取材&インタビュー

シリーズ企画段階から8話まで構想by マ・ドンソク『犯罪都市 NO WAY OUT』来日舞台挨拶

  • follow us in feedly
  • RSS
『犯罪都市 NO WAY OUT』来日舞台挨拶:マ・ドンソク、青木崇高、國村隼、イ・サンヨン監督

『犯罪都市 NO WAY OUT』来日舞台挨拶:マ・ドンソク、青木崇高、國村隼、イ・サンヨン監督

『犯罪都市 NO WAY OUT』来日舞台挨拶:マ・ドンソク

バレンタインデーの2024年2月14日、大人気シリーズ3作目となる『犯罪都市 NO WAY OUT』をひっさげて、公式では初来日となるマ・ドンソク (愛称:マブリー) 、韓国映画初挑戦で本シリーズのグローバル・ヴィランとされるリキを演じた青木崇高、マ・ドンソクたっての依頼でカメオ出演をした國村隼、イ・サンヨン監督が登壇しました。

マ・ドンソクは「コンバンハ。皆さん、ありがとうございます。このフランチャイズ作品“犯罪都市”シリーズの中で3作目となる“NO WAY OUT”を皆さんに観ていただくために来日しました。(会場のファンに)実際に(私に)会ってみて可愛いですか?」と問いかけると、ファンは同意の歓声で応えました。さらに、「この作品は痛快アクションですので、もしストレスを感じている方がいらっしゃったら、この作品を観てぜひストレス解消してください。こちらの会場には青木宗高さんと國村隼さんもいらっしゃって、私が大好きな尊敬している俳優さんと一緒に撮影ができ、日本で再会できて嬉しいです。どうか皆さん楽しんでご覧ください」と笑顔を見せました。

『犯罪都市 NO WAY OUT』来日舞台挨拶:マ・ドンソク

シリーズ3作目となる本作で日本のヤクザが出てくる点について聞かれたマ・ドンソクは、「実は、実際に子どもの頃から一緒に運動していた運動仲間でもある刑事さんや、プロファイラーの方達と一緒に話し合いながら、実際の事件をもとにストーリーを作り上げていきました。そして、その前に私はこの“犯罪都市”シリーズを作るために、小さい部屋で1人で一生懸命企画を立てて、シリーズの8話まで企画を立てていました。犯罪都市の1から3話まですべてに少しずつですけれども、海外のヴィラン、韓国のヴィランが登場します。このフランチャイズ化がどんどん進むにつれて、また新しいヴィランも登場すると思いますので、どうか楽しいストーリーに期待していてください」と、シリーズ全体の構想を明かしました。

『犯罪都市 NO WAY OUT』来日舞台挨拶:イ・サンヨン監督

続いて、イ・サンヨン監督は、青木崇高、國村隼に出演をオファーした経緯を聞かれると、「そもそもは私がオファーをしたというよりは、マ・ドンソクさんのほうから提案がありました。真っ先に名前が挙がったのが國村隼さんでした。お2人は以前仕事をしたことがあり、知り合いということもあって、マ・ドンソクさんから推薦していただきました。とても有名な俳優さんですし、以前出演された映画もたくさん観ていて、尊敬をしている俳優さんなので、私のほうからも期待を込めてお願いすることになりました」と答えました。

マ・ドンソクは「國村隼さんが出演される度に、そのシーンでは戦慄が走りました」と付け加えました。

『犯罪都市 NO WAY OUT』来日舞台挨拶:マ・ドンソク、國村隼

続けてイ・サンヨン監督は、「青木さんは俳優さんの中でも際立っていたと思います。これまで青木さんの出演作を観て、たとえば “るろうに剣心”など、どんなアクションも無理なくこなされていました。視線、眼差しも素晴らしくて、最初のミーティングでは多様な姿、いろいろな顔を持っていらっしゃる方だと思いました」と絶賛しました。

『犯罪都市 NO WAY OUT』来日舞台挨拶:青木崇高

このコメントを受けて青木崇高は「本当に光栄ですね。実際にオファーをいただいた瞬間に、マネージャーとすぐにハイタッチして。でもその10秒後くらいに、これはカッコ悪いアクションは見せられないと、今までのシリーズも知ってましたから。そこからトレーニングを始めましたね。それこそ“るろうに剣心”のチームと連絡を取って、日本でビデオを撮って韓国に送って、韓国のチームから送られてきたビデオをもとに日本でまた作っていってという感じでやっていきました」と振り返りました。

青木はさらに司会から「撮影は楽しかったですか?」と聞かれると、「楽しいですよ!もう最高でしたね。マ・ドンソクさんはプロデューサーも兼ねてらっしゃるので、現場で何か足りないものがあれば何でも言ってくれって。いつもと違う環境ではありましたけど、全然緊張とかなくリラックスできたのは、マさんをはじめ皆さん、韓国チームのおかげでしたね」と感謝の気持ちを述べました。

『犯罪都市 NO WAY OUT』来日舞台挨拶:青木崇高

「青木さんの演技いかがでしたか?直接ご覧になって」と聞かれたマ・ドンソクは、「青木さんの出演作を観ると、どの作品でも顔が変わるんですよね。それぞれ違った顔を見せてくれて、演技をされている姿がとても好きなのでキャスティングさせていただきました。そして、青木さんが演じたリキが登場した時に、この映画は既に出来上がったと思えるくらい素晴らしかったです」と称賛の言葉を贈りました。

『犯罪都市 NO WAY OUT』来日舞台挨拶:國村隼

登場シーンに戦慄が走ったといわれた國村隼は、オファーが来た時の気持ちを聞かれると、「そりゃ、マさんから一緒にやろうと声をかけてもらって嬉しかったですね。この“犯罪都市”シリーズを1作目から観て好きなシリーズでもありましたし。カメオというのは初めてなんですけれども、好きな作品に自分も参加できるっていうのは一番嬉しいですね」と答えました。

『犯罪都市 NO WAY OUT』来日舞台挨拶:マ・ドンソク、國村隼、イ・サンヨン監督

そして、バレンタインデーにちなみ、事前に実施されたキャンペーンで当選したファンとハイタッチをする交流タイムがもうけられました。ファンの方が手にされているうちわのマ・ドンソクの表情が良いですね(笑)!

『犯罪都市 NO WAY OUT』来日舞台挨拶:マ・ドンソク

最後にマ・ドンソクは、「映画を観に来てくださってありがとうございます。痛快なアクションが出てきますので、爽やかにストレスを解消してください。ユーモアも散りばめられているのでどうか楽しんでください」と締めくくりました。

終始、会場のファンに指ハートで応えていたマ・ドンソク。最初から8話まで企画を立てているとのことでシリーズもまだまだ続きそうで楽しみですね。青木崇高のヴィランぶり、國村隼の貫禄の登場シーンにもぜひご期待ください。

『犯罪都市 NO WAY OUT』来日舞台挨拶:マ・ドンソク、青木崇高、國村隼、イ・サンヨン監督

『犯罪都市 NO WAY OUT』来日舞台挨拶:
2024年2月14日取材 

PHOTO&TEXT by Myson

映画『犯罪都市 NO WAY OUT』マ・ドンソク/イ・ジュニョク/青木崇高

『犯罪都市 NO WAY OUT』
2024年2月23日より全国公開
PG-12
ツイン
公式サイト REVIEW/デート向き映画判定/キッズ&ティーン向き映画判定

ムビチケ購入はこちら

©ABO Entertainment presents a BIGPUNCH PICTURES & HONG FILM & B.A. ENTERTAINMENT production world sales by K-MOVIE ENTERTAINMENT

本ページには一部アフィリエイト広告のリンクが含まれます。
情報は2024年2月時点のものです。最新の販売状況や配信状況は各社サイトにてご確認ください。

関連記事
  • follow us in feedly
  • RSS

新着記事

映画『Brotherブラザー 富都(プドゥ)のふたり』ウー・カンレン/ジャック・タン Brotherブラザー 富都(プドゥ)のふたり【レビュー】

『ミス・アンディ』『分貝人生Shuttle Life』などの社会派作品のプロデューサーを務めてきたジン・オンの長編監督デビュー作となる本作は…

映画『アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方』セバスチャン・スタン ポッドキャスト【だからワタシ達は映画が好き26】2025年1月「気になる映画とオススメ映画」

年末年始の話題作が盛りだくさんなので、拾い上げきれない作品もありましたが、今回もなるべく多くの作品についてしゃべりました。洋画、邦画、アニメまで、オススメが多過ぎて、熱が入りました。ネタバレを避けるために、表現がもどかしい部分もありますがご容赦ください(苦笑)。

劇場アニメ『ベルサイユのばら』 劇場アニメ『ベルサイユのばら』【レビュー】

1972年から1973年まで「週刊マーガレット」(集英社)で連載され、1974年に宝塚歌劇団により舞台化されたほか…

映画『籠の中の乙女 4Kレストア版』 籠の中の乙女 4Kレストア版【レビュー】

ヨルゴス・ランティモス監督がキャリアの初期に手掛けた、カンヌデビュー作である本作は、2009年に製作されたギリシャ映画…

映画『ゴールドフィンガー 巨大金融詐欺事件』トニー・レオン/アンディ・ラウ ゴールドフィンガー 巨大金融詐欺事件【レビュー】

トニー・レオンとアンディ・ラウが“インファナル・アフェア”シリーズ以来20年ぶりに共演を果たした…

映画『おんどりの鳴く前に』ユリアン・ポステルニク おんどりの鳴く前に【レビュー】

ルーマニア・アカデミー賞で6冠に輝いた本作は、静かに始まり激しく…

映画『リアル・ペイン〜心の旅〜』ジェシー・アイゼンバーグ/キーラン・カルキン リアル・ペイン〜心の旅〜【レビュー】

“リアル・ペイン=本当の痛み”を感じるとは、どういうことなのでしょうか。そして、本当の痛みとは…

映画『ベルヴィル・ランデブー』 映画好きが推すとっておきの映画を紹介【名作掘り起こし隊】Vol.3

このコーナーでは、映画業界を応援する活動として、埋もれた名作に再び光を当てるべく、正式部員の皆さんから寄せられた名作をご紹介していきます。

映画『知らないカノジョ』中島健人/milet 『知らないカノジョ』一般試写会 20組40名様ご招待

映画『知らないカノジョ』一般試写会 20組40名様ご招待

映画『アンダーニンジャ』山﨑賢人/浜辺美波/間宮祥太朗/白石麻衣/山本千尋/宮世琉弥/坂口涼太郎/長谷川忍(シソンヌ)/木南晴夏/ムロツヨシ/岡山天音/平田満/佐藤二朗 アンダーニンジャ【レビュー】

花沢健吾による人気漫画「アンダーニンジャ」を、福田雄一監督が山﨑賢人主演で映画化…

部活・イベント

  1. 【ARUARU海ドラDiner】サムライデザート(カップデザート)
  2. 【ARUARU海ドラDiner】トーキョー女子映画部 × Mixalive TOKYO × SHIDAX
  3. 【ARUARU海ドラDiner】サポーター集会:パンチボール(パーティサイズ)
  4. 【ARUARU海ドラDiner】プレオープン
  5. 「ARUARU海ドラDiner」202303トークゲスト集合

本サイト内の広告について

本サイトにはアフィリエイト広告バナーやリンクが含まれます。

おすすめ記事

映画『ベルヴィル・ランデブー』 映画好きが推すとっておきの映画を紹介【名作掘り起こし隊】Vol.3

このコーナーでは、映画業界を応援する活動として、埋もれた名作に再び光を当てるべく、正式部員の皆さんから寄せられた名作をご紹介していきます。

映画『ネクスト・ゴール・ウィンズ』マイケル・ファスベンダーほか トーキョー女子映画部が選ぶ 2024年ベスト10&イイ俳優MVP

毎年恒例のこの企画では、トーキョー女子映画部の編集部マイソンとシャミが、個人的なベスト10と、イイ俳優MVPを選んでご紹介します。

映画『ソルト』アンジェリーナ・ジョリー 映画好きが推すイイ俳優ランキング【海外40代編】個性部門

本部門で上位にランクインしたのはどの俳優なのでしょうか?2024年のイイ俳優ランキングは今回がいよいよ最終回です。ぜひ最後まで結果を見届けてください!

REVIEW

  1. 映画『Brotherブラザー 富都(プドゥ)のふたり』ウー・カンレン/ジャック・タン
  2. 劇場アニメ『ベルサイユのばら』
  3. 映画『籠の中の乙女 4Kレストア版』
  4. 映画『ゴールドフィンガー 巨大金融詐欺事件』トニー・レオン/アンディ・ラウ
  5. 映画『おんどりの鳴く前に』ユリアン・ポステルニク

PRESENT

  1. 映画『知らないカノジョ』中島健人/milet
  2. 映画『あの歌を憶えている』ジェシカ・チャステイン/ピーター・サースガード
  3. 映画『ドライブ・イン・マンハッタン』ダコタ・ジョンソン/ショーン・ペン
PAGE TOP