REVIEW

人はなぜラブレターを書くのか【レビュー】

  • follow us in feedly
  • RSS
映画『人はなぜラブレターを書くのか』綾瀬はるか

REVIEW

タイトルから想像する範囲を超える、深い人間ドラマが描かれている本作は、実話を基にしています。本作の背景を知った上で観るのと、知らずに観るのとでは、印象が異なりそうです。どちらの観方でも堪能できると思います。だから、皆さんが選べるように、背景は下部に記載するので、映画を観てから背景を知りたい方は、鑑賞後に映画公式サイトを確認するか、このレビューの下部をお読みください。

映画『人はなぜラブレターを書くのか』當真あみ

主人公は、寺田ナズナ(綾瀬はるか)です。夫の良一(妻夫木聡)と、一人娘の舞(西川愛莉)と暮らすナズナは、食堂を営んでいます。忙しくしながらも毎日を明るく過ごすナズナ。でも、ナズナはある思いを抱えていました。

映画『人はなぜラブレターを書くのか』妻夫木聡

ラブレターは、字義通りラブレターではあるものの、本作に出てくるラブレターはとても特別です。私は背景を知らずに観たので、序盤はナズナが「なぜラブレターを書くのか」わからずにいました。だから、良い意味でいろいろな想像が膨らみます。

映画『人はなぜラブレターを書くのか』綾瀬はるか

そして、真相がわかると、今度はナズナがどんな気持ちでラブレターを書いているのか、つまり前述とは別の視点で「なぜラブレターを書くのか」が気になってきます。これが実話だと知って驚くとともに、とても切なくなった一方で、人と人との運命的な繋がりに心を打たれました。優しさに溢れる本作の世界にぜひ浸ってください。

映画『人はなぜラブレターを書くのか』菅田将暉

以下は、本作の基となった実話に関する内容です。知らずに観たい方は鑑賞後にお読みください。

映画『人はなぜラブレターを書くのか』細田佳央太

2000年3月8日、営団地下鉄日比谷線で、脱線事故が起こりました。この事故により、当時高校生だった富久信介さんが犠牲となりました。本作は、その20年後に、ある女性から信介さん宛に1通のメッセージが届いたという実話を基にしています。

デート向き映画判定

映画『人はなぜラブレターを書くのか』綾瀬はるか/妻夫木聡

かけがえのない出会いを描いていて、誰もが共感できるストーリーです。良い意味でお互いの生き方を変えてしまうような出会いが実際にあるのだと知ると、恋愛観にもポジティブな影響がありそうです。せっかく観るなら、大好きな人と観て欲しいです。夫婦で観るのもオススメですよ。

キッズ&ティーン向き映画判定

映画『人はなぜラブレターを書くのか』當真あみ/細田佳央太

ティーンのキャラクターもキーパーソンとして登場するので、皆さんも等身大で観られるでしょう。とても切ない展開もありながら、人との繋がりの大切さを実感できるストーリーなので、最後は清々しい気持ちになれると思います。一日いちにちの大切さにも目を向けるきっかけになると嬉しいです。

映画『人はなぜラブレターを書くのか』綾瀬はるか/當真あみ/細田佳央太/妻夫木聡/菅田将暉/佐藤浩市

『人はなぜラブレターを書くのか』
2026年4月17日より全国公開
東宝
公式サイト

ムビチケ購入はこちら
映画館での鑑賞にU-NEXTポイントが使えます!無料トライアル期間に使えるポイントも

©2026 映画「人はなぜラブレターを書くのか」製作委員会

TEXT by Myson

本ページには一部アフィリエイト広告のリンクが含まれます。
情報は2026年4月時点のものです。最新の販売状況や配信状況は各社サイトにてご確認ください。

関連記事
  • follow us in feedly
  • RSS

新着記事

映画『デッドマンズ・ワイヤー』ビル・スカルスガルド デッドマンズ・ワイヤー【レビュー】

ガス・ヴァン・サント監督が映画化した本作は、1977年2月に、アメリカのインディアナポリスで実際に起きた、前代未聞の人質事件に基づいています…

映画『未来』山﨑七海 山﨑七海【ギャラリー/出演作一覧】

2008年6月27日生まれ。東京都出身。

映画『キングダム 魂の決戦』山﨑賢人/吉沢亮/橋本環奈/志尊淳/神尾楓珠/山田裕貴/坂口憲二/豊川悦司/斎藤工/玉木宏/佐藤浩市/小栗旬 キングダム 魂の決戦【レビュー】

本作でシリーズ5作目となりますが、勢いは止まりません…

映画『急に具合が悪くなる。』ヴィルジニー・エフィラ/岡本多緒 岡本多緒【ギャラリー/出演作一覧】

1985年5月22日生まれ。千葉県出身。

映画『サヨナラの引力』ク・ギョファン/ムン・ガヨン 映画に隠された恋愛哲学とヒント集81:恋愛は長く続けば幸せなのか

今回は、『オブセッション 災愛』と『サヨナラの引力』を例に、恋愛関係は長く続いたほうが幸せなのかを考えます。

映画『チルド』染谷将太 チルド【レビュー】

私達の生活に溶け込んでいるコンビニエンスストアは、角度を変えると、“特別な場所”なのかもしれません。その意味が本作を観ると…

映画『ヌーヴェルヴァーグ』ギヨーム・マルベック/ゾーイ・ドゥイッチ ヌーヴェルヴァーグ【レビュー】

“ヌーヴェルヴァーグ”(日本語に訳すと「新しい波」)とは、「1950年代後半のフランスで台頭した新世代の監督たちが、既存のルールに縛られず…

映画『オブセッション 災愛』マイケル・ジョンストン/インディ・ナヴァレッテ オブセッション 災愛【レビュー】

これはやばい(笑)。いろいろな意味で怖過ぎて、笑っちゃうおもしろさです。監督を務めたのは、1999年生まれの若き新鋭カリー・バーカー…

映画『リライト』篠原篤 篠原篤【ギャラリー/出演作一覧】

1983年2月1日生まれ。福岡県出身。

映画『大統領のケーキ』バニーン・アハマド・ナーイフ 大統領のケーキ【レビュー】

本作は、フセイン政権下のイラクが国連安保理により経済制裁を受けていた1990年代を舞台に描かれています。当時フセインは、国民が困窮しているにもかかわらず…

【映画でSEL】にたどりつくまでの道

今のあなたに必要な非認知能力を伸ばす【映画でSEL】プログラムのご案内

本サイト内の広告について

本サイトにはアフィリエイト広告バナーやリンクが含まれます。

おすすめ記事

【映画学ゼミ第9回】「作品との心理的距離感に影響を与え得る情動知能」参加者募集! 【映画学ゼミ第9回】「作品との心理的距離感に影響を与え得る情動知能」参加者募集!

今回は、私の研究で扱っている情動知能を取り上げます。非認知能力という言葉を聞いたことがあるでしょうか…

映画『ボヘミアン・ラプソディ』ラミ・マレック 映画好きが選んだ実在アーティストの伝記映画ランキング

今回は実在アーティストの伝記映画について、正式部員の皆さんに投票してもらいました。さまざまな有名アーティストにまつわる作品がある中で上位にランクインしたのはどの作品でしょうか?

映画『ズートピア2』 映画好きが選んだ2025アニメ映画ベスト

今回は、2025年に劇場公開されたアニメ映画について、正式部員の皆さんによる投票結果ベスト30を発表!2025年のアニメ映画ベストに輝いたのは?

学び・メンタルヘルス

  1. 映画『四月の余白』一ノ瀬ワタル/上阪隼人
  2. 【映画学ゼミ第9回】「作品との心理的距離感に影響を与え得る情動知能」参加者募集!
  3. 映画『炎上』森七菜/髙橋芽以

REVIEW

  1. 映画『デッドマンズ・ワイヤー』ビル・スカルスガルド
  2. 映画『キングダム 魂の決戦』山﨑賢人/吉沢亮/橋本環奈/志尊淳/神尾楓珠/山田裕貴/坂口憲二/豊川悦司/斎藤工/玉木宏/佐藤浩市/小栗旬
  3. 映画『チルド』染谷将太
  4. 映画『ヌーヴェルヴァーグ』ギヨーム・マルベック/ゾーイ・ドゥイッチ
  5. 映画『オブセッション 災愛』マイケル・ジョンストン/インディ・ナヴァレッテ

PRESENT

  1. 映画『急に具合が悪くなる。』ヴィルジニー・エフィラ/岡本多緒
  2. 映画『トイ・ストーリー5』Tシャツ
  3. 映画『だぁれかさんとアソぼ?』鎮西寿々歌(FRUITS ZIPPER)
PAGE TOP