REVIEW
“パディントン”シリーズ3作目となる本作でもドタバタ喜劇は健在です。冒頭から、パディントンのカワイイ失敗が映し出され、一気に本シリーズの世界観に引き込まれます。前作まではサリー・ホーキンスがブラウン夫人を演じていたものの、本作からエミリー・モーティマーにバトンタッチ。少々寂しい気持ちもありつつ、エミリー・モーティマーが好演していて、予想していたほどには気にならずに観られるでしょう。

そして、本作にはキーパーソンとして、アントニオ・バンデラスとオリヴィア・コールマンが演じるキャラクターが登場します。2人ともクセが強い(笑)。いかにも怪しい雰囲気をプンプン漂わせていて、いつ何が起きるのかわからないスリルを味わえます。

軽いノリで観られる一方で、一見ツッコミどころと思われる展開の裏に仕掛けがあったり、見応えを求める方にも楽しめる内容となっています。アクションのスケールも大きくなっていて、アドベンチャーの名作を彷彿とさせるシーンも見どころです。お子さんはもちろん大人も楽しめるので、ぜひホッコリを味わってください。あと、前作に出ていた“あのキャラクター”が再登場するのでエンドロールまでお見逃しなく。
デート向き映画判定

ファミリー層に人気の作品でありつつ、大人が観ても楽しめる内容で、デートでも安心して観られます。シリーズものではあるものの、本作から観ても全く問題ありません。ブラウン家の子ども達が成長し、一家の様子がガラッと変わっている点で、思春期のお子さんを持つ夫婦で観ると共感ポイントが多く、夫婦で苦労話に華が咲きそうです。
キッズ&ティーン向き映画判定

温かくて楽しい世界観なので、誰が観ても楽しめます。コミカルなシーンも豊富なので、誰かと一緒に観ると楽しい時間を共有できて、心の距離感が縮まるでしょう。友達と観ても良いし、家族で観ても良いですね。伏線を回収するおもしろさもあるので、鑑賞後に予想が的中した展開などを話すと会話が盛り上がりそうです。

『パディントン 消えた黄金郷の秘密』
2025年5月9日より全国公開
キノフィルムズ
公式サイト
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TEXT by Myson
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情報は2025年5月時点のものです。最新の販売状況や配信状況は各社サイトにてご確認ください。
