REVIEW

ミアとホワイトライオン 奇跡の1300日【レビュー】

  • follow us in feedly
  • RSS
映画『ミアとホワイトライオン 奇跡の1300日』ダニア・デ・ヴィラーズ

ライオンファーム経営のために家族とロンドンから南アフリカに引っ越してきた11歳のミア。最初は南アフリカでの⽣活に馴染めませんが、ファーム内でホワイトライオンの赤ちゃんチャーリーが⽣まれ、世話をすることで、ミアに心境の変化が訪れます。動物の世話をすることは良いことですが、それが犬や猫のようなペットではなく、人に危害を加える可能性もあるライオンなのが本作のキーポイントとなっています。ミアとチャーリーが、どんな運命を辿るのかは本編でご覧いただくとして、本作の何よりもすごい点は、CGなしで3年間という時間をかけて撮影しているということ。特にミアとホワイトライオンのチャーリーが自然に触れ合う様子には本当に驚かされます。公式サイトの情報によると、ミア役に抜擢されたダニア・デ・ヴィラーズ(本作が映画初出演)は、3年間専門家の指導の下、チャーリー役のホワイトライオン、トールと共に過ごして関係性を築き上げていったそうです。時間をかけたからこそ映し出されるリアルな映像は、きっと皆さんの心にも何か響くものがあると思います。また、単に人間と動物の触れ合いが描かれるだけでなく、南アフリカの社会問題に迫るテーマも盛り込まれており、動物愛護や倫理的観点からも考えさせられる作品となっているので、ぜひさまざまな角度から本作を観てみてください。

デート向き映画判定
映画『ミアとホワイトライオン 奇跡の1300日』メラニー・ロラン/ライアン・マック・レナン

恋愛要素はありませんが、気まずいシーンもなく、観終わった後は温かい気持ちになれる良作なので、カップルで観るのもオススメです。映画好き、動物好きのカップルなら、観賞後は撮影方法や動物トークでも盛り上がりそうです。これをきっかけに、次回は動物園デートを計画するのもアリだと思います。

キッズ&ティーン向き映画判定
映画『ミアとホワイトライオン 奇跡の1300日』ダニア・デ・ヴィラーズ

皆さんは主人公のミアと同じ目線で楽しんでください。最初はミアとライオンのチャーリーが少しずつ仲良くなっていく様子が映し出されていますが、あることをきっかけにミアとチャーリーが引き離されそうになります。その時のミアの勇気ある判断や行動はすごくたくましいですし、皆さんにもきっと勇気を与えてくれると思います。

映画『ミアとホワイトライオン 奇跡の1300日』ダニア・デ・ヴィラーズ/メラニー・ロラン/ラングリー・カークウッド/ライアン・マック・レナン

『ミアとホワイトライオン 奇跡の1300日』
2021年2月26日より全国順次公開
シネメディア
公式サイト

© 2018 Galatée Films – Outside Films – Film Afrika D – Pandora Film – Studiocanal – M6 Films

TEXT by Shamy

  • follow us in feedly
  • RSS

新着記事

映画『ビール・ストリートの恋人たち』レジーナ・キング レジーナ・キング【ギャラリー/出演作一覧】

1971年1月15日生まれ。アメリカ、カリフォルニア州ロサンゼルス出身。

映画『喝采』ジェシカ・ラング 喝采【レビュー】

ブロードウェイで活躍した伝説の俳優マリアン・セルデスをモデルとした本作の主人公は、ジェシカ・ラングが演じています…

映画『YADANG/ヤダン』カン・ハヌル YADANG/ヤダン【レビュー】

タイトルについている“ヤダン”とは、「麻薬犯罪者から情報を引き出し、検察や警察に提供して報酬を得る司法取引のブローカー」…

映画『スワイプ:マッチングの法則』リリー・ジェームズ リリー・ジェームズ【ギャラリー/出演作一覧】

1989年4月5日生まれ。イギリス出身。

映画『架空の犬と嘘をつく猫』高杉真宙/伊藤万理華/安藤裕子/向里祐香/安田顕 架空の犬と嘘をつく猫【レビュー】

家族の絆というより、家族の呪縛を描いているようでいて…

映画『おくびょう鳥が歌うほうへ』シアーシャ・ローナン おくびょう鳥が歌うほうへ【レビュー】

世界各国で翻訳され、ベストセラーとなったエイミー・リプトロットの回想録「THE OUTRUN」を原作とした本作は、ベルリン国際映画祭銀熊賞に輝いた『システム・クラッシャー』のノラ・フィングシャイトが監督を務め、若くして数々の名作に出演してきた実力派シアーシャ・ローナンが主演を務めています…

ABEMAオリジナル連続ドラマ『スキャンダルイブ』柴咲コウ/川口春奈 スキャンダルイブ【レビュー】

昨今、問題が複数取り沙汰されている、芸能界の性加害をテーマにしたドラマということもあり、再現ドラマにすら感じる生々しさがあります…

Netflixシリーズ『イクサガミ』岡田准一 映画レビュー&ドラマレビュー総合アクセスランキング【2025年12月】

映画レビュー&ドラマレビュー【2025年12月】のアクセスランキングを発表!

映画『コート・スティーリング』オースティン・バトラー コート・スティーリング【レビュー】

ダーレン・アロノフスキー監督とオースティン・バトラーがタッグを組んだ本作は…

Netflix映画『10DANCE』竹内涼真/町田啓太 10DANCE【レビュー】

井上佐藤による漫画「10DANCE」を原作とする本作は、鈴木信也(竹内涼真)と杉木信也(町田啓太)という1文字違いの名を持つ正反対の2人の天才ダンサーが主人公…

本サイト内の広告について

本サイトにはアフィリエイト広告バナーやリンクが含まれます。

おすすめ記事

映画『ウィキッド ふたりの魔女』シンシア・エリヴォ/アリアナ・グランデ トーキョー女子映画部が選ぶ 2025年ベスト10&イイ俳優MVP

2025年も毎年恒例の企画として、トーキョー女子映画部の編集部マイソンとシャミが、個人的なベスト10と、イイ俳優MVPを選んでご紹介します。

人間として生きるおもしろさを知る【映画学ゼミ第4回】参加者募集 人間として生きるおもしろさを知る【映画学ゼミ第4回】参加者募集!

ネットの普及によりオンラインで大抵のことができ、AIが人間の代役を担う社会になったからこそ、逆に人間らしさ、人間として生きる醍醐味とは何かを映画学の観点から一緒に探ってみませんか?

映画『チャップリン』チャーリー・チャップリン『キッド』の一場面 映画好きが選んだチャーリー・チャップリン人気作品ランキング

俳優および監督など作り手として、『キッド』『街の灯』『独裁者』『ライムライト』などの名作の数々を生み出したチャーリー・チャップリン(チャールズ・チャップリン)。今回は、チャーリー・チャップリン監督作(短編映画を除く)を対象に、正式部員の皆さんに投票していただきました。

学び・メンタルヘルス

  1. 人間として生きるおもしろさを知る【映画学ゼミ第4回】参加者募集
  2. 映画『殺し屋のプロット』マイケル・キートン
  3. 映画学ゼミ2025年12月募集用

REVIEW

  1. 映画『喝采』ジェシカ・ラング
  2. 映画『YADANG/ヤダン』カン・ハヌル
  3. 映画『架空の犬と嘘をつく猫』高杉真宙/伊藤万理華/安藤裕子/向里祐香/安田顕
  4. 映画『おくびょう鳥が歌うほうへ』シアーシャ・ローナン
  5. ABEMAオリジナル連続ドラマ『スキャンダルイブ』柴咲コウ/川口春奈

PRESENT

  1. 映画『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』チャージングパッド
  2. 映画『ただ、やるべきことを』チャン・ソンボム/ソ・ソッキュ
  3. 映画『ツーリストファミリー』シャシクマール/シムラン/ミドゥン・ジェイ・シャンカル/カマレーシュ・ジャガン/ヨーギ・バーブ
PAGE TOP