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ズートピア2【レビュー】

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映画『ズートピア2』

REVIEW

さまざまな動物達が人間と同じように暮らすズートピアを舞台にした本シリーズは、2016年に劇場公開された1作目から9年ぶりに2作目が制作されました。1作目で、ズートピア初のウサギの警察官ジュディ・ホップスは、周囲に認められようと必死で難事件の捜査に取りかかり、ひょんなことから出会ったキツネの詐欺師ニック・ワイルドと力を合わせ、事件を解決しました。本作では、ジュディと、警察学校を無事卒業し警察官となったニックが正式にバディを組み、次なる事件に挑む様子が描かれています。

映画『ズートピア2』

本作では鍵を握るキャラクターとして、蛇のゲイリーが登場します。いわれてみれば、前作のズートピアには哺乳類しかいなかったんですね。なぜ哺乳類はいないのかというところから始まる本作は、最終的にズートピア誕生の秘密にたどり着きます。

映画『ズートピア2』

本作でも動物達のすごく可愛くて可笑しい様子が描かれている一方で、誰が味方で誰が敵なのかが二転三転するストーリーは見応えがあります。新キャラが複数登場し活躍すると同時に、前作から続投しているキャラクターも再登場します。あのフラッシュがまた美味しいところをかっさらっていきますよ(笑)。
クスクス笑えるシーンも多くホッコリしながら、スリルも味わえる本作は、子どもから大人まで楽しめます。

デート向き映画判定

映画『ズートピア2』

特別デート向きというわけではないものの、老若男女が楽しめて、気まずい展開もないので、デートで観るのもアリでしょう。正式にバディを組んだジュディとニックのやり取りから、良好なパートナーシップを続けるコツを見つけられるかもしれません。スリリングでありつつ楽しいストーリーなので、初デートでも安心して観られます。

キッズ&ティーン向き映画判定

映画『ズートピア2』

ズートピアで動物達が人間のように暮らす様子を観ることで、人間を客観視できます。緊張感が高まるシーンで、「それあるー(笑)」というリアルな日常が挟まれていて余計に笑えます。こういうユーモアの差し込み方が、ディズニーアニメの秀逸なところだなと改めて感じます。前作を観ていたほうが感情移入しやすい部分があるものの、本作から観ても楽しめるので、本作を気に入ったら1作目を振り返るという観方でも良さそうです。

映画『ズートピア2』

『ズートピア2』
2025年12月5日より全国公開
ウォルト・ディズニー・ジャパン
公式サイト

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TEXT by Myson


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REVIEW/デート向き映画判定/キッズ&ティーン向き映画判定 【映画を処方】:反対側から見てみよう 親子映画部特集10:癒されたり、励まされたり、動物映画は見どころいっぱい
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