REVIEW
大ヒットした『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』の続きを描いた本作では、元の時代に戻った加納百合(福原遥)がどう過ごしているかを描いています。

物語の舞台は、特攻隊として旅立った彰(水上恒司)と百合が悲しい別れを遂げてから7年後の世界です。百合は彰の夢でもあった教師になり、多感な年頃の高校生達に手を焼きながらも、日々熱心に接しています。そんなある日、彰の面影を持つ涼(細田佳央太)に出会います。

本作では、前作から繋がる奇跡的な偶然が起こります。でも、百合が体験した不思議な出来事は、人に説明しても信じてもらいにくいため、簡単にはいかない状況がとてももどかしく映ります。同時に、百合だけではなく涼や別のキャラクターにも何か秘密がありそうで、ミステリアスな要素が増しています。

また、百合と彰だけではなく、藤谷千代(出口夏希)や石丸智史(伊藤健太郎)など前作に登場した他のキャラクター達のドラマも深掘りされます。千代達の存在が、現代に戻ってきた百合にどんな影響を与えるのか、百合がどんな決断を下すのかが最大の見どころとなっています。

戦争体験を通じて(でもそれを明かせないまま)、百合が生徒達に大事なことを教える場面には胸を打たれます。ただ戦争の話をするのではなく、当時の若者達の感情をリアルに生徒達に体験してもらうために、百合がした工夫にも要注目です。こうした取り組みは、実際に学校などでも取り入れられそうです。

本作には、戦争ものという括りを外して、時代を問わず通じる普遍性もあります。大切な存在を失ったまま、自分だけが幸せになってもよいのかと悩み、前に進めないでいる方には特に心に刺さる部分があるのではないでしょうか。
デート向き映画判定

切なさが満載のロマンチックなストーリーなので、デートのムードにもピッタリです。でも、大好きな人と観て欲しい作品なので、まだ交際するか迷っている相手や、交際中だけど相手への想いが微妙な状態の場合は、観終わった後にどんな心境になるのか読めません(苦笑)。なので、1人で観て、そんな相手への想いと、百合の心情が重なるか客観視するのもアリでしょう。
キッズ&ティーン向き映画判定

百合が務める高校が主な舞台となっているので、皆さんにとって近い感覚で観られると思います。進路に迷う高校生キャラクターも登場するので、同じような状況にいる方は特に等身大で観られるでしょう。ラブストーリーとしてもキュンとするので、皆さんの世代にはピッタリの作品だと思います。

『あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。』
2026年8月7日より全国公開
松竹
公式サイト
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©2026「あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。」製作委員会
TEXT by Myson
関連作
『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』
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情報は2026年7月時点のものです。最新の販売状況や配信状況は各社サイトにてご確認ください。































