REVIEW

犯罪都市 NO WAY OUT【レビュー】

  • follow us in feedly
  • RSS
映画『犯罪都市 NO WAY OUT』マ・ドンソク

REVIEW

マ・ドンソクがプロデューサーと主演を兼任する“犯罪都市”シリーズの第3弾です。物語は、ソウル広域捜査隊に異動したマ・ソクト(マ・ドンソク)が、ある事件の捜査を進めるなか、背後に新種の麻薬と日本のヤクザが関わっているという情報を掴むところから始まります。
マ・ソクトの大暴れっぷりは今回も健在で、どんな相手も容赦なく倒していく姿が爽快です。また、“怪物刑事”という愛称を持つほどの強いマ・ソクトが、時折見せるチャーミングな姿にはクスッと笑えます。個人的には彼が真面目に話しているのに、あるアクシデントが続くシーンで爆笑しました(笑)。他にもマ・ソクトの茶目っ気たっぷりな場面が随所にあるので、皆さんもお気に入りの場面を探してみてください。
そして、本作にはマ・ドンソク、イ・ジュニョクら韓国人俳優の他に、青木崇高、國村隼ら日本人キャストも出演しています。青木崇高が演じた殺し屋は、日本にちなんだある武器を使って戦うキャラクターで、そういった日本の要素も注目です。
マ・ソクトはただ強いだけでなく、いち刑事として細かいところまで注意しながら捜査を進め、事件を解決に導く展開も見どころです。アクションやサスペンスが好きな方はもちろん、日頃のストレス発散として観るのもオススメです。

デート向き映画判定

映画『犯罪都市 NO WAY OUT』青木崇高

恋愛要素はありませんが、笑えるシーンがところどころにあるので、相手がアクション初心者でも誘いやすいのではないでしょうか。ただし、少々痛々しいシーンがあるので、その点だけ相手に事前に伝えてあげると親切かもしれません。もし本作を気に入ったら、次回のデートでは過去作を一緒に観るのもアリです。

キッズ&ティーン向き映画判定

映画『犯罪都市 NO WAY OUT』マ・ドンソク

乱闘シーンなど、痛そうな場面もあるので、せめて中学生くらいになってから観てください。ティーンの場合、ダイナミックなアクションはエンタメとして観つつ、事件の捜査模様に注目して欲しいと思います。マ・ソクトは各現場で小さな違和感に気づき、犯人達を次々と追い詰めていきます。皆さんも細かい点まで注目して、一緒に推理しながら観るとより楽しめるのではないでしょうか。

映画『犯罪都市 NO WAY OUT』マ・ドンソク/イ・ジュニョク/青木崇高

『犯罪都市 NO WAY OUT』
2024年2月23日より全国公開
PG-12
ツイン
公式サイト

ムビチケ購入はこちら

©ABO Entertainment presents a BIGPUNCH PICTURES & HONG FILM & B.A. ENTERTAINMENT production world sales by K-MOVIE ENTERTAINMENT

TEXT by Shamy


関連作

『犯罪都市』(1作目)
Amazonでブルーレイを購入する Amazonプライムビデオで観る U-NEXTで観る Huluで観る

『犯罪都市 THE ROUNDUP』(2作目)
REVIEW/デート向き映画判定/キッズ&ティーン向き映画判定
Amazonでブルーレイを購入する Amazonプライムビデオで観る U-NEXTで観る Huluで観る

映画『犯罪都市 THE ROUNDUP』マ・ドンソク/ソン・ソック/チェ・グィファ/パク・チファン

©ABO Entertainment Co.,Ltd. & BIGPUNCH PICTURES & HONG FILM & B.A.ENTERTAINMENT CORPORATION

本ページには一部アフィリエイト広告のリンクが含まれます。
情報は2024年2月時点のものです。最新の販売状況や配信状況は各社サイトにてご確認ください。

関連記事
  • follow us in feedly
  • RSS

新着記事

映画『流麻溝十五号』余佩真(ユー・ペイチェン) 流麻溝十五号【レビュー】

本作の原作は、曹欽榮(ツァオ・シンロン)と鄭南榕基金会による「流麻溝十五號:綠島女生分隊及其他」です…

映画『ツイスターズ』オリジナルハンディファン 『ツイスターズ』オリジナルハンディファン 2名様プレゼント

映画『ツイスターズ』オリジナルハンディファン 2名様プレゼント

映画『このろくでもない世界で』ホン・サビン/ソン・ジュンギ このろくでもない世界で【レビュー】

冒頭から緊張感のあるシーンで始まる本作は、ろくでもない世界でもがく18歳の少年を主人公に…

映画『OUT』公開初日舞台挨拶、杉本哲太 杉本哲太【プロフィールと出演作一覧】

1965年7月21日生まれ。神奈川県出身。『白蛇抄』(1983)で映画デビューし…

映画『あのコはだぁれ?』清水崇監督インタビュー 『あのコはだぁれ?』清水崇監督インタビュー

昨年話題となった『ミンナのウタ』のDNAを引き継ぐ最新作『あのコはだぁれ?』。今回は本作を手掛けた…

映画『デッドプール&ウルヴァリン』ライアン・レイノルズ/ヒュー・ジャックマン デッドプール&ウルヴァリン【レビュー】

たくさん言いたいことはありながら、ネタバレになるので言えないことが多過ぎ…

映画『時々、私は考える』デイジー・リドリー 時々、私は考える【レビュー】

主人公のフラン(デイジー・リドリー)はとても静かだけれど、ここぞという時には…

映画『お隣さんはヒトラー?』デヴィッド・ヘイマン/ウド・キアー お隣さんはヒトラー?【レビュー】

タイトルは『お隣さんはヒトラー?』で、物語の舞台は1960年のコロンビア…。「むむむ?アドルフ・ヒトラーって…

映画『ロイヤルホテル』ジュリア・ガーナー/ジェシカ・ヘンウィック ロイヤルホテル【レビュー】

『アシスタント』のキティ・グリーン監督と、主演を務めたジュリア・ガーナーが再びタッグを組んだ本作は…

映画『チャレンジャーズ』ゼンデイヤ 映画好きが推すイイ俳優ランキング【海外10代、20代編】個性部門

映画好きが推すイイ俳優ランキング【海外10代、20代編】番外編として、今回は<個性部門>のランキングを発表します。特に個性が光る俳優としてどの俳優に投票が集まったのでしょうか?

部活・イベント

  1. 【ARUARU海ドラDiner】サムライデザート(カップデザート)
  2. 【ARUARU海ドラDiner】トーキョー女子映画部 × Mixalive TOKYO × SHIDAX
  3. 【ARUARU海ドラDiner】サポーター集会:パンチボール(パーティサイズ)
  4. 【ARUARU海ドラDiner】プレオープン
  5. 「ARUARU海ドラDiner」202303トークゲスト集合

本サイト内の広告について

本サイトにはアフィリエイト広告バナーやリンクが含まれます。

おすすめ記事

映画『チャレンジャーズ』ゼンデイヤ 映画好きが推すイイ俳優ランキング【海外10代、20代編】個性部門

映画好きが推すイイ俳優ランキング【海外10代、20代編】番外編として、今回は<個性部門>のランキングを発表します。特に個性が光る俳優としてどの俳優に投票が集まったのでしょうか?

Netflix映画『悪魔はいつもそこに』トム・ホランド 映画好きが推すイイ俳優ランキング【海外10代、20代編】演技力部門

映画好きが推すイイ俳優ランキング【海外10代、20代編】番外編として、今回は<演技力部門>のランキングを発表します。演技派揃いのなか、どのような結果になったのでしょうか。

海外ドラマ『THE GREAT 〜エカチェリーナの時々真実の物語〜』エル・ファニング 映画好きが推すイイ俳優ランキング【海外10代、20代編】雰囲気部門

映画好きが推すイイ俳優ランキング【海外10代、20代編】番外編として、今回は<雰囲気部門>のランキングを発表します。雰囲気の良さが特に評価されているのは、どの俳優でしょうか。

REVIEW

  1. 映画『流麻溝十五号』余佩真(ユー・ペイチェン)
  2. 映画『このろくでもない世界で』ホン・サビン/ソン・ジュンギ
  3. 映画『デッドプール&ウルヴァリン』ライアン・レイノルズ/ヒュー・ジャックマン
  4. 映画『時々、私は考える』デイジー・リドリー
  5. 映画『お隣さんはヒトラー?』デヴィッド・ヘイマン/ウド・キアー

PRESENT

  1. 映画『ツイスターズ』オリジナルハンディファン
  2. 映画『サユリ』
  3. 映画『ボストン1947』ハ・ジョンウ/イム・シワン
PAGE TOP