REVIEW

レイジング・ファイア【レビュー】

  • follow us in feedly
  • RSS
映画『レイジング・ファイア』ドニー・イェン

大好きなアクション俳優ドニー・イェンが主演、ニコラス・ツェーが悪役ということで、これは見逃せないなと思って拝見しました。本作で、ドニー・イェンは警察官、ニコラス・ツェーは謎の組織のリーダーを演じていて、かなり激しいアクションが繰り広げられています。ドニー・イェンが演じるチョンのような警察官がいたら無敵だなと思うと同時に、ニコラス・ツェー等が演じる悪党も凄腕揃いで、良い意味で映画でしか観られないシチュエーションを楽しめます。
とにかくスピーディーで動きが細かい肉弾戦がふんだんにあり見応え抜群。格闘技にあまり詳しくはないですが、素人の私が観ても接近戦はいろいろな格闘技が組み合わさったようなバリエーションに飛んだ動きがあり、これはかなり難易度が高いアクションなのではないかと思います。
アクションシーンだけでも満足感が得られる本作ですが、正義と悪の定義がテーマとなっている点も見どころです。2人が演じるキャラクターの設定もドラマチックなので前情報をなるべく入れずに観てください。

デート向き映画判定
映画『レイジング・ファイア』ドニー・イェン/ニコラス・ツェー

アクションシーンの中にはかなり痛々しいシーンも含まれるので、相手の好みや許容範囲がわからない初デートには向いていないかもしれません。一方、お互いにアクションが好きというカップルにはオススメの1作です。カップルで観て気まずくなりそうなシーンもほぼないので、友達以上恋人未満の2人や、両方照れ屋なカップルには観やすいと思います。

キッズ&ティーン向き映画判定
映画『レイジング・ファイア』ドニー・イェン

上映時間は126分とやや長めですが、最初から終わりまでスピーディーでかなりハードなアクションが続き刺激的なので、あっという間に観終わるはず。ドニー・イェン、ニコラス・ツェーが繰り広げるアクションがすごく高度でカッコ良いので、若い皆さんがアクション映画が好きになるきっかけになれば良いなと思います。PG-12となっていて過激なシーンもあるので、小学生以下の皆さんはもう少し大きくなってから観てください。

映画『レイジング・ファイア』ドニー・イェン/ニコラス・ツェー

『レイジング・ファイア』
2021年12月24日より全国公開
PG-12
ギャガ
公式サイト

© Emperor Film Production Company Limited Tencent Pictures Culture Media Company Limited Super Bullet Pictures Limited ALL RIGHTS RESERVED

TEXT by Myson

関連記事
  • follow us in feedly
  • RSS

新着記事

映画『ペンギン・レッスン』スティーヴ・クーガン ペンギン・レッスン【レビュー】

『ペンギン・レッスン』というタイトルが醸し出す世界観、スティーヴ・クーガンやジョナサン・プライスといった名優がメインキャストに名を連ねていることからして…

映画『WIND BREAKER/ウィンドブレイカー』水上恒司/木戸大聖/八木莉可子/綱啓永/JUNON(BE:FIRST)/中沢元紀/曽田陵介/萩原護/髙橋里恩/山下幸輝/濱尾ノリタカ/上杉柊平 WIND BREAKER/ウィンドブレイカー【レビュー】

にいさとる作の同名漫画を原作とする本作は、不良グループが街を守るというユニークな設定…

映画『ナイトフラワー』北川景子 北川景子【ギャラリー/出演作一覧】

1986年8月22日生まれ。兵庫県出身。

映画『君の顔では泣けない』芳根京子/髙橋海人 映画レビュー&ドラマレビュー総合アクセスランキング【2025年11月】

映画レビュー&ドラマレビュー【2025年11月】のアクセスランキングを発表!

映画『佐藤さんと佐藤さん』岸井ゆきの/宮沢氷魚 映画に隠された恋愛哲学とヒント集80:おしどり夫婦こそ油断禁物!夫婦関係の壊れ方

どんなに仲が良く、相性の良さそうな2人でも、夫婦関係が壊れていく理由がわかる3作品を取り上げます。

映画『マルドロール/腐敗』アントニー・バジョン マルドロール/腐敗【レビュー】

国民を守るためにあるはずの組織が腐敗し機能不全となった様を描いた本作は、ベルギーで起き、1996年に発覚したマルク・デュトルー事件を基に…

映画『消滅世界』蒔田彩珠 消滅世界【レビュー】

ジェンダー、セックスのどちらにおいてもこれまでの常識を覆す価値観が浸透した世界を描いた本作は、村田沙耶香著の同名小説を原作として…

映画『ナイトフラワー』森田望智 森田望智【ギャラリー/出演作一覧】

1996年9月13日生まれ。神奈川県出身。

映画『佐藤さんと佐藤さん』岸井ゆきの/宮沢氷魚 佐藤さんと佐藤さん【レビュー】

同じ佐藤という苗字のサチ(岸井ゆきの)とタモツ(宮沢氷魚)は、セリフにも出てくるように「結婚しても離婚しても佐藤」です…

映画『楓』福士蒼汰/福原遥 『楓』カバーアーティスト、十明による“楓”生歌唱付き&サプライズゲスト登壇!特別試写会 9組18名様プレゼント

映画『楓』カバーアーティスト、十明による“楓”生歌唱付き&サプライズゲスト登壇!特別試写会 9組18名様プレゼント

本サイト内の広告について

本サイトにはアフィリエイト広告バナーやリンクが含まれます。

おすすめ記事

映画学ゼミ2025年12月募集用 人間特有の感情や認知の探求【映画学ゼミ第3回】参加者募集!

今回は、N「湧き起こる感情はあなたの性格とどう関連しているのか」、S「わかりやすい映画、わかりにくい映画に対する快・不快」をテーマに実施します。

映画『悪党に粛清を』来日舞台挨拶、マッツ・ミケルセン 映画好きが選んだマッツ・ミケルセン人気作品ランキング

“北欧の至宝”として日本でも人気を誇るマッツ・ミケルセン。今回は、マッツ・ミケルセン出演作品(ドラマを除く)を対象に、正式部員の皆さんに投票していただきました。上位にはどんな作品がランクインしたのでしょうか?

映画『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』ウェス・アンダーソン監督 映画好きが選んだウェス・アンダーソン監督人気作品ランキング

今回は、ウェス・アンダーソン監督作品を対象に、正式部員の皆さんに投票していただきました。人気作品が多くあるなか、上位にランクインしたのは?

学び・メンタルヘルス

  1. 映画学ゼミ2025年12月募集用
  2. 映画『エクスペリメント』エイドリアン・ブロディ
  3. 映画学ゼミ2025年11月募集用

REVIEW

  1. 映画『ペンギン・レッスン』スティーヴ・クーガン
  2. 映画『WIND BREAKER/ウィンドブレイカー』水上恒司/木戸大聖/八木莉可子/綱啓永/JUNON(BE:FIRST)/中沢元紀/曽田陵介/萩原護/髙橋里恩/山下幸輝/濱尾ノリタカ/上杉柊平
  3. 映画『君の顔では泣けない』芳根京子/髙橋海人
  4. 映画『マルドロール/腐敗』アントニー・バジョン
  5. 映画『消滅世界』蒔田彩珠

PRESENT

  1. 映画『楓』福士蒼汰/福原遥
  2. 映画『楓』旅からはじまるトラベルポーチ
  3. 映画『Fox Hunt フォックス・ハント』トニー・レオン
PAGE TOP