REVIEW

ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー【レビュー】

  • follow us in feedly
  • RSS
映画『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』

ワカンダ国王とブラックパンサーの顔を持つティ・チャラ(チャドウィック・ボーズマン)が帰らぬ人となったワカンダ国のその後を描いた本作では、ヴィヴラニウムを巡る新たな闘いが描かれています。ティ・チャラの母ラモンダ(アンジェラ・バセット)が女王として国を取り仕切るも、ブラックパンサー不在のなか、水面下でヴィヴラニウムを狙う輩が出てきます。ただ、問題はそんなに単純ではありません。ヴィヴラニウムを巡って、未知の脅威との新たな問題も勃発し、ワカンダ国は大きな危機に直面します。
ネタバレをしないためにこれ以上は書きませんが、このストーリーは仕上げるのに相当苦労したのではないかと思いました。若くして亡くなったチャドウィック・ボーズマンへの敬意と愛もすごく感じられて、“ブラックパンサー”というキャラクターをとても大事にしている姿勢がヒシヒシと伝わってきます。伝統を受け継ぎながら新しい道を切り拓いていくという価値観が、今の時代に描かれることにも大きな意味を感じます。次にブラックパンサーを引き継ぐ人物の葛藤も、現代社会が持つ鬱々としたものを比喩しているようで、ただのエンタテインメントで終わらないストーリーに共感します。
マーベル作品で最初に必ず流れるオープニング映像も特別な構成になっていて、最初から最後までウルウルポイントが詰まった作品となっています。ぜひ大きなスクリーンで目に焼き付けてください。

デート向き映画判定
映画『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』ダナイ・グリラ

ロマンチックなムードになるポイントはあまりありませんが、アクションあり、エモーショナルな展開ありの超大作なので観る人を選ばない分、デートにも誘いやすいのではないでしょうか。マーベルに思い入れが強い方は、デートそっちのけで映画に没頭してしまうと思いますが、観終わってから話すことは存分にありそうです。

キッズ&ティーン向き映画判定
映画『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』

本作から観て、後で過去作を振り返るのもアリですが、できれば1作目の『ブラックパンサー』は観ておくと良いでしょう。登場人物が多いので、それぞれの関係性や名前をわかった上で観るほうが理解が深まると思います。上映時間が161分と長いのでキッズは集中力が続くかどうかがハードルになりそうですが、海中の世界が出てきたり、映像にインパクトがあるので、飽きずに観られそうな気もします。

映画『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』レティーシャ・ライト/ダナイ・グリラ/アンジェラ・バセット/ルピタ・ニョンゴ/ドミニク・ソーン

『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』
2022年11月11日より全国公開
ウォルト・ディズニー・ジャパン
公式サイト

©Marvel Studios

TEXT by Myson

関連記事
  • follow us in feedly
  • RSS

新着記事

映画『大丈夫、大丈夫、大丈夫!』イ・レ 『大丈夫、大丈夫、大丈夫!』キム・へヨン監督来日記念試写イベント 6組12名様ご招待

映画『大丈夫、大丈夫、大丈夫!』キム・へヨン監督来日記念試写イベント 6組12名様ご招待

映画『キング・オブ・キングス』 『キング・オブ・キングス』ムビチケカード 3名様プレゼント

映画『キング・オブ・キングス』ムビチケカード 3名様プレゼント

映画『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』ジャパンプレミアイベント、ティモシー・シャラメ、ジョシュ・サフディ監督、川口功人、窪塚洋介 ティモシー・シャラメ「高い情熱を常にキープすることを意識しました」『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』ジャパンプレミアイベント

映画『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』ジャパンプレミアイベント:ティモシー・シャラメ、ジョシ…

映画『私がビーバーになる時』 私がビーバーになる時【レビュー】

「こんなストーリーなのか!」と、良い意味で想像と全く異なる展開に…

Netflixシリーズ『ONE PIECE シーズン2』記者会見、イニャキ・ゴドイ(モンキー・D・ルフィ役)、新田真剣佑(ロロノア・ゾロ役)、エミリー・ラッド(ナミ役)、ジェイコブ・ロメロ(ウソップ役)、タズ・スカイラー(サンジ役) 麦わらの一味が大集結!「絆は言葉のいらないレベルまで成長しました」『ONE PIECE シーズン2』来日記者会見

Netflix実写シリーズ『ONE PIECE』待望のシーズン2配信を前に、モンキー・D・ルフィ役のイニャキ・ゴドイをはじめ、新田真剣佑、エミリー・ラッド、ジェイコブ・ロメロ、タズ・スカイラーの5名が記者会見に登壇!

映画『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』ティモシー・シャラメ マーティ・シュプリーム 世界をつかめ【レビュー】

卓球にすべてをかける青年が主人公の本作は、アメリカに実在した卓球選手マーティ・リーズマンの人生に着想を得て…

海外ドラマ『ワンダーマン』ヤーヤ・アブドゥル=マティーン二世 ワンダーマン【レビュー】

ワンダーマンは、スタン・リー、ジャック・カービー、ドン・ヘックによって、1964年に「アベンジャーズ #9」でマーベル・コミックスに初登場したキャラクター…

映画『ナースコール』レオニー・ベネシュ ナースコール【レビュー】

物語の舞台は、スイスの州立病院。遅番の看護師のフロリア・リント(レオニー・ベネシュ)が出勤してから、シフトの8時間を…

Netflixドラマ『エミリー、パリへ行く シーズン5』タリア・ベッソン タリア・ベッソン【ギャラリー/出演作一覧】

2001年8月1日生まれ。フランス出身。

映画『ザ・クロウ』ビル・スカルスガルド ザ・クロウ【レビュー】

ブルース・リーの息子ブランドン・リーの遺作となった『クロウ/飛翔伝説』(1994)が、約30年の時を経てリブート…

本サイト内の広告について

本サイトにはアフィリエイト広告バナーやリンクが含まれます。

おすすめ記事

ショートドラマ『復讐同盟 —サレ妻と愛人はクズ旦那を制裁する—』 私ならこうする!『復讐同盟 —サレ妻と愛人はクズ旦那を制裁する—』を観た女子の本音

ショートドラマ『復讐同盟 —サレ妻と愛人はクズ旦那を制裁する—』をトーキョー女子映画部正式部員の皆さんに観ていただき、感想や「私ならこうする!」を聞いてみました。

【映画学ゼミ第6回】「鑑賞者のローカス・オブ・コントロールと、映画鑑賞における着眼点・感想の関係」参加者募集! 【映画学ゼミ第6回】「鑑賞者のローカス・オブ・コントロールと、映画鑑賞における着眼点・感想の関係」参加者募集!

映画を観終わった後に「運命は変えられない」と思ったり、「何事も自分次第」と思うことがありますよね。そういった背景にあるのかもしれない心理的概念として、今回は、ローカス・オブ・コントロール(Locus of Control)を取り上げます。

映画『ユージュアル・サスペクツ』ガブリエル・バーン/スティーヴン・ボールドウィン/ケヴィン・スペイシー/ケヴィン・ポラック あの名作をリメイクするとしたら、誰をキャスティングする?『ユージュアル・サスペクツ』

今回の「勝手にキャスティング企画!」では、『ユージュアル・サスペクツ』のリメイクを作るとしたら?と…

学び・メンタルヘルス

  1. 【映画学ゼミ第6回】「鑑賞者のローカス・オブ・コントロールと、映画鑑賞における着眼点・感想の関係」参加者募集!
  2. 【映画学ゼミ第5回】「登場人物にみる人間の非合理性」参加者募集!
  3. 映画『グッドワン』リリー・コリアス

REVIEW

  1. 映画『私がビーバーになる時』
  2. 映画『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』ティモシー・シャラメ
  3. 海外ドラマ『ワンダーマン』ヤーヤ・アブドゥル=マティーン二世
  4. 映画『ナースコール』レオニー・ベネシュ
  5. 映画『ザ・クロウ』ビル・スカルスガルド

PRESENT

  1. 映画『大丈夫、大丈夫、大丈夫!』イ・レ
  2. 映画『キング・オブ・キングス』
  3. 映画『ストリート・キングダム 自分の音を鳴らせ。』峯田和伸/若葉竜也/吉岡里帆
PAGE TOP