザベス・マクガヴァン/ソフィー・マックシェラ/レスリー・ニコル/ダグラス・リース/ペネロープ・ウィルトン

PRESENT

  1. 映画『アウトローズ』ジェラルド・バトラー
  2. 映画『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』チャージングパッド
  3. 映画『ただ、やるべきことを』チャン・ソンボム/ソ・ソッキュ
PAGE TOP