REVIEW

ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-【レビュー】

  • follow us in feedly
  • RSS
映画『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』

REVIEW

2017年9月に始動した音楽原作キャラクターラッププロジェクト“ヒプノシスマイク”は、原作、音楽プロデュースをEVIL LINE RECORDSが手掛けています。これまで、テレビアニメ、ゲーム、漫画、舞台と、メディアミックスが展開されてきました。そしてこの度、ファイナルディビジョン・ラップバトルが、日本初となる観客参加型のインタラクティブ映画として劇場公開されます。

映画『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』

インタラクティブ映画である本作は、観客の投票によりバトルの勝敗が決まります。つまり、上映回毎にどのチーム(=ディビジョン)が勝ち上がるかが異なります。全部で48のルートがあり制覇したくなるものの、毎度勝敗がわからないので、制覇の道のりは簡単ではなさそうです。でも、それこそがインタラクティブ映画である本作の醍醐味といえます。

映画『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』

また、登場するディビジョンは、東京を代表する若者の街、渋谷、新宿、池袋のほか、横浜、名古屋、大阪と個性の強い地域が選ばれていて、自分の地元を応援する観客もいるでしょう。そうなると、どの地域の映画館で観るかによっても勝敗の傾向が違ったり、盛り上がり方が異なる可能性があります。だから、映画館を変えてリピート鑑賞するのもおもしろそうです。
いずれにしても、リアルな映画館でしか実現できない要素を、作品そのものに組み込んでいる点が見事です。また、リピートしたくなる仕掛けの効果も期待できるので、映画市場の起爆剤になるといいなと思います。

映画『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』

本作を作ったクリエイターはもちろん、声優も、映画のセンスにとどまらず、音楽、ラップのセンス、ステージパフォーマンスのセンスというように、プロの技が集結していると感じます。そんな本作の楽曲提供には、Creepy NutsやKICK THE CAN CREW、Zeebraなど、豪華アーティストが参加しており、とても贅沢なコンテンツとなっています。

映画『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』

まるで目の前でライブバトルが繰り広げられているような臨場感も本作の魅力です。既に“ヒプノシスマイク”ファンの方も、今まで存在すら知らなかった方も存分に楽しめる内容なので、1度はぜひ映画館でこの興奮を体感してください!あと、スマホの充電はフルにしておきましょう。

映画『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』完成披露試写会、木村昴、神尾晋一郎、白井悠介、速水奨、岩崎諒太、葉山翔太
声優を務めた木村昴、神尾晋一郎、白井悠介、速水奨、岩崎諒太、葉山翔太と、辻本貴則監督、アニメ―ション制作を手掛けたポリゴン・ピクチュアズの中岡亮プロデューサー

デート向き映画判定

特別デート向きというわけでないものの、デートで観るのも楽しい作品です。観終わった後は、どのディビジョンに投票したかとか、ディビジョン毎のユニークな特徴についてなど会話のネタがいろいろ見つかるでしょう。一度観ると他のパターンも観てみたくなるので、リピート鑑賞の約束をするのもいいですね。

キッズ&ティーン向き映画判定

映画『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』

上映の途中でバトルの勝者を選ぶ投票があり、鑑賞するだけでなく、作品のストーリーを決める役割を担って参加できるので、ゲーム感覚で楽しめます。聴覚的にはもちろん、視覚的にもユニークで華やかな演出が施されているので、本作の世界観に圧倒されるでしょう。映画館で観る臨場感とともに、バトルの行方を見守る観客の一体感もぜひ味わってください。

『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』
2025年2月21日より全国公開
TOHO NEXT
公式サイト

ムビチケ購入はこちら
映画館での鑑賞にU-NEXTポイントが使えます!無料トライアル期間に使えるポイントも

©ヒプノシスマイク -Division Rap Battle- Movie

TEXT by Myson

本ページには一部アフィリエイト広告のリンクが含まれます。
情報は2025年2月時点のものです。最新の販売状況や配信状況は各社サイトにてご確認ください。

  • follow us in feedly
  • RSS

新着記事

映画『ドラマなふたり』ゼンデイヤ/ロバート・パティンソン ドラマなふたり【レビュー】

その告白は一生添い遂げるつもりでいた相手の自信を簡単にくじく威力を持っています。本作はある種の“残酷”さが込められたラブストーリー…

映画『冴えないボクと映えるキミ』アビシャン・ジーヴィント/アナスワラ・ラージャン 『冴えないボクと映えるキミ』公開直前試食会 2組4名様プレゼント

映画『冴えないボクと映えるキミ』公開直前試食会 2組4名様プレゼント

映画『左利きの少女』ニーナ・イエ/マー・シーユエン 左利きの少女【レビュー】

ツォウ・シーチン 監督は、『テイクアウト』(2004)でショーン・ベイカーと共同で監督と脚本を務めて以降、プロデューサーとしてショーン・ベイカーを支えてきた人物です…

映画『Never After Dark/ネバーアフターダーク』穂志もえか 穂志もえか【ギャラリー/出演作一覧】

1995年8月23日生まれ。千葉県出身。

映画『キングダム 魂の決戦』山﨑賢人 映画レビュー&ドラマレビュー総合アクセスランキング【2026年7月】

映画レビュー&ドラマレビュー【2026年7月】のアクセスランキングを発表!

【映画学ゼミ第10回】「メタ認知が働く映画鑑賞、そうでない映画鑑賞、何が違う?」参加者募集! 【映画学ゼミ第10回】「メタ認知が働く映画鑑賞、そうでない映画鑑賞、何が違う?」参加者募集!

メタ認知は、自分で自分をわかるために必要な認知機能です。今回は、映画鑑賞においてメタ認知の働きによって、鑑賞後の印象が変わるはずという仮説のもと、メタ認知が働く映画鑑賞とそうでない映画鑑賞で何が異なるのかを一緒に考えます。本ゼミでは、映画鑑賞に絡めて日常にも役立つ心理学を取り上げています。

映画『四十九-SEEK』映画祭受賞、浅野寛介、シェイン・コスギ監督 日本映画界に希望をもたらす制作の仕組みを実現!『四十九-SEEK』浅野寛介さん(主演・プロデューサー)&シェイン・コスギ監督インタビュー

CGに頼らず生身の肉体で魅せる“本物のアクション”で、世界17ヵ国42の映画祭でセレクション入り、12ヵ国で82の賞を受賞した『四十九-SEEK』は、独自の“劇場公開前リクープ(投資回収)”エコシステムで作られました。今回は、このシステムについてのお話を中心に、主演でプロデューサーを兼務した浅野寛介さんと、監督・編集と海外交渉を担当したシェイン・コスギさんにお話をお伺いしました。

映画『あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。』福原遥/細田佳央太 あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。【レビュー】

大ヒットした『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』の続きを描いた本作では、元の時代に戻った加納百合(福原遥)がどう過ごしているかを描いています…

映画『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』トム・ホランド スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ【レビュー】

トム・ホランドが主演を務める本シリーズは2017年からスタート、スパイダーマンとしての初登場は『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016年公開)なので、既に10年間続いていることになります…

映画『ブルーロック』高橋文哉/櫻井海音/高橋恭平/綱啓永/野村康太/K(&TEAM)/青木柚/西垣匠/富本惣昭/倉悠貴/東啓介/畑芽育/窪田正孝 ブルーロック【レビュー】

本作を観て、コミックの人気、アニメ版や2.5次元版の人気の高さにも納得…

【映画でSEL】にたどりつくまでの道

今のあなたに必要な非認知能力を伸ばす【映画でSEL】プログラムのご案内

本サイト内の広告について

本サイトにはアフィリエイト広告バナーやリンクが含まれます。

おすすめ記事

【映画学ゼミ第10回】「メタ認知が働く映画鑑賞、そうでない映画鑑賞、何が違う?」参加者募集! 【映画学ゼミ第10回】「メタ認知が働く映画鑑賞、そうでない映画鑑賞、何が違う?」参加者募集!

メタ認知は、自分で自分をわかるために必要な認知機能です。今回は、映画鑑賞においてメタ認知の働きによって、鑑賞後の印象が変わるはずという仮説のもと、メタ認知が働く映画鑑賞とそうでない映画鑑賞で何が異なるのかを一緒に考えます。本ゼミでは、映画鑑賞に絡めて日常にも役立つ心理学を取り上げています。

映画『ボヘミアン・ラプソディ』ラミ・マレック 映画好きが選んだ実在アーティストの伝記映画ランキング

今回は実在アーティストの伝記映画について、正式部員の皆さんに投票してもらいました。さまざまな有名アーティストにまつわる作品がある中で上位にランクインしたのはどの作品でしょうか?

映画『ズートピア2』 映画好きが選んだ2025アニメ映画ベスト

今回は、2025年に劇場公開されたアニメ映画について、正式部員の皆さんによる投票結果ベスト30を発表!2025年のアニメ映画ベストに輝いたのは?

学び・メンタルヘルス

  1. 【映画学ゼミ第10回】「メタ認知が働く映画鑑賞、そうでない映画鑑賞、何が違う?」参加者募集!
  2. 映画『四月の余白』一ノ瀬ワタル/上阪隼人
  3. 【映画学ゼミ第9回】「作品との心理的距離感に影響を与え得る情動知能」参加者募集!

REVIEW

  1. 映画『ドラマなふたり』ゼンデイヤ/ロバート・パティンソン
  2. 映画『左利きの少女』ニーナ・イエ/マー・シーユエン
  3. 映画『キングダム 魂の決戦』山﨑賢人
  4. 映画『あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。』福原遥/細田佳央太
  5. 映画『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』トム・ホランド

PRESENT

  1. 映画『冴えないボクと映えるキミ』アビシャン・ジーヴィント/アナスワラ・ラージャン
  2. 映画『猫たちと7000マイルの旅』ケイティ・マクヒュー
  3. 映画『トイ・ストーリー5』Tシャツ
PAGE TOP