REVIEW

ニンジャバットマン対ヤクザリーグ【レビュー】

  • follow us in feedly
  • RSS
映画『ニンジャバットマン対ヤクザリーグ』

REVIEW

映画『ニンジャバットマン対ヤクザリーグ』

バットマン・ファミリーが戦国時代の歴史改変を食い止めた『ニンジャバットマン』の続編です。現在のゴッサム・シティに戻ったバットマン・ファミリーは、空から大量に降ってくる“ヤクザ”と対峙するものの、根本を解決すべく、バットマンとロビンは突如ゴッサム・シティの上空に表れた巨大な島に原因を突き止めるために向かいます。

映画『ニンジャバットマン対ヤクザリーグ』
映画『ニンジャバットマン対ヤクザリーグ』

…って、上記のあらすじを読んで「???」となった方が少なくないでしょう。でも、文字どおり、“ヤクザ”が空から降ってくるし、空に巨大な島が表れると同時に、日本列島が消失するんです(笑)。そして、「ヤクザってどんな繋がりで出てくるの?」と観てみないとイメージが及ばないという方もいるでしょう。本作がまずスゴいのは、このぶっ飛んだ設定が浸透した世界観を見事に成立させていることです。

映画『ニンジャバットマン対ヤクザリーグ』

ネタバレを極力避けながらいえば、極道vs.ジャスティス・リーグでもないからビックリです。まさに、タイトルにある通り“ヤクザリーグ”なんです。そのチーム構成も見もので、ヒーロー達が思わぬ設定で登場し、そのユニークな発想に圧倒されます。

映画『ニンジャバットマン対ヤクザリーグ』

ヴィランも含めて、キャラクター同士の関係性が新鮮なのはもちろん、和の独特ないでたちがすごく魅力的です。そして、やっぱりあの“姉さん”がめちゃめちゃカッコイイ!皆さんもお気に入りのキャラクターを見つけて楽しんでください。

デート向き映画判定

映画『ニンジャバットマン対ヤクザリーグ』

ユーモアとユニークな発想で作り上げられた世界観は新鮮で、DCコミックス系の映画ファンに限らず、アニメ好きや邦画好きの方もさまざまな視点で楽しめるでしょう。89分と気楽に観られる点でも、お家デートのまったりタイムに一緒に観るのも良いですね。

キッズ&ティーン向き映画判定

映画『ニンジャバットマン対ヤクザリーグ』

ヤクザものではあるので、バイオレンス描写は含まれるとしても、邦画実写の極道映画のような観ていて辛くなるような描写はなく、そもそもアニメーションなので、その点はあまり心配しなくてもOKです。温故知新といえるキャラクター達の衣装や小道具、建物など、クリエイティブの技からも良い刺激を受けられるでしょう。

映画『ニンジャバットマン対ヤクザリーグ』

『ニンジャバットマン対ヤクザリーグ』
2025年3月21日より日本国内各プラットフォームにて配信開始
ワーナー ブラザース ジャパン合同会社
公式サイト
Amazonプライムビデオで観る

DC LOGO, BATMAN and all related characters and elements © & ™ DC. © 2024 Warner Bros. Entertainment. All rights reserved.

TEXT by Myson


関連作:

『ニンジャバットマン』
REVIEW/デート向き映画判定/キッズ&ティーン向き映画判定 いろいろな“バットマン”の世界を観てみよう
Amazonプライムビデオで観る 

本ページには一部アフィリエイト広告のリンクが含まれます。
情報は2025年3月時点のものです。最新の販売状況や配信状況は各社サイトにてご確認ください。

関連記事
  • follow us in feedly
  • RSS

新着記事

映画『親友かよ』アンソニー・ブイサレート アンソニー・ブイサレート【ギャラリー/出演作一覧】

2004年9月27日生まれ。タイ、バンコク出身。

映画『逆火』北村有起哉 逆火【レビュー】

主人公の野島浩介(北村有起哉)は、感動を呼び話題となっている自伝小説の映画化作品の助監督を務めています。野島は作品に活かすため…

映画『アマチュア』来日ジャパンプレミア:レイチェル・ブロズナハン レイチェル・ブロズナハン【ギャラリー/出演作一覧】

1990年7月12日生まれ。アメリカ生まれ。

映画『顔を捨てた男』セバスチャン・スタン 顔を捨てた男【レビュー】

社会が自分を見る目と、自分自身が自分を見る目がいかにして人の心理や生き方、ひいてはウェルビーイングに影響するのかを…

映画『キャンドルスティック』阿部寛 キャンドルスティック【レビュー】

金融をテーマとした映画に、なぜ“『キャンドルスティック』というタイトルが…

映画『スーパーマン』デイビッド・コレンスウェット 映画好きが選んだDCコミックス映画ランキング

今回は正式部員の皆さんに好きなDCコミックス映画について投票していただきました。“スーパーマン”や“バットマン”など人気シリーズが多くあるなか、上位にはどんな作品がランクインしたのでしょう?

映画『夏の砂の上』オダギリジョー/髙石あかり/松たか子/満島ひかり 夏の砂の上【レビュー】

松田正隆による戯曲を映画化した本作は、演出家の玉田真也が監督、脚本を務め、オダギリジョーが…

映画『DROP/ドロップ』メーガン・フェイヒー DROP/ドロップ【レビュー】

主人公のバイオレット(メーガン・フェイヒー)は、幼い一人息子を育てるシングルマザーで、壮絶な過去を乗り越え…

映画『君がトクベツ』畑芽育 畑芽育【ギャラリー/出演作一覧】

2002年4月10日生まれ。東京都出身。

映画『この夏の星を見る』桜田ひより この夏の星を見る【レビュー】

2020年、新型コロナウィルス感染症が世界中に広まった1年目、私達の日常は大きく変わりました。本作では、その2020年に、長崎県、茨城県、東京都に住む中高生達が過ごした日々…

本サイト内の広告について

本サイトにはアフィリエイト広告バナーやリンクが含まれます。

おすすめ記事

映画『スーパーマン』デイビッド・コレンスウェット 映画好きが選んだDCコミックス映画ランキング

今回は正式部員の皆さんに好きなDCコミックス映画について投票していただきました。“スーパーマン”や“バットマン”など人気シリーズが多くあるなか、上位にはどんな作品がランクインしたのでしょう?

映画『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』トム・クルーズ 映画好きが選んだトム・クルーズ人気作品ランキング

毎度さまざまな挑戦を続け、人気を博すハリウッドの大スター、トム・クルーズ。今回は、トム・クルーズ出演作品(日本劇場未公開作品を除く)を対象に、正式部員の皆さんに投票していただきました。

映画『シークレット・アイズ』キウェテル・イジョフォー/ジュリア・ロバーツ /ニコール・キッドマン 映画好きが推すとっておきの映画を紹介【名作掘り起こし隊】Vol.5

このコーナーでは、映画業界を応援する活動として、埋もれた名作に再び光を当てるべく、正式部員の皆さんから寄せられた名作をご紹介していきます。

学び・メンタルヘルス

  1. 映画『君がトクベツ』畑芽育/大橋和也
  2. 映画でSEL:告知1回目
  3. 映画『親友かよ』アンソニー・ブイサレートピシットポン・エークポンピシット

REVIEW

  1. 映画『逆火』北村有起哉
  2. 映画『顔を捨てた男』セバスチャン・スタン
  3. 映画『キャンドルスティック』阿部寛
  4. 映画『夏の砂の上』オダギリジョー/髙石あかり/松たか子/満島ひかり
  5. 映画『DROP/ドロップ』メーガン・フェイヒー

PRESENT

  1. 特製『平成狸合戦ぽんぽこ』ふんわりキーホルダー正吉
  2. トーキョー女子映画部ロゴ
    プレゼント

PAGE TOP