REVIEW

トラップ【レビュー】

  • follow us in feedly
  • RSS
映画『トラップ』ジョシュ・ハートネット/アリエル・ドノヒュー

REVIEW

毎度、さまざまな仕掛けで楽しませてくれるM.ナイト・シャマラン監督の作品とあって、展開を予測しながら観る方も多いのではないでしょうか。本作の公式サイトのあらすじには主人公のキャラクター設定が書かれていますが、ぜひ極力前情報を入れずに観ることをおすすめします。
主人公のクーパー(ジョシュ・ハートネット)は、娘のライリー(アリエル・ドノヒュー)が大好きなレディ・レイヴン(サレカ・シャマラン)のライブチケットを手に入れ、2人で会場にやってきます。ライリーがライブに夢中になるなか、クーパーは会場の様子が気になり始めます。そして、徐々に何が起きているのかを把握していきます。
本作が始まってすぐに、何だかいつものシャマラン作品と雰囲気が異なると感じると思います。そして、何も知らずに観ると、かなり序盤で「そっちか!」という展開が出てきます。そこからさまざまな仕掛けが出てきます。それは劇中でのトラップともいえると同時に、本作を観る観客をひっかけるトラップともいえて、キャラクター同士の頭脳戦が最後まで続きます。とにかく、これまでのシャマラン作品とは違うノリが新鮮ですよ。

映画『トラップ』

そして、苗字で気づかれた方もいると思いますが、レディ・レイヴンを演じるサレカ・シャマランは、シャマラン監督の実娘です。次女のイシャナは『ザ・ウォッチャーズ』で監督デビューしており,クリエイター一家ですね。長女のサレカは実際にアーティストとして活躍しており、本作で使われている楽曲は彼女が制作しています。本作の物語の主な舞台はライブ会場となっており、シャマラン監督はCGIを使わず、本物のライブをやって撮影しています(映画公式資料より)。サレカ・シャマランの楽曲とパフォーマンスも楽しめるので一石二鳥ですよ。
本作でももちろん、シャマラン監督はカメオ出演を果たしていて、観客をアッと言わせたい姿勢も健在です。でも、アッと言わせる方法は新鮮で、最後はニンマリしてしまうはず。好みは分かれそうですが、観ないわけにはいきませんよね(笑)。

デート向き映画判定

映画『トラップ』ジョシュ・ハートネット

M.ナイト・シャマラン監督作の中では異色の作品で、比較的誰でも観やすいように思います。ロマンチックなムードになるタイプの作品ではないものの、観終わった後にしゃべりたくなる要素があり、デートで観るのもオススメです。夫婦で観るのもおもしろいと感じるポイントもありますよ。

キッズ&ティーン向き映画判定

映画『トラップ』ジョシュ・ハートネット/アリエル・ドノヒュー

まだM.ナイト・シャマラン監督作を観たことがない方は、本作を初めて観ると、逆にこれまでの作品を観た時にどんな印象を持つのか、ぜひ感想を聞いてみたいです。そんな観方ができるのはある意味特権なので、敢えて本作から観て、後で過去作を振り返るのもアリでしょう。本作の見どころとしては後半に畳みかけるように心理戦が繰り広げられる点です。自分ならどうするか、いろいろなキャラクターの立場で考えながら観ると一層楽しめます。

映画『トラップ』ジョシュ・ハートネット

『トラップ』
2024年10月25日より全国公開
ワーナー ブラザース映画
公式サイト

ムビチケ購入はこちら

©2024 WARNER BROS. ENT. ALL RIGHTS RESERVED

TEXT by Myson

本ページには一部アフィリエイト広告のリンクが含まれます。
情報は2024年10月時点のものです。最新の販売状況や配信状況は各社サイトにてご確認ください。

関連記事
  • follow us in feedly
  • RSS

新着記事

映画『死の天使 ヨーゼフ・メンゲレ』アウグスト・ディール 死の天使 ヨーゼフ・メンゲレ【レビュー】

メンゲレは、第二次世界大戦中、アウシュヴィッツ強制収容所で残虐な人体実験を行い、“死の天使”と呼ばれ…

【映画学ゼミ第6回】「鑑賞者のローカス・オブ・コントロールと、映画鑑賞における着眼点・感想の関係」参加者募集! 【映画学ゼミ第6回】「鑑賞者のローカス・オブ・コントロールと、映画鑑賞における着眼点・感想の関係」参加者募集!

今回は、ローカス・オブ・コントロール(Locus of Control)という心理的概念を取り上げます。内的統制か外的統制かという傾向によって、作品を観た時の着眼点や感想に違いがあるのかを議論したいと思います。

映画『Shiva Baby シヴァ・ベイビー』レイチェル・セノット Shiva Baby シヴァ・ベイビー【レビュー】

パパ活をしている若い女性はシュガーベイビー、若い女性に経済的支援をする男性はシュガーダディと呼ばれている…

ドラマ『外道の歌』前原瑞樹 前原瑞樹【ギャラリー/出演作一覧】

1992年10月5日生まれ。長崎県出身。

映画『ストリート・キングダム 自分の音を鳴らせ。』峯田和伸/若葉竜也/吉岡里帆 『ストリート・キングダム 自分の音を鳴らせ。』キャスト登壇!ライブイベント付き試写会 25組50名様ご招待

映画『ストリート・キングダム 自分の音を鳴らせ。』キャスト登壇!ライブイベント付き試写会 25組50名様ご招待

映画『#拡散』成田凌/沢尻エリカ #拡散【レビュー】

妻を突然失った男性が、妻の死と新型コロナウィルス感染症予防ワクチンの関連を疑い…

海外ドラマ『SHOGUN 将軍』平岳大 平岳大【ギャラリー/出演作一覧】

1974年7月27日生まれ。東京都出身。

映画『カミング・ホーム』ベン・キングズレー/ハリエット・サンソム・ハリス/ジェーン・カーティン 『カミング・ホーム』トーク付き一般試写会 3組6名様ご招待

映画『カミング・ホーム』トーク付き一般試写会 3組6名様ご招待

映画『ユージュアル・サスペクツ』ガブリエル・バーン/スティーヴン・ボールドウィン/ケヴィン・スペイシー/ケヴィン・ポラック あの名作をリメイクするとしたら、誰をキャスティングする?『ユージュアル・サスペクツ』

今回の「勝手にキャスティング企画!」では、『ユージュアル・サスペクツ』のリメイクを作るとしたら?と…

映画『木挽町のあだ討ち』柄本佑/渡辺謙 木挽町のあだ討ち【レビュー】

原作の「木挽町のあだ討ち」(永井紗耶子著)は、第169回直木三十五賞(通称、直木賞)、第36回山本周五郎賞を受賞したベストセラー…

本サイト内の広告について

本サイトにはアフィリエイト広告バナーやリンクが含まれます。

おすすめ記事

【映画学ゼミ第6回】「鑑賞者のローカス・オブ・コントロールと、映画鑑賞における着眼点・感想の関係」参加者募集! 【映画学ゼミ第6回】「鑑賞者のローカス・オブ・コントロールと、映画鑑賞における着眼点・感想の関係」参加者募集!

今回は、ローカス・オブ・コントロール(Locus of Control)という心理的概念を取り上げます。内的統制か外的統制かという傾向によって、作品を観た時の着眼点や感想に違いがあるのかを議論したいと思います。

映画『ユージュアル・サスペクツ』ガブリエル・バーン/スティーヴン・ボールドウィン/ケヴィン・スペイシー/ケヴィン・ポラック あの名作をリメイクするとしたら、誰をキャスティングする?『ユージュアル・サスペクツ』

今回の「勝手にキャスティング企画!」では、『ユージュアル・サスペクツ』のリメイクを作るとしたら?と…

映画『教皇選挙』レイフ・ファインズ/スタンリー・トゥッチ 映画好きが選んだ2025洋画ベスト

正式部員の皆さんに投票していただいた2025年洋画ベストの結果を発表!2025年の洋画ベストに輝いたのは!?

学び・メンタルヘルス

  1. 【映画学ゼミ第6回】「鑑賞者のローカス・オブ・コントロールと、映画鑑賞における着眼点・感想の関係」参加者募集!
  2. 【映画学ゼミ第5回】「登場人物にみる人間の非合理性」参加者募集!
  3. 映画『グッドワン』リリー・コリアス

REVIEW

  1. 映画『死の天使 ヨーゼフ・メンゲレ』アウグスト・ディール
  2. 映画『Shiva Baby シヴァ・ベイビー』レイチェル・セノット
  3. 映画『#拡散』成田凌/沢尻エリカ
  4. 映画『木挽町のあだ討ち』柄本佑/渡辺謙
  5. 映画『ロビー! 4000億円を懸けた仁義なき18ホール』ハ・ジョンウ

PRESENT

  1. 映画『ストリート・キングダム 自分の音を鳴らせ。』峯田和伸/若葉竜也/吉岡里帆
  2. 映画『カミング・ホーム』ベン・キングズレー/ハリエット・サンソム・ハリス/ジェーン・カーティン
  3. トーキョー女子映画部ロゴ
    プレゼント

PAGE TOP